ふらみいの、とうかの、言葉吐しと成長録
なんてことを、真剣に考えてみた。
恐らく、意味はない。
仕事先で何度目かのミーティングがあったのだが、そこで店長自ら、自分の身体に不自由があることを話してくれた。
まさか僕が居るところで話すと思っていなかったから、いやー驚いた。
しかも、その話と一緒に片割れの話も聞いて、更に驚いた。
その話を聞いて、振り上げた拳をどこに下ろすべきか解らなくなる。
こういうとこが甘いんだよな、僕は。呆れて溜め息もつけない。
相手への共感能力が高いのは解っている。感受性が強くて、自他の境界が曖昧になりやすいのも解っている。
でも、それとこれとは話が別だ。もっと早くに話すべきことだったし、その判断ミスの所為で、既に埋めるのが難しい溝ができている。
僕は店長を信用に足る人間だと思えないまま、何も考えないようにしていたんだから。
なのに、そこへ店長の告白が関わってくる。
やっと話してくれた、もっと早くに話してくれりゃいいのに、何で今更、だけど勇気の要る行為なんだ、そんなこと関係ない、こんなに頑張っているんだから助けなきゃ、もっとちゃんとしてよ、店長でしょ!
……って感じで、頭の中が飽和する。
だから、今日はあんまり意見も出さずにいた。
だって何も言うことない。
他のことだって、どうせ僕が言ったところで変わらないだろう。
そうして諦めていたから、今更どうこう聞いたところで、何も変わらないと思っていたのだ。
でも、今日の彼女を見ていたら、変わるのだろうかって思ってしまった。
そうやってあと何度、試せばいいのだろう。
過去に何があろうとも店長は店長だし、僕もぼくだ。
だから、今は事実だけ取り上げて、本社に報告する。ほだされるな。
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