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ふらみいの、とうかの、言葉吐しと成長録

と、周りから言われていたので、観たい観たいと思っていたガルパンを、やっと全話観終わった。
本当はもっと早くに観ておいて、劇場公開までに話を知っておくつもりだったのに、春休みの間は何べん行っても地元の蔦屋から全巻借りられている状態だったのだ・・・・・・おぉ、あれから2ヶ月近く経つのだな!

いやー、おもしろかった。すっきりと観られる、良いアニメだったね。
女の子だらけ、母校の危機って辺りで、某スクールアイドルアニメを思い出したけど、脚本に腹立つことなく、キャラの無理な改悪も無く、無事に終わって本当に良かった。

話には聞いていたけど、出るキャラみんな良い娘ばっかりなんだよな。艦娘もそうだし、ラブライブ!もそうだったな。
あれかな、男性の描く少女の友情もの(と見ているのだが)は、さっぱりと友情していて、力をあわせられて、妬み嫉みが必要以上に無くて、よくできたお新香いただいている感じ。ごはんがおいしくなる感じ。

そらー女性目線からしたら、ツッコミ入れられるとこはあるけどさ。
女の子同士がこんなに綺麗にまとまるわけないとか、陰口のひとつもないなんてどんだけ聖人だよとか、ひねくれた意見なら幾らでも出せる。
けどまぁわたしも二次元の天使みたいな女の子が好きなので、ガルパンもラブライブ!も艦これもいいぞぉって思えるわけだ。

というか、こういう話は楽しんだもの勝ちだ。そんな話を弟提督とした。
とある同人作家がリアル路線で描いていたガルパンの同人誌を読んだけれど、うん、確かにあんな女の子達がふわふわして乗れるもんじゃないよね、戦車って。砲弾が飛び交って、下手すりゃ死んでしまうかもしれないような、危険なものだよね。
それを忠実に描いたらリョナグロ大歓喜じゃないですか。それだと、ここまで人気なんて出ないよね。
わたしはリアル路線を重んじたい人だけど、こういう話の軸にあるものを読み取らなければと思うので、リアル路線だけを追求することはないよなーと考え直した。

弟提督は「リアルで考えたら有り得ないってのも込みで、こういう話を観ている。それをわざわざ惨たらしく描写して、これが現実なんだよって突きつけることねーだろ」と言っていたのだが、成程、確かにな。
わたしは現実を突きつける作品も好きだけど、現実を違う観点から、違う描写で表現する作品もきっと大事だと感じます。

ガルパンは1クールだけど、内容がとっても濃いんだよね。
主人公や仲間たちのそれぞれ抱える悩みや葛藤に対して、戦車道を通すことによって答えを見つけていく。高校生っていう思春期真っ盛りの年代だということもあって、それらしい悩みに溢れておりましたな。
そして敵となる高校の娘達も、それぞれの個性があって、さっぱりしていて、非常に観ていて爽快である!
わたしはアンツィオ校のアンチョビが好きなのだけど、プラウダ校のカチューシャも好きよ。そんなこと言ったら、サンダース校のケイも好きだし、黒森峰のおねーちゃんだって好きですよ。
嫌いになれるような娘が居ないんだよな・・・・・・男性の理想とする女性、或いは女性が理想とする女性を描いているだけなんだって思うけど、やっぱり魅力的で惹かれるんだよなぁ。

戦車とか歴史についてはド素人なんだけど、なかなか息を呑む戦いが多かったな。
勝ったらめっちゃ拍手したし、キャラが泣くとこでは一緒にぐずったし。
意外性のある作戦とか、思いつくところが柔軟性の為せる業よ。わたしはマニュアル通りじゃないと怖いひとだから、あんなふうには動けないなぁ。

主人公が一度、挫折の経験がある所為かな、初回から先、ずっと折れなかったのもいいですな!
周りの友達に支えられてきたからってのもあるだろうけど、どんな時でも諦めず、周りが諦めた時にこそ あんこう踊りを踊る彼女の勇姿を見た。良い娘だな、西住殿は。
その西住殿を支える周りの女の子達も良い娘ばっかりだ。まさか沙織ちゃんが無線の免許を取っていたなんて・・・・・・ただの恋愛厨じゃなかったんだね(失礼)

そうだなぁ、みんな口先だけじゃなくて、ちゃんと勉強したり鍛練積んだりしているんだよね。
最初は頼りなくて仕方なかった一年生組だって、最後の黒森峰戦で善戦していたし。「一年ナメんなぁ!」には笑ったが。ムードメーカーで可愛かったね。
ちゃんと努力して、そこに立って戦っているからこそ、美しいのでしょう。その姿勢は二次元ならでは、なのかな?
ラブライブ!だって、練習風景とかあったしね。何の努力もせずに可愛いだけで生き残れるほど、アニメ界は甘くないのね!!

女性の描く同性同士の友情ものがパッと浮かんでこないけど、わたしの好む女性同士の友情は、男性が描くものに多いかもしれない。
男性の友情もやはり男性が描くものの方が落ち着いて見られる気がする。
寂しいことだな、女性に描けるものとは何だろう。それとも、受け取るわたしの精神に問題があるのか。
わたしも友情ものが書きたいのだが、いつも書けないんだよな。変にリアルを意識して、どこかファンタジィのままで、カラッとしたものが書けない。これは今後の課題か。

とにかく、久しぶりにすっきりしたアニメを観られて満足しました。
次は映画かな。これ、結構熱い展開だって聞いたから、楽しみにしていよう。


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