ふらみいの、とうかの、言葉吐しと成長録
こんばんは、ふらみいです。
寒いよ、急に寒いよ!!
てっきり書類選考で落とされたと思っていた所から面接の連絡が来て、びっくりしました。
今度は今週の金曜、次の日は狙い始めた会社の説明会に行く予定でありんす。
この「就活がんばっているよ!」感、そんなに嫌いじゃない( ´_ゝ`)huhuhu
突然ですが、ふらみいは林 遣都くんが好きです。主に顔面的な意味で。
というのも、映画の"バッテリー"で巧役をやっていて、その眼光の鋭さにきゅんきゅん(何)しているからなのですが。
その遣都くんが、映画"悪の教典"に出ているよ~と友人から聞いたので、観てみましたよ。
原作は読んだことないのだけど、いつかの映画で予告を観たことがありました。
なので、"悪の教典"そのものの存在は知っていたんですけど、今の今まで忘れていました。
ネタバレしないで言うなら・・・・・・と言っても、予告で壮大なネタバレしているけど、
とある高校の教師である蓮実(あだ名はハスミン)先生は、生徒にも教師にも絶大な信頼を寄せられる人格者。
だけど、彼には裏の顔がある。それは自分の邪魔となる人間は容赦なく殺すことができる、殺人者としての面だった。
そのことが露見しそうになるや否や、疑った者から次々と事件に巻き込まれたり、失踪したりして、挙句には生徒達40人がその手にかかることになる。
・・・・・・って、あらすじ書いてみて、なんか無茶苦茶だな!
ふらみいのあらすじの書き方が悪いのか。いやでも映画の内容、こんな感じだったよ。予告もこんなだったよ。
えー、感想を言うなら、「伊藤英明がかっこよかった」。これに尽きる。勿論、遣都くんも良かったけど。
やっぱり異常だと思われる人間を演じることができる人って、すごいよなー。悠仁を思い出したよ、ふらみいは。
内容については・・・・・・うーん、どうかな。人に勧めるほどではない、かも。
エロもグロも平気、日常的に映像で見ているって方には、肩透かし程度かもしれません。
エロもグロも苦手、ちょっとだけなら平気かも? って方には、お勧めしません。
陽気な音楽が流れる中、人を淡々と殺す場面は、感受性が強い方には毒だとおもわれます。けっこうくるんじゃないかな。
AKBの大島さんは気分悪くなって、途中で観るのをやめたと聞きますが、それも仕方ない。人によっては嫌悪感しか出ないでしょう。
感想を幾つか見て回ったけど、みんな同じこと思っているもんだなー。
人物の描写が浅いんだよな・・・・・・、2時間ちょっとの映画にまとめるのは大変なんだろうけど、そこは頑張って欲しかったです。
おかげで、ハスミン(主人公の殺人教師)がどうして凶行に及んだのか、理解しがたいです。ここ、絶対に掘り下げるべきとこだったろ。
世の中には何の理由もなく人を殺せる人だって居るけど、ハスミンがそうかどうか判断しにくいな。彼がサイコパスであるのなら、その性格に繋がる描写はもう少し欲しかった。
あれでは良い人面して殺しまくっているだけではないか。邪魔者は排除しているけど、最後の生徒40人とかヤケ起こしたのかと思ったぞ。
というわけで、細かい感想は隠しておきます。
映画を観てからお読みくだせぃ。
上記でも触れたことだけど、他の方の感想にもあったように、人物の描写が浅い。浅いよ!!!
ハスミンがサイコパスであるっていう設定(だったのか?)を活かすのなら、もう少し彼の過去に触れてほしかったし、彼の心理も彼自身の言葉で表して欲しかったなぁ。
なんとなく予想はできるのですよ。彼はこんなことを考えて人を殺したのかなーっていう。
でも、それが合っているかどうかは解らないし、恐らく本では子細に語られているのだろうけど、映画ならではの表現が欲しかったなぁ。
途中で、ハスミンが悪夢(なのか?)を見て、その中で大学時代の快楽殺人者の友人と知り合うとこを見るけれど、あのへんも掘り下げが足りないのかな?
友人は人を殺すのが楽しいからってことだったけど、それをハスミンは軽蔑していたのかしら。「俺が殺す理由をお前と一緒にするなよ!」という自尊心というか。
このもやもやした感じ。こちらで補完するしかない感じ。
友人を始末する気でいるんだろうなーと思ったけど、ハスミンの苛々していた理由はいまいち解りませんでした。
そもそも、ハスミンはサイコパスだという設定は、映画の中で描かれているのかな?
善人面して、裏では淡々と自分の目的(即ち殺人)を遂行していたけど、たったそれだけでサイコパスを描いたことにはならないだろうなーと思うわけです。
部分で彼の言動に理解は及ばなかったけど、予想はできた。それは或る程度の殺人者の規範に則って動いているように見えたから。
えー何が言いたいのかというと、ハスミンの描き方はサイコパスではなく、ただの殺人者になっちゃってね? ってことでした。
どう見ても、あれがサイコパスの殺人者には見えないんだよなー。
それとも、そうして隠せるところが尚、サイコパスの殺人者なのかなー。
表面的な魅力、慢性的な嘘、他人への共感の無さ辺りが、サイコパスの性格の特徴だという話で、ハスミンはそこに当て嵌まるのかもしれないけど・・・・・・うーん、うーん、サイコパスって感じがしない。何故だ。
そのへんは描写が不足しているか、ふらみいのサイコパスへの知識が不足しているか、その両方の作用の所為かもしれないですな。
こう、もっとガッツリ「やべぇこいつサイコパスだ!」と思える決定打が無かったから、ハスミンが最後まで「頭の回転が速いただの殺人者」にしか見えなかったのかもしれない。
あぁ、でも、何考えているか解らないから、そこはやっぱり恐怖するところか。
特に身体づくりを行っているところ。あそこ、何を考えながらランニングしたり、懸垂したりしていたのだろう。
殺人する前の入念な準備みたいなものなのか。自分を落ち着ける為の儀式的な。
それとも、何人も始末するにあたって、身体はつくっておこうという準備だったのか。実際、それは役立っていたしな。
原作では、ハスミンは文武両道な優等生だったようですね。その名残りなのか、身体作りは。
それにしても、鍛えた身体を惜しげもなく映す描写が、逆に彼の精神のすっきりとしている部分を見せてくれていて、艶かしいのにからっぽという妙な感慨を起こしました。
彼は自宅では裸で過ごしているのだけど、影の作用もあって見えないとこは見えないようになっています(何)
でも、その周囲を取り巻く雰囲気がな・・・・・・彼が人でなくなっていることを示唆しているような・・・・・・、うーん、補完しすぎか。
殺人の描写については、邦画であんまり血生臭いものを観ないので、しっかり殺人を映しているところにびっくり。R15だから当たり前なのか。
"saw"とか見慣れて、「やさしい描写だなぁ」と思っているだけかもしれないけど。
早水くんだったか、あの3人組の子とか、拷問されて殺されたことになっていたけど、そこもそんなに見せられなかったですね。どんな死に際だったのかが気になります。
蓼沼くんもな。みんな袋に詰められちゃって、死体になったら何にも解らないまま。
生徒達が散弾銃でバンバン殺されていくところも、実に淡々と描かれておりますね。良いと思います。
ハスミンが何の思い入れも持っていないから、目の前で騒ごうかどうしようが構わず撃ちますもんね。このへんはサイコパスっていうより・・・・・・、何だろうなぁ。でも、何か違う。
ぎゃーぎゃー騒ぐ生徒達が物のように殺処分されていく様は、壮観というか凄惨というか。逃げていく者を追う様も冷淡で、ミスが無い。
今回は役者さんがハマり役だったのですかね?
伊藤英明さんはそんなに知らなかったのですが(テレビを観ない)、"海猿"の人なんですってね。面影がまったく無いね。
善人の時はすごく爽やかなのに、殺人する時は無表情に近くて、その表現がとても綺麗で魅せられたよ。眼光が鋭くて、そこはすげーかっこいい。口笛するとこも、急にリズム刻み出すとこも、無邪気な笑顔を浮かべるとこも、かわいらしい。
あっ、お目当ての遣都くんだけど、まさか同性愛者の生徒役とは思わなんだ!!!
巧を演じた時より細くなって、しかも性交場面――というか、あれは口淫行為か、そんなとこを演じていたなんて・・・・・・これが一番びっくらこいたよ。
随分と色っぽくなったんだなぁ。相変わらず身体は白いけど。きれいだね、羨ましい。
でも、この作品の中で一番好きなのは、釣井先生かもしれない・・・・・・。
すげー良い奴を前にした時に自分の中から湧いてくる劣等感云々の話に、すごく納得したんす。同じような体験があります故。
綺麗に外見が整っている人はなんていうか眩しくて怖いんだけど、そうやって繕って内側にどうしようもないドロドロを飼っている人は怖くないというか、違うなって解るものなんですよね。におい、雰囲気辺りに違いがある。
でもでも、そうやって繕って善人ぶろうとしている奴は反吐が出るけど、巧妙に隠して自分の目的を達してやろうって人には頭が上がりません。逆に怖いかもしれないね。
というわけで、今回の映画を観て思ったことは「隣人には気を付けよう」でした。
原作を読んでみた方が楽しめるみたいですね。文庫で出ていたら読んでみるかな。
余談ですが、
サイコパスに近いというか、そんな特徴を持った人と、ふらみいは実際に接したことがありまして。
なんかね、違うんだよね。自己中な人、無責任な人、そういう性格を持った人は少なからず社会に居るわけだけど、そんなのかわいいもんだわって笑えてくるぐらい、洒落にならないぐらい、「こいつ大丈夫か?」て人。
最初はすごく話しやすくて、面白い人で、「良い人だなぁ」と思って、かなり親しくさせてもらっていたのです。
勉強のできる人で、医大に行っていたこととか実家が金持ちであることとかフツーに話してきて、頭の回転もそこそこで、知識の吸収も早かった。
運動もできる人で、合気道の師範代を務めていたりして。なのに、ヴァイオリンも弾けちゃったりして。
成績優秀、スポーツもまぁ万能に近く、楽器も弾けて、会話も淀みなく誰とでもできて、仲良くなれる。
一見すれば、本当に良い人なんですよ。
だけど、親しくなればなるほど、違和感が増えてくる。
何人もの女性と肉体関係を持っていたことを豪語し、自分の欲望の欲するままに、性も食も睡眠も物も満たしておりました。
ふつーに借金して物買っているのに、返済の終わらないうちにまたローン。お酒も毎日5本以上はビールを飲んで、自分の気が済むまで性交に勤しむという。
家庭に問題があったようで、女性からの影響が強く、母親、祖母、姉のことが大好きだという。子どもや動物も好きだという。
もっともらしい持論を並べるけど、自分の言動に対する責任能力は無くて、人に共感することもできないようでした。
だから、「その言い方は相手を傷付けるよ」と言っても、理解できなかった。何で自分が怒られるのか、否定されるのか解らなくて、怒られたり否定されたりすると、すぐに怒っているような人。
まぁ、ふらみいもこの人の所為で去年さんざんな目に遭ったので、もう関わりたくないなーと思って距離を置いていたら「何で連絡しているのに無視するの?」と怒るのですよ。コワイ!
これこれこういう理由で悲しいんだ、傷付いたんだ(お前の所為だぞって匂わせつつ)言っても、半分も理解してくれなくて、ふらみいが傷付いた原因は自分以外にしか無いと考えている人でした。
どんな阿呆でも言葉を尽くせば、言い方を変えれば、自責の念をつつくこともできるかなと思います。
だけど、その人にはそれが通じなかった。なんべん言葉を尽くして、あなたの所為で損なわれたものがあると諭しても、「何で自分の所為になるのか解らない」という。
考えることを放棄しているというより、言われて考えてみたけど考えた結果やっぱり解らない、という言い方だったので、まじめに恐怖を覚えました。
なもんで、身近でサイコパスっていったら、この人だなーと。
産まれてくる前の者を殺している人なので、まぁ人殺しっていったら人殺しなんだけどな。許されざる一族と人間よ。
自分が生きていく為には他者を殺すことも厭わず、その殺した事実に対しても悩む素振りすら見せない。
そんな人と比較してみたら、ふらみいはまだ普通だよ。たぶん。
サイコパスに近い人は身近に居るものです。気を付けて。
関わると、本当にロクなことないですよ(;ω;)
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