ただ緩慢に流れるのみ。
ちょうど4年が経って、振り返ってみると環境は激変した。
と、同時に自分の精神も変化を遂げて久しいのであった。
何故、まだ生きているのか。
自分が幸福になることを許せるのか。
誰かと共に居ることは安心できるのか。
何もかも失ったように思い込んでいただけなのか。
呪縛ともいえる思念の数々が痕になって、ずつと自分の未来を縛り付ける。
そりゃそうだ、人ひとり殺した後で自分の幸せなど信じようがないのだから。
去年のこと、一昨年のこと、どんどん薄れていく。
鮮烈なのは寝台に上がる辺りの記憶ぐらい。
今もまだたまにフラッシュバックともいうべき現象が起きる。
わたしは誰に許しを乞うでもなく、ただ生きるのみ。
もう縛られなくていい、囚われなくていい、制限があっても限りなく自由である。
4年か、短く感じるけど長かった。
君は許してくれるのだろうか。
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2017/04/12
語る
という映画を観たんだ!
先日のニーアショック(と言う程でもないけど)から立ち直って、「何かえぐい映画を観たいなぁ」と思い、また探し始めた。
巷で「後味悪い映画」に選ばれている中で、あまり名前を見かけなかったので、可もなく不可もなくといったところなのかな? と思い、こちらを鑑賞することに。
あらすじとしては、
バカンスを楽しもうと別荘地にやってきた、とある一家。
湖にボートを出して、片付けをして、さぁのんびり過ごそうという時に、上から下まで真っ白な服を着た奇妙な青年に「卵を分けてくれ」と言われました。
奥さんは気前よく卵を渡すけれど、二度にわたって台無しにされ、携帯電話も水没させられ、だんだんと苛々してきます。
いつの間にかもう一人、青年が入ってきて、最初は普通と思われていた青年二人は徐々に理不尽な物言いで一家を追い詰めていきます。
それこそが、青年二人の”ゲーム”だったのです・・・・・・
と、そんな感じであった。
最初は家族のほのぼのストーリーみたいな演出していたのに、タイトル出る時のBGMが予想外過ぎて笑ってしまった。
落差が激しいんだよ、クラシックじゃないのかよ!
でも、随所で感じる不愉快さや苛立ちなどは、監督に仕組まれたものだということで。
確かに所々で「何でそうするんだよ」とか「今だ、今しかないんだ!」と思わせぶりな場面や、好機と見える瞬間があるのだけど、そのことごとくが潰される。
その潰され方と、一家が味わう理不尽さ、絶望感がとてもリアルなものに思えるところが、この映画の魅力なのかなぁ。
わたしは主人公補正の掛かっていない話の方が好きみたいで、メリバじゃなくても、そういう路線であればいいみたいだ。これ観て解ったわ。
今回の映画は悪役とされる青年二人に補正が掛かっているような感じで、上手くいかないんだよなぁ、一家のやることなすこと全部覆されるんだよなぁ。
それから、間を持たせているところが多いので、テンポの悪さは否めない。
絶望して放心している状態とか、現実で考えれば急に頭を切り替えるなんて無理だけど、映画とか娯楽に於いては無駄な時間と捉えられて、観客が苛立ってしまうんだね。
実際、他の方の感想を読んでみると「苛々した」とか「この間は要らない」とか、展開は面白いけど冗長で飽きがきてしまうところが勿体ないと思われているみたい。
わたしは嫌いでも好きでもないな、リアルだなって思うだけでした。
やっぱり人にお勧めはできませんが。
そうそう、わたしが観たのはリメイク版? らしくて、オリジナルがあるらしい。
そっちは本当の夫婦が演じているとかで、演技がすごいのだとか。
でも、構図やら演出やらがほぼ同じらしいので、よく調べてからオリジナルを観るんでも良かったかなぁと思っています。
これはこれで好きだけどね、うん。
以下、一応ネタバレありの感想です。
[続きはこっちで]
2017/04/08
(主に)映画感想文
が、終わったぞ。
実は粛々と進めていて、結構なペースでやっていた。
仕事から帰ったら先ずはPS4セット、ディスク入れて可能な限り進めるという感じ。
邪魔が入らないように自室に籠っていたのも、良かったのかもしれない。
水木展に行った時に友人に力説されて、すごくやりたかったんだけど、家にはPS4が無かった。
それがどういうわけか、親父が買うと言い出して、わたしがとりあえず使うということに。
まぁ、ソフト持っているのがわたししか居なかったんだけど!
周りの評価がどうなっているのか気にはなっていたが、ネタバレがあると困るので、なるべくネットは見なかった。
ただ、ヨコオ作品が持て囃されているような印象を受けたから、そんなに良いもんだったのか(批判などでなく)と不思議に思ったものだ。
わたしはDODシリィズ好きだけど、あんまり支持される作品ではないとも思っているし。
で、今日やっとEエンドまで終わったので、感想を書きにきた。
これが真エンドらしくて、後はZまであるエンドを回収すればいいらしい。
武器とかクエストも全部終わってないから、まだまだ廃墟探索することになりそう。
総評としては、うん、良いと思います。
なんというか、一般受けするだろうなぁという感じ。
友人は「ヨコオ作品ではマイルドな方。登場人物が基本的に良い子」と言っていたが、ほんとそうだな。
主人公が今までのシリィズ通して一番良い子だったと思うぞ。2Bは外見も相まって人気キャラみたいね。
わたしから見ても、オートマタはマイルドだなぁ。
もっと酷くできたんじゃないかと感じるんだけど、これぐらいの方が一般受けは良いのでは。
話はネタバレになるのであんまり書けないけどね、もう少し毒があるかと思っていたから、ちょっと物足りない感じ。
それでも、戦闘や世界観はとても良い。戦闘は特に今までで一番やりやすかった。
DOD3の時からスイスイ動けるようになったなーと思っていたけど、爽快感はこっちのが断然、上だね!
アンドロイドだから、多少は人間にできない動きをしていても平気なのでしょう。
世界観は本当に美しかった。廃墟好きだから堪らん。
まぁ欲を言えば、人間が生活していたって痕跡を感じるのが廃墟の醍醐味だと(勝手に)思っているので、もう少し人間の居た痕跡は残っていてくれたら良かったな。
話が始まるの、人間が月に逃れてから何百年ってとこからだから、無理なんだけどさ。
広大な森林、水没した都市、静かな街、稼働し続ける工場、懐かしき砂漠などなど・・・・・・景色がどこをとっても綺麗で、それも楽しませてもらいました。
そうそう、その景色と拾えるアイテムで、前作の「NieR Replicant」が絡んでくるのは、前作をやった身としては嬉しいなぁ。
仮面とかもそうだし、アコールやレオナールなどの名前もね。レオナールはいきなりぶっこまれてフフッてなったけどね。
音楽はMONACAの岡部啓一さんがまた担当してくださったようです。
ニーアの世界には岡部さんの音楽がよく似合う・・・・・・というより、ニーアの世界を音楽的にも確立させた方なのだから、当たり前のことか。
今回の音楽制作にあたっては、前作から7年も経っているから「どんなだっけ」と思い出すところから始まったようなのですが、それでこれだけの曲を作ってくれたのだから、もう感無量。
特に前作のアレンジはどれも素敵。「この曲がまさか戦闘曲に!?」とか「悲しい筈の曲が明るい・・・・・・」など、驚きました。
と、ここまで「良いよ」としか言ってないけど、人に勧められるかといえば・・・・・・うーん、どうなんだろう。
そこそこ暗くなるような話も好きって方には良いのかな。道中で辛いことがあっても最終的にハッピーエンドを迎えられるならって方にお勧め。
わたしはあんまり暗いとか鬱とか感じないけど、他の人にはどうか解らないから。
戦闘の爽快感なら、一部のミニゲームを除けば本当に楽しいです。
綺麗な音楽を聴きながら廃墟探索するも良し。
さて、これぐらいにして、後はネタバレで感想をば・・・・・・
[続きはこっちで]
2017/04/02
ゲーム
に行ってきました。
今回も願い(というより執念)が届いて、大事な行事に参加できたのである。
それが聖剣伝説25周年のコンサート。
渋谷のBunkamuraのオーチャードホールに行って来たんだ。
初めての渋谷、P5の聖地巡礼もちょっぴり。
ハチ公前に出るための渡り廊下の様な場所から、109を見てみたよ。
これはもうアジトだな! 怪盗団の気分だな!
去年も一緒にライブに行ってくれた大阪の友人を誘って、先ずはカラオケ。
個人的には2ヶ月ぶりのカラオケ。
声が枯れるのはやっぱり10年前より早くなったけど、その技量までは失われていなかったようだ。良かった。
勝手にハモったりして、わたしは満足です。
15時半頃から、物販に並ぶ。
知らなかったんだよ、グッズが出ていることを…!
マグカップとパンフレットを買いました。
ラビのマグカップとか勿体なくて使えないよ(´;ω;`)
それから喫茶店でお互いの近況など。共通の友人の話も少々。
そこで私的報告もして、大層驚かれる。
だけどその後、皆して「安心した」と言ってくれるのだ。わたしは本当に友人に恵まれているなぁ。
19時から開演だったけど、その前にトークショーがあったね。
岡本信彦さん、初めて見たよ。よくよく聞いてみれば、めいこいの鏡花ちゃんだ。さすがに一方通行ではない(´・_ゝ・`)
今年もその御尊顔を拝むことができました、イトケンさんと菊田さん!
石井さん、田中さんもいらっしゃっていたけど、田中さんは今がんほーさんに居るのね…!
その話の中にあった、精霊世界の話がおもしろかった。
FFは物質的で、聖剣は精霊世界だから精霊が視えるってやつ。
石井さんの頭の中で、既にその世界は視えていたんだね。同じ世界を愛せたことは、本当に幸福だ。
そしてコンサート内容だが……いやいや、泣いた。
のっけの“Riging Sun”から来て、“天使の怖れ”から繋がる“Melidian Child”は壮大だったな。
戦闘曲もあったが、菊田さんの曲をオーケストラで聴けるとは思わなんだ……。
しかも、“危機”と“子午線の祀り”ときたもんだ。
“Black Soup”と“Hightension Were”が聴けたのは嬉しかったす。
“Pain the Unverse”と“最後の決戦”もかっこよくて聴き惚れた。
予想外だったのは、“愚者の舞”かな。やはり人気曲なんだね。
そして、最後は原曲に忠実な“天使の怖れ”と、イトケンさんのピアノソロ。これでもうわたしの涙腺はぶっ壊れた。
ほんとね、イトケンさんは温かい人だとおもうのよ。そんな方の優しいピアノの音色を聴いて、「この人が聖剣の曲を作ってくれて良かった」と素直に思ったんだ。
友人はコンサート前に話した結婚の報告があったから、最後のピアノソロの“Riging Sun”が、まるでわたしへ祝福を贈るかのように感じられたらしい。
そう言われると、そんな気がしてくる。
太陽は昇っていくのだ、どんな時も。
わたしは聖剣を礎と知ってから、そこそこ経っている。
友人からは「実感か理解の違い」と言われ、腑に落ちた。
わたしは世界を実感しているし、知っているんだ。
……理解できているかは定かではないが。
描き続ける世界が豊かであるように、わたしは考えることをやめずに進む。
その先で、こんなふうに原初に触れる機会がまた欲しい。
聖剣伝説に出逢えて良かった。
携わる全ての創造主達に敬意と感謝を表します。
わたしはこの先も、聖剣伝説を大事な友人として、世界を構築していくのでしょう。
2017/03/24
語る
誕生日に弟からもらったBlu-rayの中に、これがあった。
“ダークファンタジー”というところで、わたしが気に入るんじゃないかと思って買ってくれたらしいので、早速視聴。
あらすじとしては、
1944年のスペイン、山中のゲリラ狩りを行う大尉と再婚した母親にくっついて、主人公のオフェリアは大尉の山荘へやってきた。
周りは軍人ばかりの物々しい雰囲気で、身重の母親はこれ以上の旅はできない。
重苦しい日々の中、オフェリアはナナフシを見つけ、妖精の姿を教えた。その場で姿を変えたナナフシは森の奥の迷宮へとオフェリアを連れていく。
そこで出遭ったパンという存在に、「あなたは魔法の国の王女だ。いつか戻ることを信じていた。満月の夜までに試練を乗り越えなさい」と言われ、一冊の本を渡される。
かくしてオフェリアの試練は始まった……
と、こんな感じ。
音楽は所々ファンタジーなのに、雰囲気が暗い。
ダークファンタジーらしく、代償もつく。
近くで軍人とゲリラがドンパチやってるもんだから、人の死も珍しくないのです。
ファンタジーというと、楽しくてきらびやかな雰囲気の美しい世界を思い浮かべることが多いけど、こちらは現実に即している所為か、どこかどろどろして真っ暗なのが逆に良いですな。
それを代表するかの様に、妖精達の姿がなんだか気持ち悪いね!!!
虫が絵本から着想を得て象ったものだから、妖精と言われればそんな気も……
とはいえ、妖精は本来あぁいう存在なのかな。
パンも角がどう見ても悪魔の角で、それ信じていいの? って思ったけど、あんな存在が出てきて「あなたは王女だ」と言われたら、そらー信じたくなるわな。
主人公のオフェリアが空想大好きで、虫や異形を恐れないところが、真のファンタジー好きって感じがして好印象でした。
それから、給仕のメルセデスね。オフェリアの空想を否定することなく、ただ受け入れているところが良い。
対を成すように冷酷なのが、大尉。自身の怪我も厭わず、誰を殺すも容赦なく、本当に血も涙もない人に見える。軍人だから、それが当たり前なのかもしれないけど。
キャラクターの性格とか置かれた立場がハッキリしているから、物語がよく動いていたのだと思います。
音楽はファンタジー色を感じることもあるけど、基本的に暗い……かな??
わたしにとっては好きな方の曲調なので、あまり暗いとは思わなかったのですが。
本を読み始めた時の曲とか、好きだなぁ。
一般的に見れば、あまりハッピーエンドとは言われなさそうな作品なので、人に勧められるかどうかは……うーん、びみょーなとこです。
ハリポタとか指輪物語を好きな人には良いのかもしれない??
ファンタジーだけど、エグいデザインのクリーチャーも出てくるので、グロテスクが嫌な人には向かないかな。あと拷問やら痛い場面もあるし。
メリバといえば、そうかもしれない。
わたしはこういう終わり方好きです。
以下、ネタバレなので隠しておきましょう。
[続きはこっちで]
2017/03/14
(主に)映画感想文