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ふらみいの、とうかの、言葉吐しと成長録

こんばんは、ちょっとサボっていた藤香です。
土日は地元のお祭りに行っていて、その後はお仕事と疲れとで自分ではなくなっていました。
その話もまとめてみたかったけど、今日は観た映画の印象が強いので、こっちの方で。

「バタフライエフェクト」をやっと観ることが出来ました。
何度も蔦谷に借りに行ったのに、いつも借りられていて、ぜんっぜん観られなかった・・・・・・。
先週やっと置いてあるとこを確保できたので、急いで借りて今日観るという。

感想をだらっと書きますので、これから観る予定の方はここでバック推奨。
この映画は事前の情報を何も無しで観た方がすっげぇ楽しめますぜ!





内容としては、「タイムトラベルが出来る青年が、自分と周りの人間を救う為にアレコレ改竄するけど、どうにも上手くいかない」という感じか。
映画の題名にもなっている「バタフライ効果」については、以下でwikiを引用させていただく。

バタフライ効果(バタフライこうか、butterfly effect)とは、カオス力学において、通常なら無視できると思われるような極めて小さな差が、やがては無視できない大きな差となる現象のことを指す。カオス理論を端的に表現した思考実験のひとつ、あるいは比喩である。

・・・・・・ということらしいです。
日本で蝶の起こした風が、やがては地球の裏側で台風になるとか、解りやすい例としては、こういうことらしいです。成程、解らん。
サイ・ミッシングとはちょっと違うのかな。あれは確率の話か。

あんまり小難しい話をしていると、藤香さんもよく解らなくなってくるので、そこは置いて。

概要とか、映画の構成上のことは詳しくは書けません。
でも、伏線の回収や話の筋書きは本当に巧いというか、飽きさせない。観ていて続きが気になるから、一気に観られますよ。

それよりも、感想です。キャラに感情移入しすぎて、やっぱりほろっと泣いた。

この主人公のみんなを助けてハッピーエンドにしたいって願望、すごくすごく解ることなんだけど、そんなに上手くいかないんだよねぇ・・・・・・。
だからこそ、「次はこうすれば!」て何度も過去に還る彼を見ていて、胸が痛んでくる。居た堪れない気持ちになる。
そうまでして助けたかったのは、大好きな女性なんだけど、この娘が失われた時の彼の姿といったら、もう、ね。
誰かが助かると、誰かが助からない。誰かが助かると、自分が助からない。

一番キツかったのは、主人公がダイナマイトで両腕を失って、でも友人らはしっかりやっていっているところかなぁ。
レニーとケイリーが付き合っていたんじゃ、そりゃ自殺したくもなるわ。それを止めてくれるトミーに涙。
というか、この辺の流れは「も、もうやめて・・・」と思いながら、観ておりました。
大好きな母親まで失いそうになって、そうまでして何を掴みたかったんだ、エヴァン、思い出して。

観ている最中では、主人公の友達である3人に良い感情はもてなかったのだけど、物語を追っていくうちに、本当はみんな良い子なんだってことが解ってきて、それもまた辛くなりました。
特にトミーね。すっげぇ悪い奴だと思っていたのに、本当は少し歪んでしまっただけで、キッカケが無ければすっげぇ良い奴だったんだな。誤解していたよ。
レニーだって、いじめられっこ気質ではあったけど、優しくて友達思いの子なんだよな。
ケイリーはエヴァンのことが好きで、エヴァンもケイリーのこと好きだったのになぁ。

最後の最後で、好きな女性を守る為に主人公が自ら彼女との縁を切る場面は、「そうするしかなかったのかなぁ」としか言いようがない。切なすぎる。
好きな女性には幸せになって欲しいものね。自分と一緒ではないにしても、幸せになって欲しいものね。
だけど、それでは貴方が報われないのに。それでもいいって、日記を燃やしている姿が哀しい。

何となく、その姿に、フロントミッションのロイドが重なりました。
彼も、自分の好きな女性とはずっと一緒に居たかっただろうに、兵器になってしまったから彼女を壊したんだものね。切なすぎるだろ。

歴史に「もしも」なんてことは無いと言うけれど、それがもしどうにかできたら?
だけど、そうやって改変した歴史の先では、有り得なかった筈の歪みが生じて、有り得た筈の未来が消えて、何もかも変わってしまうのね。

藤香さんには戻ってやり直したい過去なんて無いから、そのまま進んでいくしかないのですが。
それでも許されるのなら、1日だけ戻って、力になれなかった友人を助けたいですね。
歴史を変えるなんてそんな怖いことって考えるより、目の前の友人を助けたいって気持ちの方が強くなれば、自分の過ちを正したいと思えたら、過去に戻っても何か変えることは出来るのだろうかな。


何だか観終わった後に、ほろりと涙が流れるような映画でした。切ない気持ちがぐっずぐず。
いろいろ考えさせられる、良い映画でしたよ。「ダンサー・イン・ザ・ダーク」の次に好きかもしれん。



・・・・・・感情移入しすぎて、いつも以上に文章がまとまらないな。





作業用BGM
 恋は戦争 piano.ver/koma’n

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