ふらみいの、とうかの、言葉吐しと成長録
今日は待ちに待った聖剣伝説ライブの日。
共に行くのは例の大阪の子。
いろんな意味でどきどきする日だったけど、前日及び当日の向かう頃には、気持ちがすっかり落ち着いていたのだった。
そもそも、その前日にまたしてもお店の店長にガッカリすることが起きて、もう何もかもどーでもいいーって投げやりになっていた。
そんな時に何かあっても、投げやりに拍車がかかるだけで、そんなにショックではないかな。いや、ショックはショックか。
だもんで、気持ちが落ち着いていたというよりは、何も感じていなかったのかもしれない。
けど、そんな死にかけの心に届くのは、いつだって一生懸命に伝えてくれる思いなんだと知った。
伊藤賢治ことイトケンさんがプロデュースする聖剣ライブにて、僕はまた大事なことを知り、伝えられ、自分の中に残すことができたと思う。
今回の聖剣ライブは、FF外伝聖剣伝説の生誕25周年を記念して企画されたものだった。
話を聞いて逸早く先行予約をした僕は運良く当選し、大阪の子を誘って行くことにしたのだ。
場所は中野サンプラザ。初めて行ったけど、大きい場所だったね!
どうやらイトケンさんはここに立つのが夢だったらしい。感慨深いものがある。

そこにあった絵であります。
来週にはもうIOSとAndroidでFF外伝のリメイクが配信されるらしい!
僕は勿論やるつもりです。
しかし、ROMが配信終了になるとはなぁ。お金の都合と聞いているけど、そうなのだろうか。
まぁ、あんまり儲けられるコンテンツではないよな・・・・・・最近まったく起動していなかったし。






こんな感じで、何枚か絵が飾ってあった。全部撮ったけど、全部 照明が写っちゃってるよ。仕方ないけど、悔しいよ。
これはきっと攻略本とか出たら、そこに絵が載ると思うので、それを眺めて楽しむことにする。
聖剣伝説はリアルな絵よりも、ふわっとした感じの絵の方が世界観に合っているのだなぁ。
この絵は好きだけど、聖剣らしいかって言われたら解らない。うーん。
一番、聖剣っぽいと言うか、印象に残ったのは聖剣3の結城信輝さんだったな。あの方の絵は好きなんだ。
肝心のライブの中身だけど、いやーもう大満足。
聖剣伝説は吾が礎也! と、馬鹿の一つ覚えのように言ってきたけど、それを改めて感じた。
そう、確かに礎。だって、聖剣に逢わなければ、僕は僕の世界の輪郭なんて知る由も無かったし、物語を書くことにもそこまで興味は持たなかっただろう。
テキトーに生きて、テキトーに考えて、テキトーに死んでいく。そんなつまらない人間にならずに済んだのは、聖剣に出逢って、自分の世界を創ることを始められたからなのだ。
そりゃ尖った性分によって苦労したり辛かった部分はあるけど、何も追わないような、一生懸命になれるものも無いような人間になるより、何倍もマシだ。
で、ライブの構成としては、FF外伝の曲を新約のアルバムにもあったようなアレンジで聴かせてもらった。
”Rising Sun”はやっぱり うるっときたなぁ。聖剣のテーマといったら個人的には”天使の怖れ”だけど、”Rising Sun”は聖剣の勇者のテーマと言うのかな、あの穏やかでいて壮大な音が物語の幕開けを感じさせてくれるから、好きです。
戦闘曲はほんとアレンジがかっこよくて、”最後の決戦”で”戦闘1”と”戦闘2”の旋律が流れた時は熱かった。元のピコピコ電子音から、少しアレンジを加えるだけで、こんなにかっこよくなる。如何に曲の完成度が高かったのか、それが解るようだよ。すごいよ。
個人的に聴きたかった”マナの神殿”は、新約のアレンジで聴けたので満足満足。あのピアノ、本当に切なくて好きなんです。
”伝説よ、永遠に”は他のゲームを通しても、好きなED曲であります。だから、これもやっぱりうるっときてしまった。あのプレイヤーを労わってくれるような音がね、良いんだよ。
で、合間にトークショーが挟まれた。菊田裕樹さん、下村陽子さんで一回。石井浩一さんと小山田将さんで一回と、かなり豪華な面子だ。
菊田さんと下村さんは想像通りだったなぁ。いやでも、菊田さんは文章での方が饒舌なのやもしれない。
FF外伝を作っていた当時、下村さんはまだ光田さんと変わらないくらいの同期で、その上に菊田さん、イトケンさん、植松さんが居たという。今や大御所である面子だ。
でも、イトケンさんがFF外伝を任された頃、コンポーザーは植松さんとイトケンさんだけだったらしい。聖剣2の作曲をしたいとイトケンさんが名乗り出たけど、植松さんの采配によってSaGaシリーズに飛ばされたらしい。
今だからこそ聞けるそんな話に驚き。25年前のスクウェアは自由だったんだなぁ。
そして、23歳という若さで、あの名曲の数々を生み出したイトケンさんに驚き。試行錯誤の末とはいえ、やはり違うのだ。
石井浩一さんと小山田将さんの時は、じっと耳を傾けて頷いていた。
聖剣伝説を作った時のテーマのようなものとして、「思いやり」があったという。独り善がりになるのではなく、相手を尊重すること、相手のことを考えて自分に何ができるのかを考えることを、伝えたかった、のかな。
その話はもう身につまされる思いで聞いていた。今の僕に必要な話だと思ったからだ。
聖剣伝説という作品に込められたテーマ、それは結局、押し付けのような形になってしまうかもしれないが、と石井さんは言っていたけど、押し付けなんてことはない。受け取り手の捉え方で如何様にも変わるのだ。
現に僕は、聖剣伝説が大好きだけど、そのテーマをちっとも解っていなかったんだと、ちょっと恥ずかしくなったぞ。思いやりって、できるようでできないことだ。
その話を聞いてから、ステージ上の画面に出ていたFF外伝のあの場面この場面の台詞が、すごく意味を持って響いてくる。
そして、思うのだ。石井さんは27歳でFF外伝を作った。その後も聖剣伝説に携わっていたけれど、漠然とした思いであっても「思いやり」ということを念頭に置いていただろう。
FF外伝を作った一年後に子どもが産まれたとも聞いて、27歳そこらできっと石井さんは後世に伝えていくことを考え始めたのではないだろうか。
否、その歳がもう後世に自分が何をできるのかを考える歳なのかもしれない。
奇しくも、というかもう過ぎているけど、僕もそういう歳だ。幼馴染みメンバーの兄ともそんな話をした。
受け取ったものをただ持つのではなく、自分の中で昇華し、後世に伝えていくこと。それが今の使命というか、義務になるのかもしれない。
聖剣伝説を通して伝わった「思いやり」を、また別の形にして誰かに伝える。それは連綿と続いていく歴史の中では小さなことかもしれないけど、人が人である為には大事なことのように思えるのだ。
当時はまだゲームが万人にとって楽しめるものではなく、何となく「ゲームは悪いもの」といった印象があったらしい。
その中でおもしろいものを作るというのは、今よりもっと過酷で困難な作業だったのではないか。
諦めずに作った、しかも当時の制作チームは10人くらいだったというから、みんな何かを創りたかったのだろう。その力の結集がFF外伝なんだ。
菊田さんの話の中で、当時のスクウェアには、若い力はあるものの挫折を経験した人達が入ってきていたということだから、創作意欲というものは存分にあったんじゃないか。
それはきっと若さだけじゃない。生み出す力の根源はまだまだ底にある筈だ。
トークショーも曲も一通り終わった後、アンコールをやってくれたけど、それはノリノリで良かったなぁ。
”マナの嬰児”は知らなかったけど、”汝、彼の使いの恐怖を知るや”と”愚者の舞”が生で聴けたのは、とても嬉しかった。まさか聴けると思っていなかったんだ。
しかも声つき! ”熱情の律動”を歌っていた岸川恭子さんの生の歌声!!
いやー・・・・・・かっこよかった。御姿は随分と痩せていたけれど、お医者様に言われて改善したのだそうな。それでもあの張りのあるかっこいい声が聴けて、鳥肌が立ったなぁ。
イトケンさんが「熱情はやらないよ?w」て言った時は思わず笑ってしまったけど、”愚者の舞”を歌つきで聴けただけで、もう全然いいよ!!!
んで、最後の曲をやる前に、今回参加している中でファンキー上倉さんw がご結婚されたことを、イトケンさんが報告してくださいました。
「大事な友人です、どうぞよろしくお願いします」とイトケンさんが締め括った直後、上倉さんもこっちもホロリ。
いやーねぇ・・・・・・イトケンさんって、本当にあったかい人だなぁ。あんなん言われたらね、そら泣くよ。泣いていいよ。幸せになってくださいよ。それを友人であるイトケンさんも望んでいらっしゃるのだ。
その話の後、イトケンさんがピアノにて”Rising Sun”を聴かせてくださった。
しっとりとしたその終わり、イトケンさんの、皆様の思いやりで、聖剣伝説ライブは幕を閉じたのでした。
もうね、満足度がすごい。
聖剣伝説に出逢えて良かった。大事にすることができて良かった。
石井さんの弁ではないけど、何年も経った後で自分の作ったものを大事にできるってのは、すごく嬉しいことだ。
僕は聖剣を作ったわけではないけれど、今でもこうして新鮮な気持ちでその世界に浸れる。僕の世界は変わらずに鼓動を続け、聖剣の世界をゆっくりと溶かして自分のものにしていくだろう。
生きていると楽しいことばかりではない。辛いことの方が多いかもしれない。
腐ってしまうのも仕方ない。何も見えなくなるのも仕方ない。
だけど、創りだす。歩き出す。まだ僕の中に伝えたいことも、見せたいものもたくさんあることと思う。
自分の現状が酷いもんだから、嫌になったり、投げ出したりしているけど、本当はそんな暇なんて無い。
書かなくちゃ。感じたことを、受け取ったものを、昇華して書かなくちゃ。
残された時間がいつゼロになるかは解らない。明日もしかしたら死んでしまうかもしれない。
今だからこそ伝えられること、書けるものがある。それを逃してはならない。
そう、強く感じた。
人間嫌いなのではなく、嫌いな奴が人間に多いだけだ。伝えたいことがある人達が居るんだ。
僕は絶望しても、挫折しても、希望に灼かれても、僕のままでいられるだろうか。
懐かしい歌を聴く。懐かしいひとたちに逢う。
全てが僕の糧たらんことを、今は思う。

今日の戦利品。もらいものと、トートバッグ。友人の分も買ったら、ポスターがもらえたよ。
聖剣伝説、それは礎であり、鍵であり、世界そのもの。大事な友人。
共に行くのは例の大阪の子。
いろんな意味でどきどきする日だったけど、前日及び当日の向かう頃には、気持ちがすっかり落ち着いていたのだった。
そもそも、その前日にまたしてもお店の店長にガッカリすることが起きて、もう何もかもどーでもいいーって投げやりになっていた。
そんな時に何かあっても、投げやりに拍車がかかるだけで、そんなにショックではないかな。いや、ショックはショックか。
だもんで、気持ちが落ち着いていたというよりは、何も感じていなかったのかもしれない。
けど、そんな死にかけの心に届くのは、いつだって一生懸命に伝えてくれる思いなんだと知った。
伊藤賢治ことイトケンさんがプロデュースする聖剣ライブにて、僕はまた大事なことを知り、伝えられ、自分の中に残すことができたと思う。
今回の聖剣ライブは、FF外伝聖剣伝説の生誕25周年を記念して企画されたものだった。
話を聞いて逸早く先行予約をした僕は運良く当選し、大阪の子を誘って行くことにしたのだ。
場所は中野サンプラザ。初めて行ったけど、大きい場所だったね!
どうやらイトケンさんはここに立つのが夢だったらしい。感慨深いものがある。
そこにあった絵であります。
来週にはもうIOSとAndroidでFF外伝のリメイクが配信されるらしい!
僕は勿論やるつもりです。
しかし、ROMが配信終了になるとはなぁ。お金の都合と聞いているけど、そうなのだろうか。
まぁ、あんまり儲けられるコンテンツではないよな・・・・・・最近まったく起動していなかったし。
こんな感じで、何枚か絵が飾ってあった。全部撮ったけど、全部 照明が写っちゃってるよ。仕方ないけど、悔しいよ。
これはきっと攻略本とか出たら、そこに絵が載ると思うので、それを眺めて楽しむことにする。
聖剣伝説はリアルな絵よりも、ふわっとした感じの絵の方が世界観に合っているのだなぁ。
この絵は好きだけど、聖剣らしいかって言われたら解らない。うーん。
一番、聖剣っぽいと言うか、印象に残ったのは聖剣3の結城信輝さんだったな。あの方の絵は好きなんだ。
肝心のライブの中身だけど、いやーもう大満足。
聖剣伝説は吾が礎也! と、馬鹿の一つ覚えのように言ってきたけど、それを改めて感じた。
そう、確かに礎。だって、聖剣に逢わなければ、僕は僕の世界の輪郭なんて知る由も無かったし、物語を書くことにもそこまで興味は持たなかっただろう。
テキトーに生きて、テキトーに考えて、テキトーに死んでいく。そんなつまらない人間にならずに済んだのは、聖剣に出逢って、自分の世界を創ることを始められたからなのだ。
そりゃ尖った性分によって苦労したり辛かった部分はあるけど、何も追わないような、一生懸命になれるものも無いような人間になるより、何倍もマシだ。
で、ライブの構成としては、FF外伝の曲を新約のアルバムにもあったようなアレンジで聴かせてもらった。
”Rising Sun”はやっぱり うるっときたなぁ。聖剣のテーマといったら個人的には”天使の怖れ”だけど、”Rising Sun”は聖剣の勇者のテーマと言うのかな、あの穏やかでいて壮大な音が物語の幕開けを感じさせてくれるから、好きです。
戦闘曲はほんとアレンジがかっこよくて、”最後の決戦”で”戦闘1”と”戦闘2”の旋律が流れた時は熱かった。元のピコピコ電子音から、少しアレンジを加えるだけで、こんなにかっこよくなる。如何に曲の完成度が高かったのか、それが解るようだよ。すごいよ。
個人的に聴きたかった”マナの神殿”は、新約のアレンジで聴けたので満足満足。あのピアノ、本当に切なくて好きなんです。
”伝説よ、永遠に”は他のゲームを通しても、好きなED曲であります。だから、これもやっぱりうるっときてしまった。あのプレイヤーを労わってくれるような音がね、良いんだよ。
で、合間にトークショーが挟まれた。菊田裕樹さん、下村陽子さんで一回。石井浩一さんと小山田将さんで一回と、かなり豪華な面子だ。
菊田さんと下村さんは想像通りだったなぁ。いやでも、菊田さんは文章での方が饒舌なのやもしれない。
FF外伝を作っていた当時、下村さんはまだ光田さんと変わらないくらいの同期で、その上に菊田さん、イトケンさん、植松さんが居たという。今や大御所である面子だ。
でも、イトケンさんがFF外伝を任された頃、コンポーザーは植松さんとイトケンさんだけだったらしい。聖剣2の作曲をしたいとイトケンさんが名乗り出たけど、植松さんの采配によってSaGaシリーズに飛ばされたらしい。
今だからこそ聞けるそんな話に驚き。25年前のスクウェアは自由だったんだなぁ。
そして、23歳という若さで、あの名曲の数々を生み出したイトケンさんに驚き。試行錯誤の末とはいえ、やはり違うのだ。
石井浩一さんと小山田将さんの時は、じっと耳を傾けて頷いていた。
聖剣伝説を作った時のテーマのようなものとして、「思いやり」があったという。独り善がりになるのではなく、相手を尊重すること、相手のことを考えて自分に何ができるのかを考えることを、伝えたかった、のかな。
その話はもう身につまされる思いで聞いていた。今の僕に必要な話だと思ったからだ。
聖剣伝説という作品に込められたテーマ、それは結局、押し付けのような形になってしまうかもしれないが、と石井さんは言っていたけど、押し付けなんてことはない。受け取り手の捉え方で如何様にも変わるのだ。
現に僕は、聖剣伝説が大好きだけど、そのテーマをちっとも解っていなかったんだと、ちょっと恥ずかしくなったぞ。思いやりって、できるようでできないことだ。
その話を聞いてから、ステージ上の画面に出ていたFF外伝のあの場面この場面の台詞が、すごく意味を持って響いてくる。
そして、思うのだ。石井さんは27歳でFF外伝を作った。その後も聖剣伝説に携わっていたけれど、漠然とした思いであっても「思いやり」ということを念頭に置いていただろう。
FF外伝を作った一年後に子どもが産まれたとも聞いて、27歳そこらできっと石井さんは後世に伝えていくことを考え始めたのではないだろうか。
否、その歳がもう後世に自分が何をできるのかを考える歳なのかもしれない。
奇しくも、というかもう過ぎているけど、僕もそういう歳だ。幼馴染みメンバーの兄ともそんな話をした。
受け取ったものをただ持つのではなく、自分の中で昇華し、後世に伝えていくこと。それが今の使命というか、義務になるのかもしれない。
聖剣伝説を通して伝わった「思いやり」を、また別の形にして誰かに伝える。それは連綿と続いていく歴史の中では小さなことかもしれないけど、人が人である為には大事なことのように思えるのだ。
当時はまだゲームが万人にとって楽しめるものではなく、何となく「ゲームは悪いもの」といった印象があったらしい。
その中でおもしろいものを作るというのは、今よりもっと過酷で困難な作業だったのではないか。
諦めずに作った、しかも当時の制作チームは10人くらいだったというから、みんな何かを創りたかったのだろう。その力の結集がFF外伝なんだ。
菊田さんの話の中で、当時のスクウェアには、若い力はあるものの挫折を経験した人達が入ってきていたということだから、創作意欲というものは存分にあったんじゃないか。
それはきっと若さだけじゃない。生み出す力の根源はまだまだ底にある筈だ。
トークショーも曲も一通り終わった後、アンコールをやってくれたけど、それはノリノリで良かったなぁ。
”マナの嬰児”は知らなかったけど、”汝、彼の使いの恐怖を知るや”と”愚者の舞”が生で聴けたのは、とても嬉しかった。まさか聴けると思っていなかったんだ。
しかも声つき! ”熱情の律動”を歌っていた岸川恭子さんの生の歌声!!
いやー・・・・・・かっこよかった。御姿は随分と痩せていたけれど、お医者様に言われて改善したのだそうな。それでもあの張りのあるかっこいい声が聴けて、鳥肌が立ったなぁ。
イトケンさんが「熱情はやらないよ?w」て言った時は思わず笑ってしまったけど、”愚者の舞”を歌つきで聴けただけで、もう全然いいよ!!!
んで、最後の曲をやる前に、今回参加している中でファンキー上倉さんw がご結婚されたことを、イトケンさんが報告してくださいました。
「大事な友人です、どうぞよろしくお願いします」とイトケンさんが締め括った直後、上倉さんもこっちもホロリ。
いやーねぇ・・・・・・イトケンさんって、本当にあったかい人だなぁ。あんなん言われたらね、そら泣くよ。泣いていいよ。幸せになってくださいよ。それを友人であるイトケンさんも望んでいらっしゃるのだ。
その話の後、イトケンさんがピアノにて”Rising Sun”を聴かせてくださった。
しっとりとしたその終わり、イトケンさんの、皆様の思いやりで、聖剣伝説ライブは幕を閉じたのでした。
もうね、満足度がすごい。
聖剣伝説に出逢えて良かった。大事にすることができて良かった。
石井さんの弁ではないけど、何年も経った後で自分の作ったものを大事にできるってのは、すごく嬉しいことだ。
僕は聖剣を作ったわけではないけれど、今でもこうして新鮮な気持ちでその世界に浸れる。僕の世界は変わらずに鼓動を続け、聖剣の世界をゆっくりと溶かして自分のものにしていくだろう。
生きていると楽しいことばかりではない。辛いことの方が多いかもしれない。
腐ってしまうのも仕方ない。何も見えなくなるのも仕方ない。
だけど、創りだす。歩き出す。まだ僕の中に伝えたいことも、見せたいものもたくさんあることと思う。
自分の現状が酷いもんだから、嫌になったり、投げ出したりしているけど、本当はそんな暇なんて無い。
書かなくちゃ。感じたことを、受け取ったものを、昇華して書かなくちゃ。
残された時間がいつゼロになるかは解らない。明日もしかしたら死んでしまうかもしれない。
今だからこそ伝えられること、書けるものがある。それを逃してはならない。
そう、強く感じた。
人間嫌いなのではなく、嫌いな奴が人間に多いだけだ。伝えたいことがある人達が居るんだ。
僕は絶望しても、挫折しても、希望に灼かれても、僕のままでいられるだろうか。
懐かしい歌を聴く。懐かしいひとたちに逢う。
全てが僕の糧たらんことを、今は思う。
今日の戦利品。もらいものと、トートバッグ。友人の分も買ったら、ポスターがもらえたよ。
聖剣伝説、それは礎であり、鍵であり、世界そのもの。大事な友人。
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