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ふらみいの、とうかの、言葉吐しと成長録
が、無事にクリアできたのでした。

始めたのはいつだったろうか。
ゼノギアスがクリアできねーでも他のもやりてーってなっていた時に、安売りしていたPS2版を買ったんだっけ。
後にアーカイブス版の方が安かろう楽かろうということが解るけど、その時はPS2版が一番安いと思ったのだ。vita無かったし。

P4の話はちょいちょい聞いていて、「仲間が仲良しすぎる」とか「3からの落差が凄い」とか「音楽も何もとにかく明るい」とか、良いと言っているのか悪いと言っているのか解らない評価だった。
周りでそもペルソナやっている人が少ないから、評価が偏ってしまうのは仕方ないのか。

P3は楽しんだし、P5もがっつり遊んだから、P4もそれなりに楽しめると思って始めた。
いやー楽しかったな。P5で一気に進化したと感じていたから、P4をプレイしていると懐かしさが半端ないな。
P3が出てちょっとしてから出たのがP4だっけ。システムに天気が追加された以外、そんなに変わったように見受けられなかったな。

でも、音楽は確かに明るかったな。平和な田舎に似つかわしくない明るさとおしゃれな感じ!
主人公が都会からワケありで来た子だから、主人公に合わせるとあぁいう曲になるのかもしれない。

そして仲間と超仲良し。今回はちゃんと”魔術師”が”魔術師”していて親友しているってのは本当だった!!wwww
前回が前回だからな・・・・・・あれはキタローの周りに問題があるだけかな・・・・・・。
今回の主人公は通称”番長”と聞いています。公式で”鋼のシスコン番長”て呼ばれているとかいないとか。
名前は変えていつもプレイしているので、うちのは「鳳 勇迩(おおとり ゆうじ)」。
「勇気の近くにありて、鳥の様に羽搏け」という意味を込めました。大仰なぐらいが良いんです。

番長の周りは本当に良い子ばっかりだなー。田舎は田舎だけど、だからこその人柄ってのも実はあるんじゃないだろうか。
みんなで楽しくわいわいやれて、且つ戦闘でも頼りになって、ぶつかっても逃げずに立ち向かっていく・・・・・・良い関係を作れていたなと思うのだ。
コミュの人たちも、全員はMAXにできなかったけど、部活の連中とか小西先輩の弟とか良いよね、芯がまっすぐで、関わっていく中での変化がとても嬉しかったわ。

恋人にしたのは千枝ちゃん。
本当は”太陽”コミュを選ぼうとしていたんだけど、途中から千枝にしてしまった・・・・・・。
後にもっと好みな女の子が出てきたんだけど、それはネタバレになるので、ここでは言えません。

わたしは総プレイ時間にして85時間とか、そんなもんでした。
もっと他にできることあったと思うんだけど、いつもより少なかったな。3は90時間越えていたし、5に至ってはちんたらしすぎて150時間やっていた。
そのぶん、取りこぼしがあったのだろうな・・・・・・あれ、このキャラの居た意味は? って不思議な点もあるし、消化できていないとこもある。

またプレイしたいけど、PS2のメモカにもう容量が無くてな・・・・・・困った・・・・・・。
何か要らないデータ消して、またできるようにするか?
それとも、ゴールデンとかいうやつ買って、また楽しむか?

何はともあれ、旅が終わって、この子達とも一旦お別れなので、しんみりしています。
以下、ネタバレありの感想をば。









言うほど明るいかなぁ? というのが、全体に対する印象だったな。
確かに3の様な暗さは無いけど、結構エグイこと起きていたと思うから、明るいとは思えなかった。
仲間も仲良しは仲良しだけど、あれだけの危機を乗り越えたんだから自然じゃないかなぁ?
寧ろ危機を乗り越えたのにいがみあう方が、仲間っぽくなくて驚いたぞ・・・・・・ねぇ、テレッテ!
・・・・・・いや、事情があるのは解っているんだけど、どうしてもね・・・・・・コミュの子達の方がキタローのこと心配していたし、好きだったよねって思うのさ・・・・・・。

自分の心と向き合い、シャドウはペルソナになり、仲間も増えて、自分達の住む町を人知れず守り抜く。
小さな町の片隅で起きたことだけど、だからこそ団結力は固いし、一生懸命だった。実感の湧き方だって違うでしょうよ、世界の命運というより、あの町の命運を握っての決戦だったのだから。
あの子達の中で確実に存在したことで、これから誰に語り継げることでもないけど、絶対に忘れないこと。悲しかったり、怖かったりしたけど、精一杯生きてきた軌跡は、一緒に誇るべきだと思うよ。

わたしは仲間もの大好きなので、あれぐらい仲良くても微笑ましく見ていられる。
それに、みんな良い子ってのが大きいな。千枝も、雪子も、完二も、直斗も、りせも、クマも、陽介も。
特に陽介とのコミュイベントは胸を熱くさせましたなぁ。何だよ、「抱きしめる」って。どういうことだ。いや、いいんだけどさ!!
クマの台詞も直球が多いだけに、目頭を熱くすることがしばしばありました。大事なことが何なのか解っているんだと思うんだ、そういう子は友達でいてくれるとこっちも曲がらなくて済むんだよ。
みんなでわいわいやっている時のバカ会話なんて、楽しませてもらったよ。

コミュの人間も良かったなー。一条と長瀬がほんと好きでなー。
小西弟も好きよ、あんなふうに立ち直れるのはやっぱり彼の中に強さがあってこそ。これからきっと大丈夫だ。
堂島親子は癒しだったね、堂島さんすげー良い人。そして菜々子は大天使。理想のロリに胸の高鳴りが止まらなかった。
だからこそ、終盤で間違った選択をした時に、菜々子が死んでしまったのはすごいショックだったな。人死には今まであったけど、まさか主人公の身内がかよ!? ってな。
助けられて良かったよ、菜々子ちゃんの「お兄ちゃんとケッコンする!」は伝説の台詞だ。

物語については、あーだこーだ言うつもりはない。良くも悪くもリアルだなって感じたかな。
モロキン死んだのに印象が薄そうなとことか。もうちょっと驚いてもいいのでは、なんて感じたけれど、実際にわたしがあの立場だったら「へぇ、そうなんだ」ぐらいで済ますかもしれん。
小西先輩が死んだのとか、陽介は本当に辛かったろうに。んでもって、その弟の情動がリアルだったな。きっと突然に途切れてしまったら、どうしていいか解らんし、何を感じているかも理解できないよ。

アメノサギリはあくまでも人間が望んだことを遂行しようとしただけで、悪意とか無いんだよなぁ。そも神々なんだったら、悪意とか善意とかで事を運ぶ気はなさそう。
ガソリンスタンドのおにーちゃんが実はイザナギ? とかって聞いたんだけど、あそこは土地柄上、何かあるのか。怪異どころか神域にでも跨っているのか、八十稲羽。

足立は最初からあんまり好きなキャラじゃなかったな。ヘラヘラして、こっちのこと気に掛けているようで、肝心な時に駄目だったからね。
おかしいと思ったのは、菜々子ちゃんが危篤の辺りから。こいつ、見当ついているのかいないのか解らない感じで、ナメてんのかよって苛々してたんだよな。
したら、まさかの生田目でなく足立が犯人。愉快犯みたいと言われていたけど、程度の浅い絶望に呑まれて、力に振り回されただけよ。
戦う前に雪子が言っていた「生きるのはイヤ、死ぬのも面倒なんて、我儘だ」ってのは合っている。
足立の絶望は事実としてあったんだろうけど、真実ではなかったんじゃないかのぅ。

みんなで勝ち取った平和は、ずっと続くものじゃない。
あっちの空間はまだあるって言っていたし、何か事件が起きる可能性もある。
そうしたら、また特捜部が出動するのか。楽しみ。

シリーズの中では結構な人気を誇ると聞いたけど、そうだろうなぁ。
またプレイしたいと思います。
良い町だったね、八十稲羽。勇迩と仲間たちに乾杯。楽しい旅をありがとう。またね。


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