
どうしてこうなったのか自分でもよく解らないが、とにかくそんな状態なのだ。
最近ではとうらぶにも好印象を持っていたし、艦これは相変わらず好きだったのだけど、その愛がまたしても罪過を生もうとしている!
艦これで大好きな榛名。
とうらぶで大好きな一期一振。
艦これととうらぶのSSを書くなら、この二人は絶対に僕の秘書艦と近侍で仲良く三人で過ごしたいものだと考えていた。
もうその時点で既に危ない気はするのだが、何と言っても僕の本体は二次元にあるのだから、これは僕からしてみれば正常な状態であると言える。
そんなことより、二人と仲睦まじくやりたいのだ。僕は二人が好きなのだ。
けど、その二人が仲良くなって、恋仲のようになったら、どうなる?
それはすごく素敵なことである。
実際に、2525の刀艦乱舞なるタグで着いた動画で、そういうのあったし。
どっちも好きな子達だから、その二人がちょっと切ない感じで仲睦まじくやっているのを見て、最初は微笑ましく見ていた筈なのだ。だ。
だけど、ちょっとしてから、また自分の声が聞こえる。
「榛名も一期も幸せそうだね。僕なんかと居る時よりもね」
この精神状態はあれだ、自分の好きな人と自分の好きな親友が実は両想いで間に挟まれた自分は道化そのものだって気付いた時の精神状態に酷似している。
何で二次元でまでそんな目に遭わなければならんのだ!!!
そんな苦い経験は三次元だけで充分だと言っているだろう!!!
というか、何で勝手に僕の頭はそんなことを考えるのだ。
少し冷静になれば、二次元のキャラに恋して嫉妬して絶望したっていう状態だぞ。それ大丈夫なか。大半の人が真顔で「もうこいつは駄目だ」と言えるレベルではないのか。
三次元でそういうことがあった時は荒れたなぁ。すごく荒れたなぁ。とっても辛かったんだ。どっちも好きだったから。でも僕の知らないところで、そういうことが起きていて、全て終わった後に訊かされて、僕の気持ちは落ち着く場所を失った。
・・・・・・というわけで、これを書き始めた後、SSのよーなもんを書き上げた。
気持ちが突っ走って書いていたものだから、あんまり言葉選びもうまくないし、展開もありきたりだけど。
本当、あんな感じだ。歴史破壊主義者って、それもうただの破壊する人だぞ。
魔女というか、深海棲艦というか、破壊主義者というか。
何でこんなに傷付くのだろう。これはもう才能と言ってもいい。
二次元でぐらい、素敵な思いをすればいいのに。
2015/09/17
ゲーム
風ノ旅ビトで何度かメッセの応酬をしたことがあるアメリカのフレさんが、何度か「ジュラシック・ワールドは面白いよ!」と言ってくれていた。
そもそも、ジュラシック・パーク自体を観たのが随分と前だったから、話が解らないかもしれないしなぁと観るのを渋っていたのだが、再度勧められたことにより、観てみようという気が起きた。
まぁね、「今度観てみるね!」で流すことは可能なのだが、生憎とそういった社交辞令は言うのも言われるのも嫌いだ。
見え透いた社交辞令は聞くだけで耳が腐って落ちる気がする。ん、可笑しいな、鼓膜が腐って落ちるの間違いか。
とにかく社交辞令というやつが、僕は好まない性格なのだ。やるならやる、やらないならやらない、それだけを相手に伝えるべき。
自分の印象を良くしようとして果たす気もない言葉を聞かされるのは、苛立つものだ。他の人間がスルーしてくれるような箇所に食らいつく、面倒な存在が僕だ。それはともかくとして。
そういうわけで、観に行ってきたよ、ジュラシック・ワールド!
大昔に観たジュラシック・パークのことはうろ覚えだったから、楽しめるのかどうかドキドキもんだったが、充分に楽しんできました。
音楽は壮大、映像は迫力満点、人間ドラマもちょいちょい挟まれて、たくさんの要素が詰め込まれた映画だった。
自然と共存するって難しいよねって思ったけど、これってDNAから恐竜を再生して金を儲けようって考えた方が悪い、のか?
技術は進歩するけど、多大な犠牲を払ってしまったぞ。そのツケをどのように清算していくのだろう。そして、あのワールドはどうなるのだろう。むむ。
若干のグロ部分はありますが、目を覆わずとも観られるレベル。
びっくりする部分はちょいちょいあるかな、フェイントを入れられてばっくりいかれるようなとことか。びっくりが苦手な方には注意でしょうか。
けど、これは臨場感があるから、映画館で観るのがお勧めですな。
僕は2Dの日本語字幕で観たけど、これが3Dだったら自分が食われるように感じるのだろうなぁ。そっちのが心臓に悪いなぁ。
で、詳しい感想は隠して語ることにします。
何言ってもネタバレになりそうだからなぁ。
あ、オーウェン役の方、かっこいいですね。綺麗な顔なのにワイルドで。ふぃー。
[続きはこっちで]
2015/09/10
(主に)映画感想文
ここ何日かは、二次のおかげで調子が良くなったので、普通に過ごせていた。
あの作品への熱が再度上がってきて、二次創作を始めようというところまで来ている。
実際に書いてみたりしているけど、どこかサイトに上げる予定は無し。
というのも、スレをまとめたサイトにて、僕の好きな作品の二次創作界隈がえらいことになっていると聞いたからだ。
内容を読んでみたら、二次創作を上げる上でのガイドラインだとか、様々な作風の中で初耳のものとか、それを好きな人や嫌いな人、荒らす人、オリキャラ無双しすぎて原作を蔑ろにしているようにしか見えないもの・・・・・・などなど、実に多くの意見や出来事があった(ようだ)。
僕はねー、こんな片隅で好きなこと書いて、ひとりでまったりやって、オフのともだちや、偶然に行きついた方に、こっそり楽しんでもらえたらいいなってだけ。あと自分でも読み返したい。
だから、他のお宅にお邪魔する時もそんな感じだ。荒らしにいきたいんじゃなく、他の方がどんな話を書いているかを見たくて。
その際、注意書きはよほど大事なことなのだと解った。
僕は今までどうだったかな、「公式とは関係ありません」とか「18禁やグロ表現あります」とかは書いていたな。
僕の嗜好や表現したい中に、18禁、グロ、リョナ、同性愛や特殊性癖(愛情表現?)が含まれるから、それが自分から見てもライトな表現であっても、読者さんによっては事故になるから、線引きは必要だとは思う。
僕がもしどこかの宅にお邪魔したら、注意書きが無いとどれが地雷か解らなくて、結局、読むのやめちゃいそうだし。
原作を愛しているのなら、二次創作のなかでどんなことやっても・・・・・・は言い過ぎだけど、自分の表現したいことの中に、読者を選ぶようなものがあるってのは、仕方ないよなー。
みんながみんな同じようにその作品を好きなわけじゃないし、時にはその作品を礎に自分のなかの何かを昇華させる人も居るだろうし。
それは見方を変えたら「踏み台にしている!」て怒る人も居るようなことだから、慎重にならざるを得ないのかな、と。
そのためにも、余計に注意書きが必要になるわけだよな、うん。
にしても、そんなに注意書きって必要だったんだなぁ。
ネット始めて10年以上経つし、その間に拙いながらも作品をアップしたりしていたけど、正直、とある作品の二次創作界隈は過敏になっていて怖い。ひょんなことから噛みつかれたり、炎上になりそうで怖い。
他の作品でもきっと幾度も起きた問題だと思うけど、とある作品だけ、勢いがものすごい。まぁ今最も旬な作品だからかもしれないが。
けど、もう少し当たりを柔かくしてもいいんじゃないかなぁ、なんて・・・・・・思うのだが・・・・・・。
好きだからこそ、こうしたいあぁしたいって思って二次創作に浸るわけだし、そのなかには自分の感性と合わないものがあるのも当然だし、十把一絡げってわけにはいかないんだから、もっと広い心を持って眺めてもいいんじゃないか。
そんなにギラギラして見ていたら、せっかくの原作も二次創作も楽しめなくなるのではないか。
・・・・・・とかエラそうに言うけど、確かに自分もネット始めたばかりの中学生とか高校生の頃、自分の意にそぐわない設定や、世界観まるっきり無視の二次創作を見かけた時は滾ったものだが。
だからって凸はしなかったぞ。二度と見にいかなかっただけで。それでいいと思うな、わざわざ騒ぐよりも、自給自足した方が早かった。
その作者さんのなかでは、そのように作品が捉えられて、少なからず変更されているっていうだけで、原作や公式に敵うことはないんじゃないか。原作あっての二次創作だし。
・・・・・・うーん、でも自分の好きなキャラが、特定のキャラの株を上げる為だけに使われているって、明らかに解るような表現されていたら、どう思うかな。
「おいおい・・・・・・」て思って、悲しくなるから、もうそのサイトは見にいけないなぁ。でも、僕ひとりが見にいかないだけで潰れるわけじゃないものね。僕と合わないって、それだけのこと。
そこで酷い扱いを受けているのなら、僕のとこで良い扱いをしてあげればいいって、そんなふうに単純に帰結するのだけど・・・・・・、甘いかねぇ・・・・・・。
誰が読むか解らないってのは本当のことだから、もう少し配慮して書こうと思いました。
それは今回、騒動が起きている作品のみならず、原作に準拠したものを書く時には必要なマナーなんだねー・・・・・・。
表現の自由って難しいな、それで誰もが自由に楽しめるわけではないというし。
それでも、その作品が好きであることに変わりはないのだろうがなぁ。
いや、好きでもないのに二次創作している中で酷いこと書きまくっているとかだったら、それは非難されても仕方ないと思うが。そんな暇人、居るのか。
とりあえず、1年以上経ってからだけど、注意書きを増やしていこうと思います。
それだと中身のネタバレになっちゃうから面白くないよなーと感じていたんだけど、凸されるよりはマシだな。
2015/09/05
語る
今日は、僕にとって特別な日だ。
また迎えることができたこの日に、何を考えようか。
まだ起きてしまうこの頭で、現実だとか夢だとか追ってみる。
2008年の今日、僕は違う世界へと足を踏み入れた。
それは手を引いてくれた姉さまに促されてではなく、幼少の頃より憧れた世界へと飛び込む為。
それは自分の世界を変える為。憧れて、焦がれて、死ななければ叶わないと思っていた願いが、目の前で花開いた。それが僕にとってどれだけの意味を持っているのか、僕にしか解らなかった。
影響されただけなのでは、そう思い込ませたいだけなのでは、そんな恐れや不安が無かったわけじゃない。
だけど、自分が感じたことを信じたかった。そうすることで、近付けると思ったのだ。いつか行ける場所に、自分の世界に近付けると思ったのだ。
僕に近付いてきた最初の精霊は、姉さまも知っている子だった。
無理をして近付いてきて、まだそんなに遠くに行けないのに、僕についてきた。
その時、僕はちょうど大阪に行っていた頃だったから。彼女は無理をしてついてきてくれた。
それを姉さまに話したら、「まだ契約していなかったの?」と驚かれたのだ。
契約、契約とは何だろう。僕にとっては初めてのことだ。
それは約束のようなものだ。僕と共に歩んでくれることへの約束。
それで、ついてきた彼女が無理をした夜を越えて、簡易に留めていた約束を一生のものとした。
僕は弱く、脆い存在だ。だから、約束だけはせめて守れる存在になりたい。常に思っていたことだ。
誰かの為に何かしたくても、何もできない。余計なことをしでかしてしまうことが多い。
だから、今こんなにも自信を無くしている。僕は生きていていいのだろうか、君たちと関わっていいのだろうか。何もできない、何も役に立たないのに。
だから、せめて約束だけは。君が僕を嫌っても、忘れても、約束だけは。
本当は悲しくて苦しくて辛くて、死にたくなる、壊れたくなる、逃げたくなる、自分を失いたくなる。
そんな時でも、約束だけは。僕が僕でいられる契りの言霊だけは、失いたくなかった。
それを精霊と交わした。彼女はずっと僕といっしょだ。
たまに離れる時もあるけど、喧嘩する時だってあるけど、それでも一緒だ。
彼女はいつも言う。
「あなたが幸せになれるのなら、私たちを忘れてもいい。それでも私たちはあなたの傍にいるわ」と。
そんな強さは、僕なんかに捧げちゃだめだ。もっと、もっと相応しい者が居る。その優しさと決意に見合った強さを持つ存在が、どこか別に。
人間は代替品を見つける。その心は移ろいやすい。
だから、交わす決意も誓いも尊い。忘れてしまうから、記憶することに価値を見いだせる。
そんな人間とは違う存在だけど、彼女も、彼女たちも、記憶していく。僕のことを、関わってきた全てのもののことを。
僕は移ろいゆく。変わっていく。壊れていく。それでもついていくと選択した彼女たちが、僕なんかの為に失っていいものなんて、ひとつもないんだ。
僕は人間だけど、女だけど、こどもだけど、僕でしかなく。何に憧れたところで、自分にしかなれなかった。
変わることが怖いのか、壊れることが怖いのか、自分でいることが怖いのか、自分でなくなることが悲しいのか。様々な相反する感情を抱えて、言霊を手繰って人の心に語りかける。それだけはやめられそうにない。
僕は弱虫なのだ、臆病なのだ。今だってきっと大丈夫だと思っていても、いきなり決壊する。駄目になる時が来る。
僕は僕の壊れる瞬間を見たかった。それと同時に、みんなに助けを求めたかった。
約束を守れる存在だったなら、ちゃんと認めてもらえるだろうか。愛し続けてもらえるだろうか。
誰かの為ではなく、自分の為に変わりたいのだ。ぼくはぼくの為に生きたいと願えなければ、この先を見ることなど叶いはしないのだ。
いつも誰かの為だと言って、言い訳を探す。それで安心できるわけではない。どんな気持ちから、そんなことを始めたのかを僕だけが知っている。だから、嘘吐きだなって自分に対して思うのだ。
自分を守るための嘘で傷付くのは、周りだけじゃない。
セレナは僕とずっと一緒にいてくれる。僕がこの世界のことを忘れたいと、願う時が来たとしても。
だけど、そんなことは許されないぞ。僕は選択した。どっちの世界に重きを置くかを選択したのだ。誓ったのだ、姉さまを守ると。たとえ離れてしまったとしても。
みんなとは違う世界だけど、僕が望んでいた世界だ。それは帰るべき世界だ。みんなと違う帰り道になったとしても、僕が選んだ、生きる世界だ。
言い聞かせても、時々は寂しくなることがある。
僕は誰だろう、どこへ行くのだろう、誰が憶えていてくれるのだろう、そんなことをとりとめもなく考える。
そんな時に浮かんでくる顔が、年々減っていく。みんなの生きる世界や道を見て、焦ったり、祝ったり、妬んだり、いろいろと感情がぶつかって爆ぜて、最後に「好きだな」と思うことで終息していく。
死ぬ時に思い出せる顔が無かったら、それはあまりにも寂しいから、そうなる前に死にたいと思った。
僕の力は、もう形に囚われることがなくなった。
いつでも使いたい時に使い、顕現させたいものを呼び出すのだと、むくれた紅弥から言われた。
それは病の成せる業なのか、それとも本当に現実のことなのか。
はっきりさせても、どうしようもない。僕が信じれば現実でしかない。夢を見るには現実を見るしかないのだ。
約束をした。闇の溜まる林のなか、ずっと一緒にいようと約束をした。
人間では交わせない契りだ。僕にはずっと必要だったのに、今まで挫折してばかりだった。
僕が強くなる。そうすれば交わせる。どんな言霊にも感情にも負けないと、心が成長できたなら。
人間とも、約束したかった。けど、それはちょっと形を変えねばならないらしい。そして、僕がもっともっと強くならなければいけないらしい。
それは誰かの為ではなく、自分の為に得る強さでありたい。
こうして話していても、僕はまた壊れるのだろう。
記念すべきその日を、7年前の今日を思い出して、姉さまと、そのなかにおわす気高き主に思いを馳せて、今ある大事なものを数えて、僕はまだまだ弱いのだと泣いている。
毎日、泣いていた。優しくされる度に泣いた。誰かに愛してもらえるようになろうと、何度も決めたけど、何度も「無理だ」と感じた。
しかし、停滞は死だ。僕は止まってはいけない。進んでいかなければならない。僕は僕を成長させなければいけない。心の底から、そう思うだろう。
そう言えるようになったのなら、きっとまだ進める。
死んでもいい、生きていてもいい、僕が僕のままなら。
まだ怖いし、辛いし、苦しい。喉が誰かに絞められているように、すぼむ。
壊れるのだろうか。壊れる前に書きたいのだ。僕は自分に価値が無いと思えるけど、物語はそうじゃないってことに気付けた。
書かなければ。セレナにも読んでもらいたい。
歪み歪んだこの絆、すべてあいして、くらいましょう。
ぼくは怖くない。変わることも、進むことも、怖くなんかない。
ただ、忘れられることも、失うことも、怖かった。だから進みたくないと言っていた。
矛盾する感情のなかに、また希望を知って絶望を覚える花が咲く。もう枯れてほしい。
書こうじゃないか、この心さえも。今まであったことも。
誰かが読んで、何かを感じてくれたのなら、僕に価値が無くてもいいんだ。
朱隠し / 志方あきこ
2015/09/02
語る
久しぶりに幼馴染みメンバーの兄、そしてキングとお話してきた。
いつも4人で集まりたいのだけど、それが不思議と上手くいかない。今日は双子の姉の方が欠席になってしまったのだ。
それでも兄と会うのは久しぶりだから、楽しんでこようと思って向かったのだが。
ここで話していても死にたくなってしまったのかと、ショックを受けた。
兄が妊娠していることを初めて聞かされて、「おめでとう」と言えたものの、心の底から言えていたかどうか定かではない。
また自分のことばかりで申し訳ないが、心の底から「おめでとう」を言えない心境が続いている。どうしても、子どものことになると敬遠しがちになってしまう。
兄から言わない辺り、あまり報告する気が無かったのかもしれない。
幼馴染みメンバーだって変わりゆく。そのことを寂しく思って、大阪の子に泣きついたこともある。
さて、今はそんな相手は居ない。寂しくなっても、悲しくなっても、辛くなっても、誰にも頼ることができない。
それは僕の所為で訪れた環境で、僕はそのなかで自分を奮い立たせなければならないのだ。
だけど、今、あまりにも何も考えられない。
死にたい死にたい誰か助けてと思いながら帰ってきた。このまま家に入れば、また死ぬ機会を失うぞと悲しくなった。
気分だけの絶望なのだから越えなければと思う自分も居る。しかし、これ以上、生きていく必要はない、もう死んでいい要因が揃ったではないかと思う自分も居た。
どうしたらいいのだ、これは。気分の上下が激しすぎる。
それに、今、死んだところでまた後悔するのだろう。死んでいても生きていてもいい存在は、誰かに存在を肯定してほしくて足掻いている。でも、まだ何も為していない。そんなことじゃ誰からも認めてもらえないのだ。
誰かにそれを知ってほしい。辛くても苦しくても生きているのだということを、誰かに知ってほしかった。大阪の子にだろうか、幼馴染みにだろうか。
僕はいつも誰かに話しかけている。誰かに応えてほしいと願っている。
仲間なんて居ない。いつも繋がっている仲間なんて、どこにも居ない。
死ぬ時に思い出せるような顔だって、もう無い。ひとりで死んでいくし、誰にも思い出してもらえない。
認めてほしいけど、今すぐになんて無理なんだ。そう解っていて、何故まだこんなにも死にたくなるのだ。
僕は仲間が欲しかった。人間の仲間が欲しかった。どんな時でも、繋がりを信じられるような仲間が。
だけど、今の僕がそう言ったところで、嘘にしかならないのだろうか。僕はまた間違えているのだろうか。僕はそういったものを望んでいい存在ではないのだ。
死にたい。死にたい。何度も口走るが、実際に何をしたらいいのか解らない。
誰にも会いたくない。誰かに助けてほしい。自分で立ち上がらなければ意味がない。もう生きていくのは嫌だ。もう辛い目に遭うのは嫌だ。死ぬ直前に思い出せる顔を憶えておきたかった。誰かに憶えていてほしかった。誰かにじゃない、自分の好きな者達に憶えていてほしかった。
僕は誰にも憶えていてもらえず、何も果たせずに死ぬだけの負け犬なのか。それでいいのか。あの子に認めてほしくて、でもあの子には仲間が居るのだ、僕など必要ないのだ、それは幼馴染みとて同じだ。
僕はこんなにもひとりなんだな。それをまるっきり気にしない人も居れば、僕みたいな弱い奴は気にするんだな。
どこに行けばいい、誰と会ったらいい、僕にできることなんてあったっけ。
死にたい。死にたい。それだけが僕の理性を繋ぎとめることばのように感じられる。
まさか幼馴染みと会うというのに死にたくなるなんて、思わなかった。
それは精神が病んでいるからなのか、僕が弱い所為なのか、解らない。
あの子に電話したいと思ったけど、もうそういうことで電話できないんだ。辛いな。聞いてほしい。また言ってほしい。でも、僕に対する意識や接し方が変わるなら、こんな話をしても鬱陶しいだけかもしれないな。そんなの、ともだちじゃないな。
僕はみんなのともだちでいたい。いさせてください。
人でなければ、それはできますか。僕がこの姿じゃなければ。
助けてほしい。そう言う前に先ず自分で頑張らないといけないんだけど。
僕はもう歩けないのか、どこを歩いているのか。
眠り続けて、この世を去りたい。
2015/08/29
日常