ふらみいの、とうかの、言葉吐しと成長録
実に20数年ぶりのポケモンだったんだけど、見事にハマった。これはもう帰れない。
プレイしたのはまだピカブイのブイ、レジェンズアルセウスぐらいで、現在は盾をプレイ中。
アルセウスにドハマりしたから元となるダイパをやろうってリメイクも借りていたけど、どうにも肌に合わなくて2つめのジムで断念した。こいつぁ細かいストレスが辛いやつだ。
そんなこんなで、春くらいからずっとポケモンをやっている。
そして秋にはレジェンズの新作が出ると聞いたので、これはもう運命だと思ったね。
初代のポケモン直撃世代なので、懐かしきゲームボーイでならやったことがある。
きょうだいが赤を欲しがったので、自分は緑を買ってもらえた。そこからして不満があったことを憶えている。当時から竜贔屓だったから、ヒトカゲを選びたかったんだね。
しかし、育成系のゲームは苦手な部類だった。みんな可愛くてみんな育てたくなっちゃうから、いつまでもみんな弱いままで、ジム戦でも苦労することうけあい。メンバーの厳選というものがそもそもできない。
第2世代の金銀も買ったけど、あまりやらずに終わってしまった。以来、自分にポケモンは向いていないのだと考え、自然と離れてしまったのである。
それから20年近く経って、去年の暮れぐらいから始めたのがポケまぜ。カフェでポケモン達と楽しくパズルしながら、可愛いフードメニューを提供していくという、任天堂版ツ●ツムみたいなものだと理解した。
で、パズルゲームもあんまり得意じゃないんだけど、無料だし、デザインも可愛いから、隙間時間にやろーと思ったら、ハマった。どういうわけかハマった。
ポケモンの衣装が可愛かったり、知らないポケモンでも可愛かったり、とにかく可愛いは正義を体現したゲームだと思った。Switchでできたのもありがたい。
そこからポケモンへの興味が再燃し、今の自分ならプレイできるかもと意気込んで、友人からポケモンのソフトを借りた。
先ずはずっとやってみたかった、レッツゴーイーブイ。ピカとブイだと友人はブイが好きだというので、そっちを借りた。
もう懐かしさ爆発。初代は一応、殿堂入りするまでやっていたから、こんなんだっけな~と思いながら進めていた。
本当はミュウが欲しかったんだけど、あれは限定だというので諦めるしかなかった。ミュウツーは捕まえられるっていうから、それだけでも達成しようと頑張った。
図鑑を埋めるほどの熱意は出せなかったが、結構捕まえたし、結構育てた。スタメンを決めて、属性を理解して、使っても無くならないわざマシンに感謝した。
ただ、イーブイの声がアニメ準拠だったのかな? 昔から変わっていると聞いたから、まぁ知らないイーブイではあるんだが。
そのイーブイの声がどーーーーしても声優さんそのままにしか聞こえなくて、途中からイーブイをどう捉えていいのか解らなくなってしまった。イーブイはポケモンから離れても好きだったのに・・・・・・。
代わりにというか、ピカチュウにめちゃくちゃ惚れ込んだ。人生でこんなにピカチュウを可愛いと思ったことはない。
ライチュウも可愛い。かみなりの時に尻尾を立てるのがめっちゃくちゃ可愛い。
子どもに見せているポケモンキッズTVでピカチュウに傾きかけてはいたが、ゲームで更に傾いた。そらもう面白いくらい傾いた。
クリア後のやり込み要素までは手がつけられなかった。
なにしろ、この後の控えがいっぱいある。Switchで出たポケモンは一通りあるし、自分で検索して見つけた救助隊DXやりたいし、友人から勧められたゼル伝のちえかりも中古でお迎えした。
ブイは60時間くらい掛かってクリアして、ミュウツーを捕まえて終わりになった。
まぁピカ版を自分で買ったので、いくらでもできるんです。推しを持ち運べる喜び。
そして次に始めたのがレジェンズのアルセウス。
これがもうすんごいハマり方をした。今でも帰りたい。ヒスイ地方に帰りたい。
最初はブイ版の癖が抜けなくて、あぁ~カントー良かったなぁ~なんてホームシックさながらにぶつくさ言っていたのだが、調査隊のランクが上がり、ポケモンを捕まえ、或いは戦い、衣装が増えて、行ける場所も増えてきた頃には、わくわく度が限界突破していた。
ただ、主人公は喋らない系の子なので、現世に帰りたいんじゃないかとか、本当はこの仕事嫌なんじゃないかとかこっちが心配しても、荒事に巻き込まれるし解決していく。
僕が選んだのはショウの方だったから、女の子だてらに崖を斜め登りする様を見て、現代で何をやっていたんだ? と不思議な気持ちに。いや、テルでも同じようには思ったか。
総隊服、すっごく可愛いよ~。オシャレの幅は現代と違って狭いけど、着物の柄とか半股引とか、その時代らしくていいよね。
とにかくフィールド探索がえらく楽しい。どこまでも行ける~って解放感が、グラを越えて僕の脳裡に強烈なゲーム体験を与えてくれた。
その直前にやっていた二大困ったなゲームでかなり辟易していたので、ゲームとはこういうものだ、探索とはこういうものだってド正論を喰らったようで、爽快だったのだ。
それに、ポケモンと戦わずに捕まえられるというのも、僕みたいな下手くそにはありがたい。戦って弱らせて捕まえるってのは理に適っているんだけど、ついついやりすぎちゃうこともあったので・・・・・・腕が無いトレーナーにとっては、戦わない選択肢は良いものだ。
それに、ストーリーも良かったんだよ。途中で「え? どういうこと? は???」ってなったけど、土下座されたら許さないわけにはいかねぇ!!
黒幕の髪型にも笑わせてもらったし、ギラティナすっげぇかっこよかった。一度負けてからの復活、痺れるね。
キャラにも愛着が湧いて、今もそれは燻っている。セキさん、カイちゃんすっごい好き・・・・・・ラベン博士とテルとの家族みたいな感覚、あったけぇ・・・・・・。
そうそうそう、ポケモンといえば戦闘BGMがかっこいいのだよね。
ダイパのBGMのアレンジって話だったけど、どの曲もかっこよかった。久々に熱くなった。
一番好きなのはトレーナー戦かな。最初のイントロの後、急に空気が変わった感じがして、鳥肌立つんだな、堪らんな。
ギラティナ戦のBGMもかっこよかったな、ギラティナの強さを表したかのような・・・・・・いや、強かったな、ギラティナ。運よく黒幕からギラティナまで通しで勝てたけど、もう一回やったら何度か挑むことになりそう。
最終的なスタメンはヒスイバクフーン、ルカリオ、ハピナス、シャワーズ、ガブリアス、ライチュウ。ハピナスはミミロップとかヒスイドレディアの時もあったけど、体力値が魅力的だったので・・・・・・シャワーズも同じく。
ルカリオは入れざるを得なかった、かっこよすぎ。力業の時のカットイン、心が震える。
ガブリアスは今作で初めて会ったんだけど、デザインいいな~。かっこいいなぁ。
言葉では表現できないほどの何かに絡めとられ、未だに心がヒスイ地方から帰ってきていない。自分でも解っている。
それまでやっていたゲームとの落差が激しいにしても、随分と凄い勢いで倒れ込んだよな。
他にもやりたいゲームはあるし、楽しみにしているゲームもあるけど、今はアルセウスが頭から離れない。ポケモンと常に一緒に生きていたい。
書きたいこと、歌いたいもの、やりたいゲームに満ち溢れているだけで、僕の幸福は約束されたものになる。良いことだ。
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