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ふらみいの、とうかの、言葉吐しと成長録

と、自分に対して気色ばむ。
ふらみいです、こんばんは。

今日で鎌倉勤務が最終日でした。
力のある新人さんと、先日、本音をぶちまけて叱咤してくれた店長と3人。
上手く動けていたのか、自分の動作に違和感ありつつも、忙しい日を終わらせることができました。

新人さんが「話しませんか」と言ってくれたので、お話を少々。
「ふらみいさんはあまり話さないから、おとなしい方だと思っていました」と言われて、「ちょっと気にしすぎです!」とも言われました。ははは。

店長やサブからも言われたので間違いなくそうですが、他者からどう見られるのか、何を思われているのか、すごく気にしていました。
その所為で動けなくて、今回はこんな形で逃げることになってしまったけど、それはそれ、これはこれで選択したことです、悔いはありません。
実際遠い、鎌倉は。

今度は箱根になるわけですが、そこにどんな方がいらっしゃるかは定かではありません。
そいでも、そこで笑顔と明るさを忘れずにポジティブに頑張れ! と店長から励ましをいただいたので、やれるとこまでやってみよーと今は思っています。

いろんなこと言い出したら、きりがない。
それこそ取り戻したい傷やら名誉やらいろいろある。2年の間に積み重ねてきた悲しいこと、悔しいことは、まだふらみいの中で燻っているのです。
しかし、その燻りの中からは何も生まれることはないのでしょう。まだ火種があるように見えて、本当は尽きているのでしょう。
尽きた場所から何かを生み出したいなら、周りの灰を掻かなくてはならない。
というわけで、わたしはわたしに変わることを余儀なくされ、それができなければ死ぬしかないのです。

死ぬといっても、器の死に非ず。
精神が入れ替わるような死です。
それがどんなにか辛いものかを、わたしはまだ想像でしか知らない。
起こってからでは遅いことを、決めておくのです。

まだ考えますよ、自分が頑張ってどうなるんだよって。
誰が望むわけでもない、路傍のクソみてーなわたしなんぞが頑張って、何が生み出せるのか、誰に必要としてもらえるのか、何が変わるのが、誰が認めてくれるのかって。

だけど、もう決めてしまった。やってみようと思ってしまった。
店長やサブがせっかく言ってくれたことを、実践する前から無駄にできるほどの神経があるなら、そもそも異動なんてしていませんのです。
わたしはわたしに亦、課した。試練の様な、課題の様な、難しい事柄を、できると決めて課した。
応えなければ、わたしが死ぬ。だからやるしかなくなった。

この4ヶ月を忘れないよう、やっていきましょうか。
また荒れても、誓いによって苦しむことになっても、自分の価値を失ったままでも、やってみる。


新人さんから「鎌倉を忘れないでくださいね」ってもらったもの。
相変わらずキティちゃんは身体を張っていらっしゃる。
忘れるわけないんです、好きな土地で働けたこと、影響を与えてくださった人々を。


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こんばんは、ふらみいです。

今日は仕事にて、彼のぶつかりまくったサブと、のんびりおっとりなおかーさんって感じの扶養内の方と、最後のシフトでした。

サブとは最終的に仲直りできました。
というか、もっと早くにわたしが勇気をだして話し合っていたら、こんなふうにならなかったのかな?とも思いましたね。
サブの言いたいこと、考えていることが聞けて、それがたとえわたしにとっては辛いことでも、ずっとそれを抱えてきたサブの気持ちを汲みたいと思えるので、聞けたこと自体は本当に良いことでした。

曰く、ふらみいはビクビクしすぎ、防御に入りすぎ、自分が傷つかないようにする為に動いているから自分勝手過ぎ、周りへの感謝が無い、教えてもらっているのに反論なんて以ての外……と、実にたくさんの意見をいただきました。
若干、私怨はあったかと思いますが、それは仕方ない。彼女はそれを4カ月間も我慢してきたのです。

そりゃー本音を言えば、もっと早くそれを言ってくれれば、こっちも考え直すというか、気付けることもあったと思います。
けどね、それじゃ駄目なんだよね。
自分で気付かないと駄目だっていう話なんよね。

彼女に言われて思ったことは、わたしは2年の間に随分とひん曲がったし歪んだのだなって呆れでした。
この2年でたくさんの傷を背負い、話をしても聞いてもらえず、いつの間にか自分から話すのをやめてしまって、相手への感謝だとか気持ちだとか考えたら自分が傷つくってことに気付いて、ひたすら自分の為だけに動いてきました。
堕胎から失望、会社を休職することになった諦観など、爪痕は濃く強く残っており、そのまま来てしまった為に全然関係のないお店の人達にまで、悪影響を及ぼして仕舞ったようです。

こんなだったら、そらー自分に自信なんて持てるわけない。
そんな自分が誰かに何か言ったところで、説得力なんて持てるわけがない。
自分の力以上のことをした、そんでできる筈のことをやめてしまった、とにかく傷つくのが怖かった。これ以上の傷も苦痛も要らないからと、周りを無意識に拒否する癖がついていたみたいです。

自分でも解らなかったけど、店長もサブも同じことを言っていたので、そうなのでしょう。
口答えに聞こえる言葉も、言い訳にしかならなかったのは、「わたしはこれだけ頑張っているのに認めてくれないの?」という気持ちから来る、拒否だったのでしょう。

店長もサブも、そんなことを言わなきゃいけなかったのは、だいぶ負担になっていたと思います。
けど、言ってもらえて良かったと、わたしは思えます。落ち込まずに、次へ繋げられるというか。

わたしはだいぶ甘えていて、周りを傷つけて自分を守って、それなのに偉そうにいろいろ言っていたようです。
やっとその姿が見えて、認めることができて、これは駄目だなと思えました。
今のお店で頑張っていけなかった自分を恥じて、次のお店で頑張っていくにはどうするのかを、具体的に考えることができそうです。

今までの友人の助言を聞いていなかったわけではないです、ただ納得はしていなかったのでしょう。
思ってもみなかった店長とサブの本音により、わたしのなかがざわついて、応えようとしているから、こんなふうになったのですかね。
後ろ向きではなく、2人がせっかく心配していろいろ言ってくれたのだから、わたしはそれに応える為に、次の店では逃げずに謙虚にがんばっていかなくては!と思えたのでした。

それも素直に思えたので、もう言い聞かせられるようなことはなく。
やれるとこまでやってみて、その間に今まで悲しんだ分だけ、苦しんだ分だけ、良いことが起こるかもって考えております。

あまり深くは考えない。
かといって、暗いこと深いことを忘れるわけではない。
均衡を保つ為にも、どちらも必要なのです。わたしにはね。


明日が最終日です。次の日からもう別店舗です。
追いついて並んでやっていけるよう、気を入れ直しましょう。
守護者達とえいえいおーです。



扶養内の方が、わざわざ買ってくださいました。うちの人気商品の亜種です。
「ふらみいさんのこと好きだったんですよ、優しいし可愛らしくて!」と素直に話せる、素敵な方でした。

寂しくなりませんよ。また会いに行けばいいですもの。

精神的な意味で。

こんばんは、ふらみいです。
近頃の荒れた様子がだいぶ周りを疲れさせていたらしく、仕事場ですらその話をされました。
みんな、意外と繊細なんだね。気付く人は気付くのだね。
馬鹿にするわけではないけれど、少し驚きました。

4/1から箱根へ異動、そこで頑張ることになりました。
とんとんと話が進んで、すごく驚き。
でもそれ言ったら、店長とよく解らん話をしたのだけどね。内容は解るけど、若干「それも店長の仕事だもの…」とか思ったりしてね。

まぁ、ともかく。
新しい環境でやることになったので、次も同じことが起きないようにやってみます。
これで駄目なら、どうすっかね。もうそのへんはあんまり考えない。


この前の死にたい衝動が最高値に達した時、思い出して電話した相手はやっぱりあの子でした。
そこから飽和したものが全て流れ出て、今はからっぽの状態です。
怒りも恐れも焦りも驕りもありません。誰が何をしていても関係ありません。

そりゃ、あの子のことが全く気にならないと言えば、嘘ですよ。
だけど、こんなわたしでは何もできません。あの子も望みません。
いずれ捨てられ離れられ失われると解っていても、わたしがあの子と一緒にいたいのなら、そうすべきです。もうそれ以上は考えられません。

思考停止なのか、放置なのか、熟成なのか。
文句言っても仕方ないって思ってんのかもしれんが。諦めついたように見えて、周りも不思議がっていた。


さて、そんなことよか、今日は友人のバイクレースを観戦してきました。


120分のコースで、しかし実際には雨の所為で90分くらいでした。
友人2人が参戦し、それぞれ10位以内だったので、表彰台に上がっていました。

バイクレース観戦なるものを初めて体験したのだけど、いやーおもしろかった!!
ものすごい近くで観て声掛けできるから、興奮が手に取るように伝わるのです。
暖機運転で皆が一斉にエンジンふかせるとことか、もう最高(♡˙︶˙♡)

ただ、山道が険しくて、一度、斜面を下りた時に左足の中指を、ぐぐっと押すような形で下りてしまったんだよね。。。
まだ痛むけど、平気…?  だよな…?


そして、眠くて眠くて眠くなる。夢をみます。


こんばんは、ふらみいです。

サブのワケ解らん突然の冷めた態度、デキる新人さんの出現、自分の何もできていない感じに圧されて、何度目かの本当に死にたい瞬間を迎えたのが昨日。
帰りの電車の中で泣きそうになりながら、何も考えずに死に場所を求めるも、家に置いてある幼馴染みメンバーとの腕輪を思い出して帰宅。
夜中に飛び出していくかと思ったら、そのまま守護者達と口論になり、例の子に電話を掛けることになり。
およそ3時間、風邪っぴきで具合も悪く、次の日は出張だというのに電話に付き合ってくれたその子のおかげ、なのか、所為なのか、死ぬことを思い留まり、今に至る。

いろんな考えが逡巡し、時に暴走し、何度も吐きそうになり、死にたくなりました。
死にたいっていうか逃げたいっていうか。何でこんなに辛いことを何度もやらなくちゃいけないんだっていうか。
しかし、その子からは、自分の力量以上のことをしているからだと言われ、今までのことが無駄ではないにしろ、もっと自分の力に見合ったやり方をという話をされました。
自分の力量以上のことをやり遂げないと、誰からも認めてもらえない、捨てられてしまうと思っているわたしには、耳に痛い話でした。

そもそも無理をしていたのです、3年くらい前から。
以前の相性の良かった相方と別れて後、サイコパス予備軍の奴と付き合い始めた頃から、無理はしていました。
相手のことを理解しよう、一緒に居る為に努力しようと、自分の苦手なことでも頑張ってやろうしていたのです。
それをあまり認めてもらえず、努力が足りなかったんだと思っても、やはり辛く。自分が何をしているのか、よく解らない部分がありました。
それはその後に目指した相手にも同じことが言えます。その子にも認めてもらおうと、いろんなことをやってみて、頑張ってみて、だけど応えは得られませんでした。

頑張れば頑張った分だけ報われればいいけど、そうじゃない時の方が多い。
わたしが壊れたキッカケは、その子と通じ合えないことにありますが、その子にそれを話しても詮無いことです。だって、その子の中ではもう終わった話だし、そもそも「自分の力量に見合っていない」ことの話になるから、もう忘れたい事柄なのでしょう。
否、忘れないと、以前のように遊べないのかもしれませんな。ぼくも。
それが辛くて、何でこうなっちゃったんだろうって自分の所為だって気付いて、そこから歯車がはずれて今みたいになっているのです。

けど、それはその子に言えませんでした。言ったところで、こっちが勝手に終わったことを抱えているだけだと言われたら、どうしようもないからね。
それならさっさと諦めをつけてしまえばいいけれど、ぼくは納得できていなくてまだ諦めていない。
その子のこと言えないなってぐらい、中途半端だ。頑張るなら頑張る、やめるならやめる。そうじゃないと、何を言っても力が無くて、何を言っても相手にしてもらえない。
そうこうしている間に、ぼくと相手の時間は流れゆく。相手の中に別の大きな存在ができて、ぼくが要らなくなった時が怖い。その前にどうにかしたいなんて、自分の都合ですが。

いつからこうなってしまったのだろう、どうしてこんなに執着しているのだろう。
改めて自分を振り返ると、愕然とします。こんなにひっついていたっけ。
相手が応えてくれたと勘違いできる時があったから、こんなにぎゃーすか言えるのかな。
だろうな。だって、ぼくがけしかけた時に「お前の相手はできない」とキッパリ言ってもらえたら、こんなに長くは続けなかった。或いは、応えたとしても「目の前に女が居たら食うだろ」というキャラだったなら、こんなに傷付かなかった。
それは、相手の所為にしようとしているぼくの言い訳だろうか。それもあるかもしれない。

本当は、お前の所為だって責めたてたい。責任取れよって殴りかかりたい。
しかし、それはできない。相手がどういう子なのか解っていて、ぼくもけしかけた喧嘩、否、戦い、否、何て言ったらいいか解らないけど、出来事なのだ。
ぼくとその子だったら、最後まで話し合えると思ったんだ。逃げられないと思ったんだ。

まっすぐその子に「お前の所為だ」と言えなくて、ついったで大暴れしたり、話を聞いてくれた時に「はっきり言えない」とか言って濁してしまった。
恐らく気付かれているかと思うけれど、問い質してはこなかった。
ただ、相手に直接ぶつけずに陰で言われていた方が相手は怒るだろう、ということだった。即ち、その子がそういう反応を示すということ。

判っているのだ、そんなことは。本人に言わなくてはいけないのだということは。
だけど、言えない。ハッキリと話せない。話して縁が切れてしまったとして、「この程度の存在かよ」なんて思えない。そうなりたくないから話したいけど、今のぼくにそれだけの力があるかどうか。
正しく、「力量以上のことをしようとしている」から、その子に話せない。お前のことでぶっ壊れたと話すことなど、できない。その後に起きることに対して、ぼくは責任が取れないし、相手と解決へと導くだけの気力がまだ無いのだ。

だからって、ついったで騒いだのは悪かったな。きっと相手も気付いていたろうな。
そんなことで謝ってきてくれるほど、気弱な奴ではないのだ。意地でも自分を貫こうとするから、だから話ができないと思う時があるのだ。
けれど、具合悪いのに、次の日に出張控えているのに、3時間も電話に付き合ってくれたりするのは、優しい証拠なのだろうな。他にもそういうふうにしているのだとしたら、とんでもない聖人君子様だな。

ぼくはどうしても、彼に言えない。だけど、いつかは言いたい。
それは嘘を吐いたことへの謝罪と、言えなかったことへの謝罪と、改めて誓いたい言葉とで、何とか終わりそうだ。もう他にいろいろ話すのはよそう。受け止めきれるか。


何も解決していませんが、精神は多少スッキリしています。
これからそうやって生きていくのかとか、あんまり考えないようにしています。
何の為に、どうして生きていくのかって考えて、鬱鬱しているのもあるからね。
物語を書く為に、楽しいことを見届ける為に生きていくのだ、ということで今は勘弁してくれ。

わたしに何ができるのか、3年前のわたしは知っていたのだろうか。
とりあえず無理をするなかれ、と思っているだろうか。
今の仕事場でも、対人関係でも、できることをしないで見誤ったままに進んでいっては、何をやってもギャグだろうか。

泣けるだけ泣いたが、まだ泣ける。自分の情けなさと無力さと恰好悪さに泣ける。
深い深い闇の底に堕ちて、「強くなる」と言えたなら、わたしは少しはあの子に近づけるだろうか。


6月くらいに会いにいこうかな。会いたい。



こんばんは、ふらみいです。
理不尽なことに晒され、過ぎ去ったことに未だ囚われ、誰かの言葉に傷付いた侭でいる、情けない者、わたしです。

もうね、仕事のことと私生活のことが嫌な目ばかり重なり過ぎて、涙が尽きない。
頭痛が常にして、身体が怠くなって、死にたいという気持ちが溢れて、自分でどうしたらいいのか解らなくなってくる。
もう何も考えたくなくて、考えることを放棄して、死ぬことに縋りついている。


仕事先のサブと打ち解けた筈が、この前の質問でやらかしていたみたいで、昨日の態度がごっさ冷たくなっていました。
その前は普通だと思っていたのに、あれー??
わたしの居ない時に何があったのか解らないけど、とにかく理不尽。
質問しても「いいんじゃないですか?」とか、すごいテキトーであります。
見放された? と思うんだけど、まぁそうなっても仕方ないんだけど、うーーん。

わたしの態度が悪かったんなら謝って治そうと思います、えぇ。
偉そうだと言われても、そんなつもりなかったんだもの。
年下だからとサブのことを馬鹿にした覚えも無い。
それって言っていても伝わらないことなのかもしれませんな。

とはいえ、サブの態度が変わるとか、なんなんだ。
わたしは正直、悲しいぞ。原因がわたしにあるにしても、「こいつに言っても仕方ない」と思うなら、せめて外に出さずにやってほしい。
外に出されたら、わたしにも影響が出るに決まっている。そんで、それが店内の空気になってしまうのでしょ。

そんなサブへの悲しみが悪化して、「わたしが居なくなったら楽ですもんね、ハイハイ死にますねー」という気持ちに変わってしまう。
そのいつもの思考に、自分でまた悲しくなる。なんべん同じことを繰り返す気だ、と。


そもそも、今週の頭にも例の子相手にやらかしていますからね。
遠慮した結果、電話するタイミングを外して、「変な遠慮するな」と言われてしまった。
そりゃそうだな、今まで電話する時は先に確認して、んで掛けていたから。それと同じことをすれば良かったんだ。

けど、向こうが他の人間と楽しそうにしているのを見たら、わたしなんぞの話をしてはならないって思ってしまった。
今まで聞いてくれたからって、これからも聞いてくれるとは限らない。楽しいところに居る反動で、ぼくの醜さがもっと見えて、「こっちより楽しいな」って捨てられるのが、怖かった。のだ。

10年以上の付き合いを経て今更? と思われてしまうが、それでもまだ怖い。
その子にはたくさんのものをもらったが、そこには傷も少なからず含まれる。わたしはその子に嫌われて捨てられるのが、何より怖いのだ。

だから、先に嫌って捨てようとした。
しかし、できなかった。
わたしがわたしでいるには、その子が必要なのだと解っていた。
もし、離れてしまったら、殺してしまったら、もう逢えない。それはとても寂しいことだ。
何度も殺すか死ぬかと考えたが、あの子が居ない世界はつまらない。今更、つまらないのだ。生きていてほしいと、強く思うのだ。


あぁ、わたし本当に愚かだなって、何度も感じました。
辛くて、逃げたくて、死にたくて、それが救いになるなんて、信じてもいないくせに。
壊れてしまえば、消えてしまえば、そうなったらどうなるかなんて、視えていたけど目を瞑っていたくせに。

たくさんの理屈をこねて、卑屈になって、ついったで大暴れしたけれど、本当はどうしたかったのか解っていました。
でも、わたしなんぞが頑張って何になる? だから何? という気持ちが強くなり、深くなり、何もしたくないと拒み始めていました。

幼馴染みメンバーのひとりに、
「生きているんだからさ、しっかり生きていく為にも仕事はしなくちゃね」と言われました。
もうひとりの娘は小学生の時に、
「まぁ、あたしらしっかり生きなきゃだめだね」と言っていました。
双子の姉の方はどうだろう、そんな話をしたことはなかったけど、きっと死ぬことに対して否定してきたでしょう。

何でみんな、そんなに強いのかね。
生きているから生きていこうって、わたしにとっては当然じゃない。
それはわたしが死を前提にしているからだって言われたけど、それならわたしも生きる為に何をするって考えたら、解るようになるのか。

ただ生きるだけなら、誇りも尊厳も要らない。
るろ剣の斎藤が言っていたけど、そんな生き方はしたくなかった。
じゃあ今、誇りと尊厳をもって何をしているのかっていうと、ただ生きるよりもっと否定的なことをしている。

あ、そっか、ただ死のうとしているんだ。
何かを守る為とか、何かに繋ぐ為でなく、ただ死のうとしているんだ。
美談になる筈もない、ひとりの愚か者の死だ。
けど、その愚か者が生きることを望んでくれている人達も居るんだ。

解っていた、解っていた。幼馴染みだけじゃなく、友人たちみんな心配してくれていたじゃないか。
そんな人達の為にわたしができることはない、だめだ死ぬしかないって感じていたんだ。
何でだろう、投げ出したいだけか。

銀さんに説教喰らいたい。
ぼくは背負うことから逃げているだけで、ただ死のうとすることは誇りも尊厳も必要のない行為で、みんな裏切ることになる。
一方で、ぼくは約束を果たそうとしていた。それは死んでもできると信じていた。そうじゃないと、死ぬことができない。無理にでも信じないと、死ぬことを選べなかった。

何回泣いても涙が溢れる。
何回言い聞かせても心が壊れる。
どこへ行こう、何をしよう、誰と逢おう。
ぼくのやることに意味も価値も無いんだって、まだ思う。だからって何もしなくていいわけじゃない。

自分のことは自分で片付けられるようになりたいと、その子の前で話したことがあります。嘘じゃないです。
わたしはひとりで生きていくのが怖い。誰かと一緒にいたい。しかし、今のままでは誰とも一緒にいられない。
だから、ひとりで生きていく。自分の速度で周りを見て、焦っても歩いていくしかない。
その子に言ったことがその子に届いてなかったとしても、わたしの心に偽りは無く。堂々たる気持ちで、その子へ繋げようとしていました。


涙が止まらないのは、何でだ。
死にたいからから、死にたくないからか。




季節は次々死んでいく / amazarashi

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