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ふらみいの、とうかの、言葉吐しと成長録
こんばんは、ふらみいです。ごっさお腹が空いています。夕飯まだなんだ・・・・・・。

さて、友人から借りていた「未来日記」を無事に見終わったぞ!
リダイヤルも残っているんだけど、その前に本編の感想を書いておきたくて、ここに。

うーん、うーん、そうだな、でも、一言で言えば、


愛ってすごいよね。


ネタバレありきで感想をつらつら述べまっす。

観たことない人は一度観てみるといいと思います。絵も綺麗だし、話もそこまでこんがらがったりしないし。







見所はやっぱり由乃さんの暴走っぷりかな。そうだと思うな。
どこかで訓練を受けたとしか思えないあの動き。間違いなくプロ。2回目だからとか、そういうことじゃない気がする。
一番好きな戦闘場面は、平坂さんと戦うとこね。5人居る平坂さんを見分けた時の「耳がいいんだね・・・・・・?」て呟くのが、すごく好き。
「死ねバインダー!」のとこもすごく好き。初見では笑ったけど。

彼女が歪んだ原因もやっと解って、うん、由乃さんも人の子だよねって、どこか安心しつつ。
あれだけ他のものを置いてでもユッキーを好きになるから、すげー原因があるか、元からあぁいう性格なのかの、どちらかしかなくて。
原因もなく最初から歪んでいたら、それはそれで凄いけどね。自前の狂気って。

しかし、親が病んでいたら云々ってとこは、あまり他人事ではないな。自分のリアル生活でって意味で。
この歳にもなれば、周りの友人も結婚して子ども産んだりしているし。その中には、精神的に脆い娘も居たりして、由乃さんみたいな目に遭う子も出てきてしまうかもしれない。
由乃さん家はエリート思考だったから歪んでいったということもあるけど、そうじゃない場合でも歪みの発生する事例はあるだろうから、周りが助けになってあげられればいいね。

そして渦中の人物・ユッキー。外見も声もすごく好みだったけど、いやー情けない子だったな!
特に、「2周目の由乃も3周目の由乃も両親も助けたい」ってところは、かなり苛々した。みねねさんの言うとおりだよ、小僧。
しかし、その心によって救われた(と見える形に収まった)ものもあるのだから、一概に否定はできないか。
ダーツの腕がいいってとこも、そこまで映えなかったな。みねねさんの眼球に刺さった時は動揺ひとつ無くて、驚いたぞ。

最初は情けなくて守られるばかりだったユッキーが、だんだんと由乃さんを意識して、愛していく様。
少し流れが解りにくいなと感じたりしたけど、由乃さんにちゃんと「愛している」と伝えてくれて、良かった。
どうしたいのか意思が無くて、周りに流されているようにしか見えないから、彼自身の口から由乃さんをどう思っているかを知りたかったですよ。
男らしいとこを見せてくれたから、後はもう新世界に向けて突っ走ってほしい。

全部の話を通して好きだったのは、みねねさんかなー。行動に一貫性があるなーと思って、見ていてどきどきしました。痛み的な意味でも。
彼女は痛い目に遭いすぎだろ・・・・・・。眼球抉られたり、無くなった右腕がまた無くなったり、痛いこと一手に引き受けている気がする。
そんなみねねさんだから、ますみんと結ばれて心底ホッとしました。ED見た限りだと、子どもも射たしね。うふふ。

クラスメート達も良い子でしたなー。高坂くん、日向、まお、この辺りはすぐに退場すると思っていたのに、レギュラー化して驚いたよ。
秋瀬くんも驚いたけど。ユッキーのこと愛しているとか普通に言われたけど、今までそんな素振り無かったじゃん。何が彼をそうさせたのだ。
そんなびっくりクラスメートは基本良い子達だったので、ユッキーを守るよって話をした時に、泣きながら微笑んだユッキーに「良かったねぇ」てお母さんみたいな気持ちで頷いたのでした。

そうだよね、ともだちや仲間ってのは、困っている時に支え合う、頼れる人達のことだ。
普段を楽しく過ごすだけでも充分にともだちと言えるだろうけど、土壇場で発揮されるこういう絆は、見ていて清々しい気持ちになる。嘘も無いしね。
そこに高坂が居たのが意外だったけど、彼もたぶんユッキーのこと気にかけていたんだろうな。そうでなきゃ、ボーガンで撃たれた脚を引き摺って応援に来たりしないよな。

みねねさんの他には、ムルムルが好きでした。幼女に見えて、全然そんなことなかった。覚醒ムルムル怖いしよぅ。
なーんか途中から怪しいなぁって思っていたけど、2周目は暴走しまくっていたのね。デウスと仲が悪いのかと思っていたよ。
裏日記では和ませてもらいました。雨の公園にムルムルを迎えにきたデウスとか、見ていてほっこりする。


憎めるキャラクターって、そんなに居ないね、この話では。個人的には、だけど。
みんなそれぞれ事情があって、過去があって、理由があって、だからお互いの生死を懸けてまで叶えたい願いを持ち続けていたのね。
その必死な姿は、誰のものであっても胸を打ちます。単純な理由であろうとも。

だから、平坂さんとかマルとアイとか、自分達の為だとしても憎めないんだよなー。キャラ的に憎めないってのもあるけど。
かまどさんなんて、一度もこうしたいってことを言ってないからね。或る意味、一番損しているように見える。彼女自身の願いは、神にならないといけないっていうものとは、ちょっと違っていたろうし。
椿ちゃんも環境に振り回されちゃったんだな。仙台エリさんだって知った時は驚いたぜ。凛とした姿勢が好きだったんだけど、最後はあんな感じだったものなぁ。

家族ってものをこの話ではよく見せてくれていたと思います。愛の在り方も同様に。
ふらみいは私的に「家族」という概念に対して苦手意識があるので、ユッキーみたいに家族でこうしたいとか、由乃さんみたいに家族にこうされたいとか、もう浮かばないけれど。
基本はそこにあって、その如何次第で歪んだり真っ直ぐになったりする。そのことがすごく解りましたぞ。

それでもやっぱり、ふらみいはユッキーと由乃さんの愛の在り方に一票を。
由乃さんのやり方は極端だし過激だけど、愛あればこそ。いや、愛で全て片付けられないけどさ。
あそこまで誰かを愛することって、なかなか無いでしょう。
それほど、依存して求めて守りたい存在。ふらみいさんにも、そういう存在が居るから、由乃さんみたいに動く気持ちは解るかな。
巻き込まれた周りは堪ったものではないね。それも解っているけど、だって自分が守りたい人以外は気にしていられない。


デウスに呼ばれてサバイバルゲームして神になれとか、最初見た時は「リスクたけーよ、誰がやるか」って叫んだものだけど、こういう結末ではなぁ。やっぱりリスクの方が大きいんじゃないか。
しかも、そのやり方は性格悪いよデウスさんよ~と思っていたら、人間からの提案だったとは。人の敵って、やはり人になるのね。

タイムリープ物だったから、若干がっかりしてしまいました。最近多いのねー、こういうのーって。
時間をどうにかできたら、そりゃこういう話にもなるだろうさ。だけど、それじゃできることが増えすぎて、逆に意外性が無いの。
由乃さんも、双子説を勝手に思っていたのに、2周目の由乃さんとか「ええー」て言ってしまった。それなら、まだ双子説の方が~って思ったけど、それじゃ説明ができないことばかりなんだよな。

タイムリープしなければ、どういう話になっていたのだろう。由乃さんが神になって終わりだったのかな。
これはゲームだったら面白かったかな。マルチエンドで、それぞれが神になった場合の世界を見られて。
アニメで見て面白かったけど、他のキャラに愛着が湧いているから、ゲームでも見てみたかったような。


さて、後はリダイヤルだけです。クラスメートと楽しそうに話す由乃さんがマジでかわいい。
ユッキーとどのように絡んでいくのか、期待していますよー。

総評としては、面白かったです。何も考えずに見られて、絵の綺麗さにキャッキャしていました。
だって平山さんだもん。美麗作画。元の絵柄も好きですよ。


由乃さんみたいになった時に止めてくれる誰かを、救ってくれる誰かを、そんな人と関係を持てるような人になっておきたいもんだね。




作業用BGM
 空想メソロギヰ / 妖精帝國


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