ふらみいの、とうかの、言葉吐しと成長録
こんばんは、藤香です。今日も映画を観ました。その前はマザー2を進めていました。
マザー2はきっと順調です! 今、主人公「なす」くんの心の中に入っております!
しかし、ちていたいりく まで来て、初めてツーソンの町から行ったとこの じぶんのばしょ に行っていないことに気付くとは。
そういえば、「後で行こー」と思いながらスリークに行って、そのまま意識の外に行ってしまったような・・・・・・。
ともあれ、今のレベルでは瞬殺だったので、楽々と「なす」くんの心に入ってきたわけですが。
ゆうき を連れていって、やられるとお墓が立つのね・・・・・・。FF5の羊料理食べると羊が居なくなるのと同じね。
・・・・・・もう連れていけぬ。背負えない、そんな死は(;ω;)
さて、今日観た映画は「ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館」。
ハリポタで一躍名を馳せた、ダニエル・ラドクリフ君が主演の映画ですよ。いぇーい!
正直、そこにつられて観てみようと思っただけなので、特に事前情報も何も仕入れずに観ました。
ちょろっとネットで調べてみたら、スーザン・ヒル原作の「黒衣の女 ある亡霊の物語」を基にした映画らしいですね。と言って、こちらの原作も読んだことはないのですが。
まぁ、原作読んでいなくても普通にそのまま観られると思います。レビューも見ないで観てみることをお勧めします。
恒例の、ネタバレありきの感想ですので、これから観る方はここでしめやかにサヨナラ!!
所謂、「ゴシック・ホラー」というやつに当たるらしい――と、これは他のご覧になった方のレビューで知りました。
廃墟になった洋館(曰くつき)、古いヨーロッパの片田舎(超閉鎖的)、ホラーを演出するのに欠かせない雰囲気はたっぷりあったと思われます。
ホラー映画っぽい脅し方が多かったけど、どきどきして観られました。
ホラーに耐性ある人にはつまらない演出だったかもしれませんが・・・・・・
音によるびっくり系の脅かし方が多いので、苦手な人は苦手だろうなー。
しかし、ツッコミどころは幾つも見つけてしまって、考えずにいられない。
あんな潮の満ち引きに左右されるような場所に家を建てるとか、物好きだな!
金持ちの思考回路が他の人間と同じかそうでないかは解らないけど、藤香さんの身近に居た金持ちの息子さんは、自分が金持ちであることを自覚していたし豪語していたし、その母親も息子のことをそのへんの女にはやりたくないとお考えでした。
育ちの違いで思考も変わってくるのは当たり前だけど、世の中にはそういう人も居るのだし、ああいう住みづらい所に家を構えたい人も居るものかもしれない。
他にも例えば、ナサニエル君の養母になった夫人は、何故に姉から息子を譲り受けたのか。
本当に姉が精神的に病んでいたのか、それとも仲が悪かったから嫌がらせしたかったのか。
黒い女が自分の子を亡くしたから他の子どもを連れていく(殺してしまう)のは解ったけど、そうする意味は何だ?
息子を捜してほしいとか、息子が淋しくないようにとか、お前ら(助けてくれなかった村人)も同じ目に遭えとか、そういうこと?
それにしたって、外部からやってきた主人公が黒い女を一目見ただけで、村の中の子ども達が死んでしまうとか、とばっちり過ぎるだろ。
霊媒師を逆に呼べ。洋館に入りさえしなければ大丈夫ってことだったのか?
「黒い」女として出てきたのも、何か意味があるのかと思ったけれど、あまり無さそうですね。
あれだったら、「息子を亡くした夫人」というだけにしておけば良かったのでは。黒いことに何か意味があるんじゃないかと思って、深読みしていたわ。
主人公を助けてくれた、村の中でも金持ちなおうちの方は、何であんなに良くしてくれたのでしょうね。そこにびっくりした自分。
息子を早くに亡くしたということで、洋館に戻る主人公についていった時も、息子を見かけていたけど、あのへんも何だったのだ。何で閉じ込められたのだ。
もうね、解らないことが多過ぎて、いつも以上にまとまらないのですが・・・・・・
理由ありきで自殺して、所謂「怨霊」のような形になったモノは、その理由を何らかの形で解決或いは見つけてあげると、解放されるもんです。
途中で主人公もそれに気付いたのか、沼で死んだまま遺体の見つからない息子を、黒い女に戻そうとしてあげようとします。
でも、その際に身体張りすぎでしょ、沼の中から車を見つけるとか。あそこ十字架も建っていたし、もうちょっと頑張れば揚げられたんじゃねーの、村の人よ。
もういっそ、弁護士じゃなくて霊媒師っていう設定にしちゃえば良かったのに。
何の知識も持たない主人公が、遺体を沼から引き揚げて、夫人が自殺した部屋にその子を寝かせて、バースデーカードを回りに並べて、オルゴールを次々と鳴らす様は、見ていて正直「ノリノリですな!」て笑いそうになってしまった。
返したいだけなら、場所を整えずに遺体を抱えたまま、夫人を呼べば良かったんじゃないの。
んで、息子の遺体をわざわざ一緒に埋葬してあげたのに、主人公は息子と一緒に列車に轢かれて死んでしまうのですよ。
なんだそれ。恩を仇で返したようにしか見えないのだが。いいじゃんもう。息子帰ってきたんじゃないのかよ。
まぁ、主人公も、奥さんを亡くして意気消沈したままだったし、息子も淋しそうだったし、この先に生きていく希望を見出せなかったのなら、結果的にそのまま死んで奥さんと再会して天国で幸せに暮らす――方が、ハッピーエンドに近いのかなー?
死んで救われるなんて間違っても思ってはいけないことだけど、他者が受け取る印象としては有りなんだろうね。
でも、あれだけ黒い女にしてあげたのに、それでこの終わりはなぁ・・・・・・。
主人公も何だかずっと情けないし。いや、黒い女が居るのに部屋に行ったり森に行ったり、火事の家に飛び込んだ行動力はすごいけど。
ゴシックな雰囲気とびっくりホラーが好きな人には良いかもしれないけど、もう少しだけ捻った話が欲しかったなーと、藤香さんは思いました。
黒い女に救いをあげて欲しかった、というか。息子と再会した描写とかさ。最後まで恨み節だったよ、あの人。
なんともいえない後味です。んー。
演じたダニエル君はどう感じたのでしょうな。
にしても、父親役なんてやるぐらい、ダニエル君も歳をとっていたのだなぁ。
小さなハリーがまだ記憶に新しい自分は、何だか成長した近所の子どもを見るような気持ちでした。
あ、あと犬が可愛かった。部屋に行く時も犬を連れていけば良かったのになぁ。
作業用BGM
檻の中の花 / Sound Horizon
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