ふらみいの、とうかの、言葉吐しと成長録
日記を書くのは心の整理をつけたいからなんだが、それが必要なくなってきたのかもしれない。
ここを思い出すことが、そもそも少ない。
たぶん、話さなきゃ爆発するようなことが早々無くて、日々をそこそこ穏やかに生きているのだろう。
ここに書いていた当初は辛いことばかりで、頭も可笑しいままだったし、この先はどうなるんだろーと思っていた。
しかも、思っていただけで、大して何かしていたわけじゃない。
書いたり遊んだりしていたけど、将来の展望といったものは常に無く、隙あらば死ぬといった衝動のままに惰性で息をしていたような感じだ。
それがどうだろう。ここ近年の移り変わりようといったらない。
入籍を間近に控えて、考えることは「この人が居ない朝をいつか迎えるのだな」という気持ちだから、やっぱりわたしはわたしのままなのだが。
忘れていたのだ、きっと。いろんなことを。
前が不幸せだったから、これからその分も幸せになれるなんて思っていない。
いつも目の前を塞ぐのは現実だ、わたしの努力も希望も嗤って根こそぎ奪っていくだろう。
何度足掻いたところで届かない空の様なもので、そも勝とうとか考えること自体がお門違いなのかもしれない。
それでもわたしは書いている。足掻く為にも、自分でいる為にも。
現実は非情だし、わたしは相変わらず妙な瞬間に絶望を覚えるが、人間齢三十ともなれば絶望との折り合いの付け方も解ろうというものだ。
わたしはきっと死ぬまでこの絶望を背負っていくのだろう。
贖罪ではなく、原罪なのだと思う。そう思いたいだけかもしれない。
次の生活が始まるので、ここは一旦終わり。
独身か夫婦かで分け隔てることは考えていないけど、ここもだいぶ長いこと書いているからなぁ。
次はFC2に作って、そこで細々とやっていこうと思う。
お引越ししたかったんだけど、忍者からFC2はできないみたいなので、ここはこのまま残しておこう。
さて、明後日にはもう別世帯。
わたしは絶えず変化に晒されるけれど、もう惑うだけではないのだ。
忘れていたのは、在り方だったのだろうか。
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オートマタのプレイが落ち着いてきて、
引越しの準備は始まり、
環境が刻一刻と移りゆき、
それでもわたしは以前と変わらず。
本当にそれでいいのか、いいのか!!???
……まぁ、いいのでしょう( ˇωˇ )
まとまったゲームの時間は暫くお預けとなり、5月後半の引越しに向けて準備することとなった。
というか、もう引越しなんだな。
年始から動き始めたけど、あれよあれよという間に5月であるか……。
入籍は7月の予定だけど、他事情の為に5月後半にはもう新居へ入らなけれぱならない。
だもんで、慌ただしく準備を始めることとなったけど、正直そんなに荷物が無いんだよなぁ……。
服は増えたけど、その分は逐一捨てている。
漫画は明らかに買う数が減ったから、後また読まなくなったものを売れば、少しは本棚に空きができる筈だ。
ゲームに至っては家宝の様なもんだから、もう少し立派な棚の中に安置したい。
アクセ類は本当に増えた……が、駄目になっちゃったやつもあるんだよね(´・ω・`)
捨てられるものはどんどん捨てて、次の生活に備えよう。
誰かと一緒に住む為には、自立していなければなるまいよ。
とか、えらそーに言ってても、私生活では結婚への要らんツッコミ受けたり、ともだちと喧嘩したりで、自立とか言っていられなかったんだ!
友達との喧嘩に戸惑いはあったけど、2週間も経つと落ち着いてきた。
ツッコミについては、「それはそうなんだろう、お前の中ではな!」という格言が活きて、腹は立ったけど今は流す気になれた。
うーむ、流せるというのは成長の証だろうか?
いつまでもそっちに感情を向けているのは、わたしの時間が無駄になるからな、そっちのが嫌なんだな。
けど、そんなこと言えるようになったの最近だ。前はずっと腹立てていたし。
わたしは変わってきているのだな。これからも変わるのだな。
恐れは無い。あ、そんなことないか。わたしが自立できなかったら、カレシさんに愛想尽かされるって思っているな。
この人の為にできることは全力でいかねば。
一緒にいるには何が必要か考えた。
だから、今こんなふうに振る舞えるのかもしれない。
必要なものの取捨選択はわたしがわたしの為に行えばいいんだ。
柔軟性は忘れないように。
ただ緩慢に流れるのみ。
ちょうど4年が経って、振り返ってみると環境は激変した。
と、同時に自分の精神も変化を遂げて久しいのであった。
何故、まだ生きているのか。
自分が幸福になることを許せるのか。
誰かと共に居ることは安心できるのか。
何もかも失ったように思い込んでいただけなのか。
呪縛ともいえる思念の数々が痕になって、ずつと自分の未来を縛り付ける。
そりゃそうだ、人ひとり殺した後で自分の幸せなど信じようがないのだから。
去年のこと、一昨年のこと、どんどん薄れていく。
鮮烈なのは寝台に上がる辺りの記憶ぐらい。
今もまだたまにフラッシュバックともいうべき現象が起きる。
わたしは誰に許しを乞うでもなく、ただ生きるのみ。
もう縛られなくていい、囚われなくていい、制限があっても限りなく自由である。
4年か、短く感じるけど長かった。
君は許してくれるのだろうか。
という映画を観たんだ!
先日のニーアショック(と言う程でもないけど)から立ち直って、「何かえぐい映画を観たいなぁ」と思い、また探し始めた。
巷で「後味悪い映画」に選ばれている中で、あまり名前を見かけなかったので、可もなく不可もなくといったところなのかな? と思い、こちらを鑑賞することに。
あらすじとしては、
バカンスを楽しもうと別荘地にやってきた、とある一家。
湖にボートを出して、片付けをして、さぁのんびり過ごそうという時に、上から下まで真っ白な服を着た奇妙な青年に「卵を分けてくれ」と言われました。
奥さんは気前よく卵を渡すけれど、二度にわたって台無しにされ、携帯電話も水没させられ、だんだんと苛々してきます。
いつの間にかもう一人、青年が入ってきて、最初は普通と思われていた青年二人は徐々に理不尽な物言いで一家を追い詰めていきます。
それこそが、青年二人の”ゲーム”だったのです・・・・・・
と、そんな感じであった。
最初は家族のほのぼのストーリーみたいな演出していたのに、タイトル出る時のBGMが予想外過ぎて笑ってしまった。
落差が激しいんだよ、クラシックじゃないのかよ!
でも、随所で感じる不愉快さや苛立ちなどは、監督に仕組まれたものだということで。
確かに所々で「何でそうするんだよ」とか「今だ、今しかないんだ!」と思わせぶりな場面や、好機と見える瞬間があるのだけど、そのことごとくが潰される。
その潰され方と、一家が味わう理不尽さ、絶望感がとてもリアルなものに思えるところが、この映画の魅力なのかなぁ。
わたしは主人公補正の掛かっていない話の方が好きみたいで、メリバじゃなくても、そういう路線であればいいみたいだ。これ観て解ったわ。
今回の映画は悪役とされる青年二人に補正が掛かっているような感じで、上手くいかないんだよなぁ、一家のやることなすこと全部覆されるんだよなぁ。
それから、間を持たせているところが多いので、テンポの悪さは否めない。
絶望して放心している状態とか、現実で考えれば急に頭を切り替えるなんて無理だけど、映画とか娯楽に於いては無駄な時間と捉えられて、観客が苛立ってしまうんだね。
実際、他の方の感想を読んでみると「苛々した」とか「この間は要らない」とか、展開は面白いけど冗長で飽きがきてしまうところが勿体ないと思われているみたい。
わたしは嫌いでも好きでもないな、リアルだなって思うだけでした。
やっぱり人にお勧めはできませんが。
そうそう、わたしが観たのはリメイク版? らしくて、オリジナルがあるらしい。
そっちは本当の夫婦が演じているとかで、演技がすごいのだとか。
でも、構図やら演出やらがほぼ同じらしいので、よく調べてからオリジナルを観るんでも良かったかなぁと思っています。
これはこれで好きだけどね、うん。
以下、一応ネタバレありの感想です。
が、終わったぞ。
実は粛々と進めていて、結構なペースでやっていた。
仕事から帰ったら先ずはPS4セット、ディスク入れて可能な限り進めるという感じ。
邪魔が入らないように自室に籠っていたのも、良かったのかもしれない。
水木展に行った時に友人に力説されて、すごくやりたかったんだけど、家にはPS4が無かった。
それがどういうわけか、親父が買うと言い出して、わたしがとりあえず使うということに。
まぁ、ソフト持っているのがわたししか居なかったんだけど!
周りの評価がどうなっているのか気にはなっていたが、ネタバレがあると困るので、なるべくネットは見なかった。
ただ、ヨコオ作品が持て囃されているような印象を受けたから、そんなに良いもんだったのか(批判などでなく)と不思議に思ったものだ。
わたしはDODシリィズ好きだけど、あんまり支持される作品ではないとも思っているし。
で、今日やっとEエンドまで終わったので、感想を書きにきた。
これが真エンドらしくて、後はZまであるエンドを回収すればいいらしい。
武器とかクエストも全部終わってないから、まだまだ廃墟探索することになりそう。
総評としては、うん、良いと思います。
なんというか、一般受けするだろうなぁという感じ。
友人は「ヨコオ作品ではマイルドな方。登場人物が基本的に良い子」と言っていたが、ほんとそうだな。
主人公が今までのシリィズ通して一番良い子だったと思うぞ。2Bは外見も相まって人気キャラみたいね。
わたしから見ても、オートマタはマイルドだなぁ。
もっと酷くできたんじゃないかと感じるんだけど、これぐらいの方が一般受けは良いのでは。
話はネタバレになるのであんまり書けないけどね、もう少し毒があるかと思っていたから、ちょっと物足りない感じ。
それでも、戦闘や世界観はとても良い。戦闘は特に今までで一番やりやすかった。
DOD3の時からスイスイ動けるようになったなーと思っていたけど、爽快感はこっちのが断然、上だね!
アンドロイドだから、多少は人間にできない動きをしていても平気なのでしょう。
世界観は本当に美しかった。廃墟好きだから堪らん。
まぁ欲を言えば、人間が生活していたって痕跡を感じるのが廃墟の醍醐味だと(勝手に)思っているので、もう少し人間の居た痕跡は残っていてくれたら良かったな。
話が始まるの、人間が月に逃れてから何百年ってとこからだから、無理なんだけどさ。
広大な森林、水没した都市、静かな街、稼働し続ける工場、懐かしき砂漠などなど・・・・・・景色がどこをとっても綺麗で、それも楽しませてもらいました。
そうそう、その景色と拾えるアイテムで、前作の「NieR Replicant」が絡んでくるのは、前作をやった身としては嬉しいなぁ。
仮面とかもそうだし、アコールやレオナールなどの名前もね。レオナールはいきなりぶっこまれてフフッてなったけどね。
音楽はMONACAの岡部啓一さんがまた担当してくださったようです。
ニーアの世界には岡部さんの音楽がよく似合う・・・・・・というより、ニーアの世界を音楽的にも確立させた方なのだから、当たり前のことか。
今回の音楽制作にあたっては、前作から7年も経っているから「どんなだっけ」と思い出すところから始まったようなのですが、それでこれだけの曲を作ってくれたのだから、もう感無量。
特に前作のアレンジはどれも素敵。「この曲がまさか戦闘曲に!?」とか「悲しい筈の曲が明るい・・・・・・」など、驚きました。
と、ここまで「良いよ」としか言ってないけど、人に勧められるかといえば・・・・・・うーん、どうなんだろう。
そこそこ暗くなるような話も好きって方には良いのかな。道中で辛いことがあっても最終的にハッピーエンドを迎えられるならって方にお勧め。
わたしはあんまり暗いとか鬱とか感じないけど、他の人にはどうか解らないから。
戦闘の爽快感なら、一部のミニゲームを除けば本当に楽しいです。
綺麗な音楽を聴きながら廃墟探索するも良し。
さて、これぐらいにして、後はネタバレで感想をば・・・・・・
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