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ムカデ人間


こんばんは、藤香です。夕飯の支度前に観てきたので、ちょろっと感想を書きます。

当然、ネタバレしておりますので、これから観るよーって方は、ここでサヨナラ!!


でもですね、この映画はやばい。「saw」並みに人に勧められない。
パッケージの絵からして、邦題の酷さからして、ギャグなのかホラーなのかと訝りつつも、たぶんグロ系(人体改造系の)と思ってはいたから、或る程度の覚悟はできていたものの・・・・・・

精神的にも肉体的にもエグい部分は、場面としていっぱいあるので、視聴される際には充分、ご注意ください。






先ずね、「その発想はいらなかった」。2525的に言うとこんな感じですか。

シャム双生児の分離手術などで高名な医師として名を馳せたという天才外科医・ヨーゼフ先生が、「創造したいんDA☆」といって考えたのが、このムカデ人間なるもの。
今回は3人の人間をくっつけていました。先頭は日本人男性、そのお尻にアメリカ人女性、そのまたお尻にアメリカ人女性。顔の下半分がくっついています。

先生によれば、先頭の人が摂取した栄養分がそのまま3人目まで行き渡るんですって。それでひとつの生命体。
でも、それって排泄物を食うってこと? スカトロプレイと何が違う?
まったくもって、このムカデ人間を作るメリットが見当たらないよ、ヨーゼフ先生!

でも、こういうイッてしまった人にとっては、メリットだ何だって関係ないよね。
そこに可能性があるなら、やる。やるか、やらないか。それだけなんだよね。
自分の欲求に忠実だから、他者の持つ感覚とかハナっから知らんぷりだからね。
天才の考えることって解らん。
サイコパスとかシリアル・キラーとかもっともらしい単語も浮かぶけど、藤香さんからしてみたら、ヨーゼフ先生は「完全にイッちゃった人」でした。


話はムカデ人間を作り、手懐けようとしているうちに、警察が来て結局ヨーゼフ先生が死ぬというオチ。
ムカデ人間は1人目は自決、3人目は病気で死んで、間の女の子1人だけが生き残って、彼女の咽び泣く声(1人目の尻に口がくっついているので話せない)を聴きながらエンドロールです。

このアメリカ人女性2人はただ旅行に来ただけなのに、不慣れな土地で、見知らぬ人から渡された物飲んで、次に目を覚ましたら研究材料っていう最悪の事態に遭遇してしまうのです。
だから終始、泣きっぱなし。ムカデにされてからも手を繋いでお互いを励ますも、3人目にされた女の子が死んだ時の2人目の絶望といったらありませんよ。観ていて居た堪れない。

んで、先頭にされた日本人男性が関西弁の人で、喋っている言葉が解るだけに、何だか痛ましいやら勇ましいやらで、更に観ている人に妙な感情を起こさせます。
しかも、ヨーゼフ先生はドイツ語と英語を話せるようなのですが、この日本人男性はどっちも理解できなくて、意思の疎通が取れないという。そこはちょっと笑ってしまった。
でも、自決はしなくても良かったんじゃないのかな・・・・・・。2人の女の子を励ましながら先生から逃げていた時はかっこよかったのに。

ところで、このヨーゼフ先生はものすごい激情家で、それがきっと弱点だったのではないかと思うのです。
潔癖だし、ちょっとツッコミ入れられるとすぐに怒るし(その怒り方もハンパない)、激昂したと思ったら笑い出すし、ムカデ人間を見て「美しい」と言って感涙に咽ぶし。
人間嫌いなんだーと言っておりましたが、そんなあなたを周りの人間も嫌っていたと思いますよ!
才能のある人はちょっと道を踏み外すだけで、偉人か奇人になるのね。コワイ!

だけど、このヨーゼフ先生の演技をされている方が、空気も何もバッチリ合っていて、引き込まれました。
高笑いと激昂するところが激しくていいね。びっくりしたよ、藤香さんは。

せっかくDVDで観たのだから、撮影風景とかインタビューとかあると思ったのに、無かった。
これの撮影とか、見てみたいのぅ。どんな感じなんだろうのぅ。


洋画は字幕と音声とで観る癖がついたので、最近はずっと元の方で観ていますが、日本語吹き替えだと若本さんらしいですね。そっちで観ても良かったな。
とはいえ、短期間でもう1回観直そうという気にもなれん・・・・・・。「パーフェクト・ブルー」観た時並みに疲れました。

うーん、世の中にはすごい突飛な発想で物を作る人が居るものだなぁ。


でも、実際に可能なのかな、こんなこと。
栄養分はどうしたって口から摂取した1人目にしか行き渡らない気がするのだけど。
2人目以降は排泄物しか食べられないし、それだって栄養が詰まっているわけじゃないし。
先ず仮定が破綻していたようにも思うんだけど、どうなのだろう。



作業用BGM  なし


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2013/10/22 (主に)映画感想文 Comment(0)

サイレン 〜FORBIDDEN SIREN〜


こんにちは、藤香です。今日は結構早い時間から書いています。

昨日から観ていて、途中でぶつ切りになってしまった、映画版「サイレン」。
今日は一気に観られたので、忘れないうちに感想を書いておこうと思います。

当然、ネタバレありきなので、これから観るよーって御方は、ここでバックです! サヨナラ!!








wikiを見てみると、「SIREN2」を基にした~てなことが書いてありますね。
藤香さんはなんだかんだでサイレンはプレイしたことが無くて、外国人が主役のやつ(1のオマージュ?)のプレイ動画しか見たことないのですよ。
面白そうだなと思いはするのだけど、たぶん自分にはプレイできないだろうなーっていう・・・・・・。

んで、映画版「サイレン」は、なんというか、えー・・・・・・「かまいたちの夜2」の妄想篇、「忌火起草」のラストを彷彿とさせる終わりで、ちょっとガッカリしたような、「まぁでもこんなもんなのかな」と納得せざるを得ないような・・・・・・。
本当にびみょーなのですよ、評価する点が。つまらなかったわけでもないし、かと言ってすごく面白かったわけでもなく・・・・・・。

主人公の女の子が弟に対して過保護なまでに世話をするのは、母親が居ないから責任感強いんだろうってだけだと思っていたけど、まさか既に弟が亡くなっていて、病んでいたのが彼女自身だったとは・・・・・・。
弟くんが実は居ない存在でしたーっていうのは、びっくりしました。えぇ。だから一言も喋らなかったのね。

だけど、消化しきれない点がいっぱいあるんだよなー。

島民はみんな居なくなってしまっていて、屍人化していたように見えたのは、サイレンが聴こえている主人公にだけってことだとしても、じゃあ何でそんな物騒な島に、あの先生(ココリコ田中)は居たのですか。
父親も、あんな島で療養させようって、既に弟の幻覚見ているんだぞ、娘は。何するか解ったもんじゃないんだから、病院に入院させるとか、もっと直接的な方法あったでしょ。何を呑気に島に来てんの。

島の人達が消えたってことを父親は知っていたし、雑誌の取材も兼ねていたのかもしれないけど、それにしたって無用心というか、考えが足りなかったのでは?
娘に本当に良い環境であるかどうか、すぐに察せないものか?
娘と仕事とどっちが大切なのかって話になるけど、だからこその島生活だったのかねぇ。解らん。

島の人達の奇怪な儀式、首輪だけ残して居なくなった犬(オスメント)、父親の不可解な言動、屍人に追われる、これら全てが主人公の幻覚って、結構無理のある設定ではないか・・・・・・?
あの外国人いっぱいの場所も、「どうして誰も居ないの?」て2回目に来た時に言っていたから、あれは現実が見えていたってことか。

現実と幻覚との境目が非常に解りづらくて、一口に「主人公の幻覚ね!」とは片付けられないことが幾つかあるのが、何とも残念。
例えば、茂みの中から主人公を狙っているような、屍人の視点とか。あれは結局何だったのだ。

あと、あの赤い衣の女! 主人公の本来の姿?とか深読みしてしまったのだけど、全然違うようだ。
人魚伝説がどうのって話だったから、あれは島に呪いをかけたという人魚なのかもしれませんが。
というか、そうでなければあの人の居る意味が解らない。
だけど、あの女の存在を、島に住んでいるのであろう医者が知らないってのも、おかしい。

それから、サイレンは精神に異常をきたした人にしか聴こえないってことで、聴こえる回数によって、来す異常も違うようで。
4回目のサイレンで皆殺し、とは、またトンだなぁなんて思ったけれど、これってこの島特有の異常事態ってことでいいのかな?
サイレンが聴こえる者を隔離しないと殺される云々っていうことなら、あの島自体を閉鎖してしまえばいいのではないのか?

なーんか、どうにもあの島を野放しにしすぎている気がする。
危険であると解っているのなら、対策を打ってもいいのではないのか?
あの医者にだって解っていることだったんじゃないのか?
あの赤い女とて、島にもう誰も来て欲しくないのではないか?
或いはゲームをやれば世界観を踏襲できて、もう少しこの映画を読み解くことが出来るのか?

「全て幻覚でしたー」と言ったら何でも有りになってしまうから、主人公が病んでいた設定を活かしたまま、あの島の呪いを解き明かしていって欲しかったなぁ。
サイレンについても、島についても、何も解らないまま終わってしまったから、こっちは不完全燃焼ですよ。
「DOG」とか「LIVE」を鏡に映すと云々のくだりとか、だから何?って感じだよ。それもゲームでは重要なファクターだったのでしょうか。


雰囲気が怖そうだっただけに、何だか残念だなーという感じが否めません。
ゲームのあの題材を活かして、精神異常の狭い世界観で終わらせちゃうのは勿体無いよー(;ω;)



もっかいプレイ動画観てこよー。




作業用BGM
 奉神御詠歌 / SIREN

2013/10/21 (主に)映画感想文 Comment(0)

コンセント(映画)


こんばんは、藤香です。今日の夕飯は、ぶりの照り焼き。白いご飯が進みますな。

Twitterにて、botさんやなりきりさんとお話するのが楽しくて、最近ずっと話しちゃいます。
鬱陶しかったら、ほんとすんまっせーん!!
今は休職中故、そういった他愛ないことでも嬉しく、また楽しく感じるのです。

とはいえ、そろそろ3ヶ月経つしな・・・・・・。これからどうするか。
もうちょっと考えないといけないのだけど、どうも今は考えることを放棄しがち。
身体に異常が出ることを抜きにしたら、以前は職場に戻ろうと思っていたのに、今は・・・・・・むぅ。


それよか、やっとこ「コンセント」の映画を観ました。今日はその感想を書くですよ。

田口ランディさんは、中3の時に「モザイク」を読んで一気にハマりました。
その時はちょうど仲良しだった幼馴染みの1人と喧嘩をして、相手に絶縁されてしまったのですよね。
しかも、5月にそんなことがあって、年末まで引き摺っていたという。同じクラスだったしな!!

彼女を避けていたら、自分が居た筈の場所に、自分の嫌いな人間が溶け込んでいくのを見てしまって、すごく生々しい殺劫を感じました。
実行する度胸も無いし、それ以上、幼馴染みに嫌われたくなかったし、殺した奴のなんやかやを背負いたくない怖いという諸々により、思うだけに留まりましたが。
しかし、この時ほど、自分の中で激情が渦巻いたことは無く、すごい経験を積んだなーと今でも思い出します。

そんなきっつい時に、心理学、シャーマニズムときたら、もうドのつく勢いでハマってしまった。
高校生になってからもずっと読み耽っていて、仲良しになった保健室の先生に「独学で心理学は勉強しない方がいい」と釘をさされた程。

心理学によって、心の作用云々が解き明かされ、或る程度のカテゴライズができる。
そのことが、自分のよく解らない心を明るくほぐせた気がして、心理学さえあれば自分のことは何とかできるかもしれないと過信しておりました。
田口ランディさんの書く文章ひとつひとつに魅せられ、勇気付けられたものです。

一番気に入っているのは、「モザイク」にあった言葉かな?
「妄想は自己救済の要だ」というやつ。あれ、「コンセント」だったかな。
正にその通り!と思って、自分の望みうる全てを自分の内側に求めることに没頭しました。
結果的に、今の変人具合に落ち着いたというか。これでも自己解体は重ねてきたつもりだけど。
そうでもしないと、自分のよく解らないものを抱えたまま生きていかなくちゃいけなくて、それがとても辛かった。暗いトンネルの中を延々と彷徨っているような感じですかね。


さて、自分語りはそのへんにして、と。
「コンセント」は確か中3の終わりぐらいに買って、一気に読んだ記憶があります。
「モザイク」ほどは好きになれなかったな。主人公のユキに否定的だったように思います。

映画になっていたことは知っていたのだけど、観ようとは思っていませんでした。
一度観てしまったら、次に内容を思い出す時に自分の想像ではなく、映画の場面を思い出すようになってしまうんじゃないかと思って。
同様の理由で、音楽だってPVは滅多に見ない人なので、長いこと映画の存在は無視してきました。

今は「観てもいいかな」と思える程、田口ランディさんから離れているので、落ち着いて観られました。


以下、感想を思いつくままに書きます。ネタバレ有りなので、これから観る人はここでサヨナラですー。








えーと、先ずADIEMUSの音楽が使われていることにびっくりしました。そんなに綺麗な話だと思っていなかったし。
だけど、観ていくうちに映画の雰囲気に合っているような気がしてくるから、不思議。映画っていうか、ユキに合ってきていたのかな?

役者さん達みんなハマり役の方ばかりでしたね。ちょっと棒な人が多かったように思いますが。
こう言ってはなんですが、飛びぬけて美人・イケメンな人が居なくて、それがかえってリアルであり、田口ランディさんの世界観に近かったように思います。

個人的に好きなキャラは律子なのですが、きれいな人でした。もっとガツガツくるかと思ったけど、そこまでじゃなかった。
「これも修行よ」が聞きたかったけど、無かったな。残念。

山岸も結構好きなキャラですが、うーん、想像と違ったな。もうちょい細身な人だと思っていた。
でも、原作よりも忠実な関西弁は良かったです。原作では途中まで怪しい関西弁だけど、終わりではもう標準語って感じだったからね!

国貞先生、思っていたよりもきもちわるかった!(褒めています)
うんうん、いいよいいよー思った通りのマザコンだったよー。演じていた方の入り込み方がすごく良かったのでしょうね。
夢の中で壁に釘を打っているところはシュールでちょっと笑えたけど。映像にすると、あんなにおかしかったのか・・・・・・。

で、ユキですが・・・・・・最初はちょっと棒なところが気になったのですが、ものすごく体当たりな演技をされていたので、だんだんと「あ、ユキだ」と思えるようになってきました。
映画最初と終わりで、雰囲気が本当に違うのね。すっごい美人というわけでもなく、すっごく可愛いというわけでもないのに、人を惹きつける何かを持っているようなところが、ユキにそっくり。
どんな感じで役作りを行ったのだろう? 気になります。


原作との変更点はちょいちょいありましたね。
惜しむらくは、中国訛りの男と公園の公衆便所で交わるとこがまるまるカットされていたことですか。
あの時の空の模様とか、「この靴が臭い」とかの、今後にまったく関わるのかそうでないのか解らないやりとりや描写、好きだったのになぁ。

でも、原作になるべく忠実に作ってあったんですね。
妙な表現の仕方がギャグを思わせるとこも多々あったので、アニメ向きの作品だったのかなぁなんて思いました。
ホラー映画の「回路」を観た時の残念な感じとちょっと似ているな、そこらへん。
兄の幽体とか、事故った人達の幽体とか、もっと表すことは出来たんじゃないのか。B級らしさがすごく出ていて、もう少し上手くやってほしいなーなんて思ってしまいました。

田口ランディさんの話って、広がるんだけど「え、そういう終わりなの?」てことが多いのですよね。
「モザイク」は綺麗に終わったように思っていましたけど、「アンテナ」とか、未だに何でああいう終わり方になったのかが解らない。
「コンセント」も結末の内容が理解できなかったけど、ユキが覚醒するっていうことでいいのか?
言葉にすると、どうしても陳腐に響きますね。シャーマンとして覚醒した~ていう話なら、もっと違うもっていき方があったと思うんだけど。

しかも、最後の最後まで、律子は「それはプラグ。コンセントは差し込む穴よ」てツッコミ入れなかったよね。
ユキが映画の中でプラグ持った兄を見て「何でコンセントなの?」て問いかけるけど、それプラグだよね。
それで良かったのか、コンセント。

ユキはプラグからコンセントに進化→ホストコンピュータになったっていう感じで、だからいろんなことが解るようになったわけで。
解るようになったっていうのは、世界と繋がったからで。振動に重なって全て解るようになったってわけで。
世界はフィルターなんだって言って欲しかったな。「解った、解った、やっと解ったの」て山岸に電話するとこもカットだもんなー。

これでは映画だけ観た人にはよく解らなかったのでは、と思います。
ユキに起きた変化、彼女が何者になったのかの描写がちょっと薄いような??
じゃあ他にどんな表現のしようがあったのかというと、二次元での表現だったらいくらでも可能だった気がしますが・・・・・・どうでしょうね。
三次元では三次元なりの表現の方法があるのだろうけど、それと「コンセント」と合わなかっただけなのかな?

何だか惜しい映画だったように思います。ADIEMUSの音楽はすごく良かったけど!


「7days in BALI」とか映画にしたら、面白そうなのになぁ。何で「コンセント」にしたのだろう。





さて、次は「サイレン」観てみようかな。




作業用BGM
 Ein Wiener Walzer / ADIEMUS


2013/10/18 (主に)映画感想文 Comment(0)

バタフライエフェクト


こんばんは、ちょっとサボっていた藤香です。
土日は地元のお祭りに行っていて、その後はお仕事と疲れとで自分ではなくなっていました。
その話もまとめてみたかったけど、今日は観た映画の印象が強いので、こっちの方で。

「バタフライエフェクト」をやっと観ることが出来ました。
何度も蔦谷に借りに行ったのに、いつも借りられていて、ぜんっぜん観られなかった・・・・・・。
先週やっと置いてあるとこを確保できたので、急いで借りて今日観るという。

感想をだらっと書きますので、これから観る予定の方はここでバック推奨。
この映画は事前の情報を何も無しで観た方がすっげぇ楽しめますぜ!





内容としては、「タイムトラベルが出来る青年が、自分と周りの人間を救う為にアレコレ改竄するけど、どうにも上手くいかない」という感じか。
映画の題名にもなっている「バタフライ効果」については、以下でwikiを引用させていただく。

バタフライ効果(バタフライこうか、butterfly effect)とは、カオス力学において、通常なら無視できると思われるような極めて小さな差が、やがては無視できない大きな差となる現象のことを指す。カオス理論を端的に表現した思考実験のひとつ、あるいは比喩である。

・・・・・・ということらしいです。
日本で蝶の起こした風が、やがては地球の裏側で台風になるとか、解りやすい例としては、こういうことらしいです。成程、解らん。
サイ・ミッシングとはちょっと違うのかな。あれは確率の話か。

あんまり小難しい話をしていると、藤香さんもよく解らなくなってくるので、そこは置いて。

概要とか、映画の構成上のことは詳しくは書けません。
でも、伏線の回収や話の筋書きは本当に巧いというか、飽きさせない。観ていて続きが気になるから、一気に観られますよ。

それよりも、感想です。キャラに感情移入しすぎて、やっぱりほろっと泣いた。

この主人公のみんなを助けてハッピーエンドにしたいって願望、すごくすごく解ることなんだけど、そんなに上手くいかないんだよねぇ・・・・・・。
だからこそ、「次はこうすれば!」て何度も過去に還る彼を見ていて、胸が痛んでくる。居た堪れない気持ちになる。
そうまでして助けたかったのは、大好きな女性なんだけど、この娘が失われた時の彼の姿といったら、もう、ね。
誰かが助かると、誰かが助からない。誰かが助かると、自分が助からない。

一番キツかったのは、主人公がダイナマイトで両腕を失って、でも友人らはしっかりやっていっているところかなぁ。
レニーとケイリーが付き合っていたんじゃ、そりゃ自殺したくもなるわ。それを止めてくれるトミーに涙。
というか、この辺の流れは「も、もうやめて・・・」と思いながら、観ておりました。
大好きな母親まで失いそうになって、そうまでして何を掴みたかったんだ、エヴァン、思い出して。

観ている最中では、主人公の友達である3人に良い感情はもてなかったのだけど、物語を追っていくうちに、本当はみんな良い子なんだってことが解ってきて、それもまた辛くなりました。
特にトミーね。すっげぇ悪い奴だと思っていたのに、本当は少し歪んでしまっただけで、キッカケが無ければすっげぇ良い奴だったんだな。誤解していたよ。
レニーだって、いじめられっこ気質ではあったけど、優しくて友達思いの子なんだよな。
ケイリーはエヴァンのことが好きで、エヴァンもケイリーのこと好きだったのになぁ。

最後の最後で、好きな女性を守る為に主人公が自ら彼女との縁を切る場面は、「そうするしかなかったのかなぁ」としか言いようがない。切なすぎる。
好きな女性には幸せになって欲しいものね。自分と一緒ではないにしても、幸せになって欲しいものね。
だけど、それでは貴方が報われないのに。それでもいいって、日記を燃やしている姿が哀しい。

何となく、その姿に、フロントミッションのロイドが重なりました。
彼も、自分の好きな女性とはずっと一緒に居たかっただろうに、兵器になってしまったから彼女を壊したんだものね。切なすぎるだろ。

歴史に「もしも」なんてことは無いと言うけれど、それがもしどうにかできたら?
だけど、そうやって改変した歴史の先では、有り得なかった筈の歪みが生じて、有り得た筈の未来が消えて、何もかも変わってしまうのね。

藤香さんには戻ってやり直したい過去なんて無いから、そのまま進んでいくしかないのですが。
それでも許されるのなら、1日だけ戻って、力になれなかった友人を助けたいですね。
歴史を変えるなんてそんな怖いことって考えるより、目の前の友人を助けたいって気持ちの方が強くなれば、自分の過ちを正したいと思えたら、過去に戻っても何か変えることは出来るのだろうかな。


何だか観終わった後に、ほろりと涙が流れるような映画でした。切ない気持ちがぐっずぐず。
いろいろ考えさせられる、良い映画でしたよ。「ダンサー・イン・ザ・ダーク」の次に好きかもしれん。



・・・・・・感情移入しすぎて、いつも以上に文章がまとまらないな。





作業用BGM
 恋は戦争 piano.ver/koma’n

2013/10/01 (主に)映画感想文 Comment(0)

サイレントヒル(映画)を観ました


こんばんは、藤香です。今日は19℃の夜です。明け方は15℃ですって。
今日の夕飯は豚丼でした。うまうま。ネギがのっていると、豚の味が引き立つ気がするよ。


日中、明るい間に「サイレントヒル」の映画を観ました。
ので、その感想をば。ネタバレありきで語ります。

ちなみに、ゲームはプレイしたこと無いのですよ。苦手分野でして。
雰囲気は怖そうだし、面白そうだなーと思うのだけど、バイオハザードで真っ直ぐ進めなかった自分に出来る範疇のゲームではないなと、早々に諦めました。
同じような理由でサイレンも諦めちゃっているしな。本当はやりたいのに。視界ジャックとか楽しそうなのに。

まぁ、まぁ、とりあえず「サイレントヒル」の感想をね。




えーと、一言。「幼女が可愛かった」――これに尽きるYO!!!!

藤香さんは比類なき幼女好きであります故。嗜好の上では。犯罪に手を染める程ではありません。二次に反応することの方が多いし。何の話だ。

シャロンよりも、闇アレッサのが可愛いです。初めて映った時に「こえー顔だな」と思ったけれど。
聞き分けの無い教祖のおばちゃんの血と臓物を浴びながら、くるくる回っていたのがすっげぇ可愛かった。
その場面だけで、DODのマナ様を思い出しました。狂気のある幼女とか俺得ってなもんよ!!!

そして、母というものは本当に強い生き物ですね。びっくらこいたぞ。
あんな怖い思いして、精神崩壊を起こしそうになりながらも、娘を助ける為に敢えて飛び込んでいくその様。
本人は特別なことしている気なんて全然無くて、ただ助けたい一心だけで向かっているのだろうけど。

ラストの場面での描写はよく解りませんでした。なので、wikiを見て補完。
成程ね、結局、シャロンの中に闇は棲みついたのね。だからもうあの裏世界?と呼ばれる所から抜け出ることが出来なくなったのか。
てっきり、母もシャロンも死んでしまったんだと思っていたのだけど・・・・・・、というか、死なせてくれた方がまだ救いがあるような・・・・・・。
闇が棲んでいるシャロンが居る限り、クリーチャーは襲い掛かってくることは無いのだろうけど、あんな霧がかった無人の世界に2人だけなんて、精神と時の部屋みたい!

いや、そうじゃないな。藤香さんだったら3日で崩壊して、何とか自殺しようと試みるな。
あんな世界で生きていける精神は持ち合わせていないのです。絶望するのが先。

警察の人――ベネット巡査、彼女が死んだのは本当にショックだったな。良い人だったのに。
ていうか、ベネットと言われるとコマンドーが浮かんでしまって、ずっとあっちのベネットの顔が離れなかったんだが・・・・・・!

集団の心理が作用する様ってのは、怖いですね。
集団からなる悪意や情動ってものに興味はあるし、或る意味では愛していると言っても過言ではないけど、同じくらい畏怖の念も抱きます。
何かを犠牲にして組みあがる集団の強固そうな部分と、ちょっとしたことで罅が入る脆い部分。そういったところが、もうちょっと描いてあったら良かったなぁ。
あの住人達は結局、教祖のおばちゃんに煽られただけなんだよね? あんまり自分の頭で考えていないんだよね?
父親が解らないっていうだけで魔女の娘呼ばわりとか、変だなって誰も思わないものだろうか。
それとも、映画だからかいつまんであるだけで、ゲームだともう少し深く語られているのだろうか。
そりゃアレッサだって憎んでやりたくなるわ。闇とか呼ぶわ。

クリーチャーも代表的な人を観られましたねー。三角帽子の人と、バブルヘッドナースに似た人。
三角帽子はものすごい怪力なのね。扉越しに剣を突き出してくるところはハラハラしました。
ナースはなんというか、ホラーなのかコミカルなのかってところ。光にわらわらしているとこは笑えました。
でも、身体つきはやっぱりエロいなぁ。何でバブルヘッドにしてくれなかったんだろ。楽しみだったのに。


びっくり要素が強いけど、そこまでグロくないし、怖くもないかなーと思います。
幼女が可愛いので、幼女が好きな人に強くお勧めします。誤解されそうな感想だな。



作業用BGM
 サイレントヒル・ボーカルメドレー

2013/09/27 (主に)映画感想文 Comment(0)

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