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ふらみいの、とうかの、言葉吐しと成長録

こんばんは、ふらみいです。今日も寒かったです。

仕事で情けない失敗をかましてしまったけど、何とかめげずに終えられて、一息つけました。
本当、涙脆いこの性分をどうにかしたい・・・・・・。


傍らで、とあるサイト様の二次創作をずっと読ませてもらっていました。
トリップ物の夢小説だったのだけど、なんか自分の嗜好に当て嵌まって読み耽ってしまった。
その大団円を今しがた読み終えて、なんと泣きそうになったりして、こうして語りに来たのでした。

トリップ物の何が悲しいって、何かの弾みで別の世界に来て楽しくやっていたとしても、いつかは自分の世界に戻らなくちゃいけないっていうところね。
元々無かった存在が別の世界にあっては、それは生じてはならない歪になると解ってはいる。解ってはいるけどさァー・・・・・・

もうね、わたしは駄目なんだよ。お別れとか、もう逢えないとか、そういうの昔から大嫌いなの。寂しいのも悲しいのも、本当は大嫌いなの。
元ある形に治まっていなくてはならないって自分に言い聞かせているだけで、終わらなくては別のものが始まらないって理解しているふりだけで、本当は嫌なんですよね。はは。

だから、昔からRPGをどんなに進めていても、ラスボス手前で止まっちゃうのです。そいつらとの冒険を終わりにしたくないから。
そりゃー時間経ってからまたニューゲームすればいいけど、「はじめてのニューゲーム」ってのは1回こっきりでしょ。その後どんなにニューゲームしたって、最初には戻れないわけでしょ。

その寂しさに、20数年ゲームやってきても、未だに慣れない。
物語の人物達の最後を見届ける義務が、プレイヤーの自分にはあるって思っていても、終わっちゃうのが悲しい、寂しい。
できれば、ずっと冒険していたいな。怖いことも辛いことも苦しいこともあるけど。

そんな寂しがりな気持ちがある所為か、トリップ物はどんな結末になろうとも泣いてしまうとこがありまして。
今回読んだ話では、最終的に主人公は自分の生きていた世界から自分の存在を抹消し、トリップ先で生きていくことを選んだわけだけど、うん、そうしてくれて良かったなぁと思いました。

元居た世界も大事だけど、「これから」を生きていく世界を選ぶ過程で、トリップ先が選ばれたっていい。勿論、逆も可。
結局は、愛着の湧いた登場人物達が、最後の最後まで幸せに笑ってくれていりゃ、それでいいですね。

暗い性格のふらみいさんでも、近年では「どんなに辛くても、最後に笑えりゃ上々の人生」という見方を持てるようになってきました。
死を近しい隣人として捉えてきていた為、どうしても悲観的になりやすく、すぐに死ぬだの殺すだのって頭の中が別の意味でトリップしてしまうけど、本当は笑って生きていけりゃそれでいいんだと思ったり、します。


で、その話の主人公がすごーく羨ましかった。自分の愛する世界に行けて、一旦は元の世界に戻って悩んだけど、結局、トリップ先を選んだ、選択肢を持てた主人公が羨ましかった。
ふらみいにも行きたい世界がありまして。それこそ、小学生の頃から憧れてやまない世界があって。
エブリディ・マジックを、死ぬまで信じ続けている。マジで。

今のふらみいだったら、何の未練も無く飛んでいけるなぁ。トリップ先に。
そこが自分の憧れてやまない世界で、たとえその世界で自分が名前も表示されんような「村人A」的存在だったとしても。

今自分の居る世界が嫌なわけではないけど、漠然と「もういいかなァ」なんて思ったりする。
周りの友人はちゃんと所帯もって、厳しかろうが楽しかろうが自分の人生を歩んでいて、それを大体見送った自分としては、次は自分の番だ!という感じ。
この世界で幸せになることも考えたけど、やっぱり違うんだなって思うようなことが増えてきて、だから自分で自分が幸せになれる舞台を探しにいきたいという気持ちが、年々強くなってきました。

この世界の友人達に忘れられちゃったって、消されちゃったって、まぁ、みんな幸せにやっているんならいいかねーなんて。
どうせこの世界に自分が忘れられずにいたところで、忘れられている時と大して変わらないだろうし。即ち、関わることなく、それぞれの道を歩んでいく。

ならば、ふらみいはふらみいで道を選ぶ。その道は、たまたまこの世界ではなく別の世界に繋がっていたのだ!という展開を望んでいる。

自分が死んで哀しんでくれる人はそれなり居てくれるだろうけど、人っていつまでも人の死に囚われないものでしょう。例外はあるけど。
そうやって前を向くことを学んだ友人達なら、べつにふらみいが居ようと居まいと、よろしくやっていけることでしょう。
だから、ふらみいはふらみいで、望んだ形で幸せにならないとね。


行ってみたい世界があったとして、それが片道切符だとしたら、みんなどうするのだろう。
見送る人は、向かう人は、残る人は、どんな気持ちでいるのだろう。

んー、自分があんまり他者に深く関わっているなんて思いたくないけど・・・・・・
まぁ、やっぱり笑っていてくれりゃーいいか。どんな道を選んで、世界が別たれても。
せっかくトリップしても泣いていたら意味ないし。元の世界に戻ったって後悔していたらどうしよーもないし。

やっぱり、後悔せずに自分で決めて生きていくのが一番ですね。



飛んでいけるなら、今直ぐにでも。後悔なんてしない。
この世界で大往生なんて、願ったって無駄。それが望みなんじゃない。
あともう1人、見送ったら何とか途中下車したいものです。







作業用BGM
 一番の宝物 (Original Version) / Angel Beats! ORIGINAL SOUNDTRACK [Disc 2]より


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