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ふらみいの、とうかの、言葉吐しと成長録

日記を書くのは心の整理をつけたいからなんだが、それが必要なくなってきたのかもしれない。
ここを思い出すことが、そもそも少ない。
たぶん、話さなきゃ爆発するようなことが早々無くて、日々をそこそこ穏やかに生きているのだろう。

ここに書いていた当初は辛いことばかりで、頭も可笑しいままだったし、この先はどうなるんだろーと思っていた。
しかも、思っていただけで、大して何かしていたわけじゃない。
書いたり遊んだりしていたけど、将来の展望といったものは常に無く、隙あらば死ぬといった衝動のままに惰性で息をしていたような感じだ。

それがどうだろう。ここ近年の移り変わりようといったらない。
入籍を間近に控えて、考えることは「この人が居ない朝をいつか迎えるのだな」という気持ちだから、やっぱりわたしはわたしのままなのだが。

忘れていたのだ、きっと。いろんなことを。
前が不幸せだったから、これからその分も幸せになれるなんて思っていない。
いつも目の前を塞ぐのは現実だ、わたしの努力も希望も嗤って根こそぎ奪っていくだろう。
何度足掻いたところで届かない空の様なもので、そも勝とうとか考えること自体がお門違いなのかもしれない。

それでもわたしは書いている。足掻く為にも、自分でいる為にも。
現実は非情だし、わたしは相変わらず妙な瞬間に絶望を覚えるが、人間齢三十ともなれば絶望との折り合いの付け方も解ろうというものだ。
わたしはきっと死ぬまでこの絶望を背負っていくのだろう。
贖罪ではなく、原罪なのだと思う。そう思いたいだけかもしれない。

次の生活が始まるので、ここは一旦終わり。
独身か夫婦かで分け隔てることは考えていないけど、ここもだいぶ長いこと書いているからなぁ。
次はFC2に作って、そこで細々とやっていこうと思う。
お引越ししたかったんだけど、忍者からFC2はできないみたいなので、ここはこのまま残しておこう。

さて、明後日にはもう別世帯。
わたしは絶えず変化に晒されるけれど、もう惑うだけではないのだ。

忘れていたのは、在り方だったのだろうか。


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