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ふらみいの、とうかの、言葉吐しと成長録

発売から1ヶ月して始めたドラクエ11を3ヶ月近くやっていたのは、わたしです。
まだできることは残っていたんだけど、一旦、幕引きと致します。お疲れさん。

知る人ぞ知るRPGの王道。実はあんまりプレイしたことがなかった。
8と6かな、やったのは。いずれも変なとこで躓いて、それからプレイすることもなく。
今回はドラクエ苦手意識を無くすためにも、久々に始めてみたのであった。

で、どうだったかといえば・・・・・・もう満足。
ちゃんと伏線も回収してくれて、裏ボスまで用意してあって、更に表と裏のボスより強いだろうクエストのボスまで居て、この充実っぷりに感無量ですよ。
ドラクエをシリーズ通してプレイしてきた方々にとっては、とても思い出深い作品になっていたのではなかろうか。
シリーズ通してないわたしですら、思い出深いと感じるからねぇ。

最初はやっぱり3Dって慣れないなぁと思ったし、透過されていない木とか建物にぶつかって画面酔いが酷かった。
これはひょっとしたら途中で諦めるようかなと思ったもんだ。あの辛さは聖剣4以来の辛さだった。
だけど、話に段々入れ込んでいくにつれて画面が気にならなくなり(たまに危なかったけど)、最後までプレイすることができた。良かったー。

何を話してもネタバレになると思うので、以下は隠します。
とにかくプレイしていただきたい。難しい操作や謎解きは無いので、万人が楽しめる筈だ。
わたしは160時間近く、たっぷり遊ばせてもらった。あ、PS4版ですよ。








久しぶりにやったドラクエだけど、いやー満足。面白かった。
結構、進めやすい仕様になっていたと思うのだよな。MPが回復する機能がそこかしこについていたし、ルーラ使っても天井に頭ぶつけないし、戦闘中でもパーティの入替ができるとか今日知った(遅い)

先ずはどこから話しましょう、やはりシナリオでしょうか。
「過ぎ去りし時を求めて」と謳った通りの展開でしたな。いつそうなるんだろうって思ったら、これはクリア後が本番だったのか。
クリアするまでも結構、大変だったけどね。ウルノーガ復活後の世界も荒れていたし、グレイグも仲間になるし。
とにかくボリュームがある。クリア前に触れた話題を全て回収してくれたので、プレイヤーはすっきりとこの作品を楽しめるよね。
永い時を経て辿る物語は、勇者の系譜そのものだった。ローシュとエルダ(うちの主人公)の眼は同じだったな。勇者の証がそこにまたあるのかな。
ローシュの時と違うのは、邪神に惑わされる者が居なかったことね。エルダの方が圧倒的に仲間数が多くて、裏切者が出ても仕方ない状況だったけど、仲間みんな強い信念を持っていたからね、大丈夫でした。

仲間が本当に良い子ばかりだったねぇ。
わたしがいっとう気に入っていたのは、ベロニカとマルティナだった。ベロニカは外見が好きで、マルティナは強いから。
性格で好きなのは断然、エルダとシルビア。特にシルビアは本当に良いムードメーカーだったな。どんな時でも他者に心を寄せていて、笑顔を忘れないで、騎士道を重んじる。
ドラクエにあまり居ないオネエキャラだったけど、浮ついた感じが無くて受け入れやすかったんだよなぁ。これで男にうつつをぬかすようなタイプだったら、見方が変わっていたかも。

ドラクエは基本的に恋愛の枠を飛び越えて、結婚までいってしまうから、主人公も仲間も地に足ついていると思える。
エルダはネルセンの試練で「エマと結婚したい」とか言っていたけど、それぐらいなんだよな。仲間の女の子に熱を上げることもないし、今回この発言があって初めて「あ、エマとは両片思いだったのね」と解ったぐらい。
RPGで恋愛が前面に出ているとプレイする方としては「浮かれてんじゃねーよ」と毒づいてしまうんだが、さくっと結婚までいってしまうなら、寧ろ好きにやってくれ。自分のやることを忘れないなら、それでいいんだ。
まぁ、恋愛だ何だと言っていたら、ローシュとセニカが恋仲だったね・・・・・・。
この過去の真相を見たら、もう一度会う為にセニカがあれだけ無茶するのも仕方ないけど、世界を救うついでに恋仲の人も手に入れてたんかーい! とかツッコんだりしてね。悪いことじゃないけどさ。

だけど、この作品の副題を否定するようになっちゃうけど、あんな簡単に過去に戻っていいのかい?
エルダもそうだし、セニカもそうだ、さらっと過去に戻ったその歪みはいったいどこに出てくるのだろう?

ということで、これは「過去に戻った」というよりも、「分岐点へ戻って別のパラレルワールドができた」と考えた方が自然かな。
エルダが過去に戻る前に、カミュ達が「俺たちはもう一度お前と旅をするからな!」と言ってくれていた。
だけど、そのカミュ達って「ニズゼルファを滅ぼしたウルノーガが居た世界」の存在であって、あそこからエルダが消えたのなら、以降、エルダの消えた世界として存在し続けるんだろう。
カミュの言い方だと、時が巻き戻るのかな~と思っていたの。でも、どうもそんな感じがしない。時が巻き戻るというより、分岐点に戻っているから、「また旅するからな」と言ってくれたカミュ達とは永久に旅に出られないんじゃないか。
エルダがあの次元に戻るパラレルが存在しない限り、「ニズゼルファを滅ぼしたウルノーガを倒した世界」のカミュ達にはもう会えないんじゃないか。

あと、もっと言うと、ベロニカを復活させる為に魔王がまだ健在の世界に戻すってのに、多少の抵抗はあった。
そりゃベロニカが復活できたら嬉しいけど、その為に過去に行ってしまったら、「ニズゼルファを滅ぼしたウルノーガを倒した世界」でせっかく命を張ってくれたベロニカの行為を無駄にしてしまうような気がする。
そして、絶望しながらも懸命に生きていこうと決めた世界中の人々の想いも、エルダが過去に行くことによって、”無かったこと”になってしまうのだと思って、それはそれでエルダ達が勝手すぎると感じたのだった。
まぁ、これも「時を巻き戻す」のであれば言えることだけど、「分岐点へ戻ってパラレルワールドが増えた」のなら、無駄ではないな。魔王によってたくさんのモノが失われた世界ってのは、存在しているわけだから。

わたしはシリーズ通してプレイしていないので、他所様の考察を読んでばかりだけど、やっぱりこれはドラクエ1、或いは3に繋がるようだった。
しかも、ベロニカが救われるのか否か、勇者が過去に戻るか否か、先代勇者ローシュが生きているか否かなど、様々な要素によって、1か、3か、6かに分岐するという見方もできるらしい。
全てのシリーズに繋がる原点の物語が11であることは間違いないけど、そこで取った行動によってできた分岐が繋がってドラクエシリーズ各作品に発展していくと考えると、とても壮大。脱帽。
どこかで「11の主人公が1のラスボス?」なんて書き込みも読んだけど、それは主人公ではなく、聖竜のことのようだね。伏線らしきことを最後に言っていたからね。

ほんで、あのふっかつのじゅもんはドラクエ1が遊べるようにってことだったのか・・・・・・。
後で試してみよう。ニズゼルファ倒した後をいつでもできるのかと思っていた(意味ないね)


BGMの切り替わりなどで考察された方も結構居たようで。
クリア後にフィールド曲が変わったのは感動したよ、生で聴けると思っていなかったもの。
まぁ、裏ボス相手なら「勇者の挑戦」聴けるだろうと思っていたが!
そして一番嬉しかったのは、ケトス覚醒イベントで「おおぞらをとぶ」が流れたこと。
ラーミアじゃなかったし、最初から違う曲だったから、今作では聴けないと思っていたので、これは本当に嬉しかった。
ボス戦やイベントでの戦闘などで、過去作のBGMも聴かせてくれたのはありがたい。
何度も言うけど、シリーズはやっていないが曲は知っているのだ。4の戦闘曲が大好きなので、生で聴いた時は一人でテンションが上がっていた。

とはいえ、ほぼ初見プレイみたいなわたしは「こんな曲もあんな曲も聴ける!」と嬉しがっていたけど、シリーズやっている方々は「使いまわしかよ~」と不満な方も居た・・・・・・らしい。
全てのシリーズに繋がる原点とはいえ、原点のみの曲も欲しいことは欲しいよね。作品のテーマのアレンジばかりだと、それはそれで食傷気味になるしね。難しい。


内容の濃さにわたしは満足しているし、これがシリーズと繋がっていなくても面白い内容だったと振り返れるんだが、世間的にはどうなんだ。
あぁでもPS4でしかやってないから、3DSでやったらまた違うのかな。
外見の変わるそうびが少ないのはちょっと残念。主人公はもっと軽めの服装で見た目変わってほしかった。
最初は「髪型wwww」とか言っていたけど、話が進むうちに可愛くてしゃーない子に。喋らない主人公は抱えているもんが解らないし、大抵が酷い目に遭っていたりするので、味方してあげたくなるんだな・・・・・・。
人はそれを「贔屓」と呼びますよね、えへへ・・・・・・。


さて、冒頭で「ちょっと残っている」みたいなこと言ったけれど、連魔武闘の最終試練と、勇者のつるぎ・改の作成と、試練の里の5回戦が残っております。
連魔武闘はそれまで先延ばしにしてきた「エマと結婚したい」を叶える為に4回戦に挑んだんだけど、奈落の守護者は手ごわかった・・・・・・ザオラル失敗しろ貴様ら。

更に、勇者のつるぎ作成に必要な「ガイアのハンマー」が、今回はサマディーでもらえるんじゃなくて、レースの景品になっているとか嘘だろ!!!! 何してんだ国王オイ!!!!!
ロード中の豆知識がまさかこんなとこで光るなんて・・・・・・
ウマレースはイベント進行上でどうしてもやらなきゃいけないとこやって以来、ずっと放置していたので、久々にやると全然だめだった。遅かった。というか、レースゲームは苦手だった。
プラチナ杯で優勝しないとガイアのハンマーもらえないらしく、未だブロンズで手こずるわたしには縁のない物だと思えました。

そういった諸々の理由で、「邪神を倒せるか試そう」と思い、倒せちゃったよ。
勇者のつるぎ・改が無いと駄目だと思っていたけど、そうじゃないのか。無くても真があればいいのか。
邪神の闇のころもを祓うのに真が必要なだけで、後はわたしは大剣で殴ってましたよ。メタキン装備。
本当は強い大剣が欲しかったけど、ドゥルダの最終試練が1回戦すら突破できなかったのでね!! このへたくそめ!!!


かなり寄り道していたので160時間もやっていたけど、もっとやろうと思えばできるのだろうなぁ。
実際に発売日に買ってから今もずっとやっている方も居るみたい。400時間とか聞いたんだが、モンハンか。
これだけ遊べるゲームができたことは幸せでした。
その前にやっていたのがクーロンズゲートだったから、余計に爽快感を得られたかなw
あとは思い出した時に、連魔武闘など終わらせていきたいと思っております。

ロトゼタシアに光あれ!


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