忍者ブログ

祈りにも似た時間


ただ緩慢に流れるのみ。

ちょうど4年が経って、振り返ってみると環境は激変した。
と、同時に自分の精神も変化を遂げて久しいのであった。

何故、まだ生きているのか。
自分が幸福になることを許せるのか。
誰かと共に居ることは安心できるのか。
何もかも失ったように思い込んでいただけなのか。
呪縛ともいえる思念の数々が痕になって、ずつと自分の未来を縛り付ける。
そりゃそうだ、人ひとり殺した後で自分の幸せなど信じようがないのだから。

去年のこと、一昨年のこと、どんどん薄れていく。
鮮烈なのは寝台に上がる辺りの記憶ぐらい。
今もまだたまにフラッシュバックともいうべき現象が起きる。

わたしは誰に許しを乞うでもなく、ただ生きるのみ。
もう縛られなくていい、囚われなくていい、制限があっても限りなく自由である。

4年か、短く感じるけど長かった。
君は許してくれるのだろうか。

PR

2017/04/12 語る

最新記事
 
(06/10)
(04/22)
(04/12)
(03/06)
(01/22)
 
 
カテゴリー