ふらみいの、とうかの、言葉吐しと成長録
こんばんは、ふらみいです。
寒くなるかなと思っていたけど、やはり真冬よりかは過ごしやすくなりました。寒いには寒いけども(何なのか)
巷で聞いたよ、DOD3の前日譚が配信されているということを。
今のところ、ワン、トウ、スリイ、フォウまで。ふらみいの大好きなファイブはまだの様子。
気付いたのがここ3日くらいの話で、遅まきながらある分だけ買ってDLさせていただきましたよ。
その感想を書いていこうと思うのだけど、その前に一言・・・・・・。
高い金出して製品版を買ったというのに、後から追加シナリオを有料で出すって酷くないかい???
PS3になってからこの商法、いろんなゲームでやっているようだけど、酷くないかい?
それ、製品版として出しているゲームソフト自体が完成してないのに世に出したってことにならないかい?
それは許されないでしょうが。どれだけ搾取するつもりなの。ゲーム業界もカツカツなのかもしれないけどさ。
DOD3に関して言えば、今回の追加シナリオはウタヒメ達の過去を補完する為のもののようなので、まぁプレイしなくても本編に支障は無い、のかな。
それでも、このゲームが好きな人ならやりたいって思うだろうさ。ウタヒメも操作できるってんだからやりたいだろうさ。無料で配信するには5姉妹+ゼロだから、元がとれないのだろうさ。
だけどね、製品版に入れてよ、そういうことは。補完する内容とか全て含めて出してよ。完成したものを世に出しておくれよ。
金さえ出せば追加でぼんぼん儲けられるって、それは無いわ。だめだよ。やめてよ。買っちゃった身で言うのもなんだけど、やめてよ。
DOD系はただでさえ設定資料ありきの本編脳内補完に走りがちなので、ゲームにして補完させるだけマシなのか?
だけど、やっぱりあれだけの内容を本編に入れてくれなかったのは悲しい。
他のウタヒメを操作していて「あれ、これ誰が主人公?」て思わなくもなかったけど、そもそも"最後の歌"をやり直ししすぎて何ゲーやっているんだか解らなくなったから、そんなのはもう細かいことだ。
内容をがっちり凝縮して、それから出して欲しかったな。
設定資料の発売が遅れたのも、今回の配信があるからなのやもしれませんね。
いずれにしろ、配信されるものも資料も買うけど、この商法は本当に嫌だな。ユーザーさん馬鹿にしてんのか。
・・・・・・って、カッカしたものの、楽しんではおります。以下、ネタバレしながら思ったことを書いておく。
ワンの話。
ワンはファイブの次に好きキャラなので、楽しみにしておりました。
ワン(弟)を造った理由が解らなかったけれど、そういうことだったのか。なんか安心した。
彼女は理知的で冷静な人っていう印象が強いので、感情も抑えているのだろうとは思っていたけど、そこは人間--というか、人間を模したウタヒメだから、抑えているだけでも感情はあるんだよね。
ワンの口から"寂しい"と聞くのは意外だったけど、彼女にもそういう感情があると解って、安心しました。
人間である以上、余程の特殊な環境下に無い限り、「感情の無い人間」というものは居ないと思っているからね。「無感情を装った人間」ならたくさん居るだろうけど。
にしても、ワン(弟)が可愛いなー。自分を導いて必要としてくれる姉さんのことを妄信していて可愛い。
容姿も瓜二つだけど、弟の方が髪はすっきり下ろしているのね。声が凛々しいね。
その2人を見守るガブリエラがおネエキャラでびっくりしたけど、すぐに好感が湧きまして。
良いよなー、ああいうキャラ。おネエキャラってどこか達観していて面倒見の良い性格が多いから、危なっかしい人の近くに居るのを見ると安心する。
そうだな、ワンの話を見ていて感じたのは安心だな。
"使徒"も居ないワンは孤独でも大丈夫なんだと思っていたから、ガブリエラやワン(弟)のような存在が居て、少しは楽しそうにしていて、それがワンを好きなふらみいにはほっこりできる要素となっているんだ。
束の間の休息と安寧かもしれないけど、それで少しでもワンが楽しんでくれるのならいいかなぁ。
・・・・・・って、Aエンド見ているから、後でどうなるか解っているだけに、余計に思い入れが強くなるのか。
ワン(弟)も今は姉さん居て安心だけど、居なくなった時の様子が居た堪れないもんなぁ・・・・・・。
で、この話、まだ続くのかな。そんな気がする。
ガブリエルに転生するまでの話が無いから、それも補完してくれることに期待。
・・・・・・設定資料の方で話されるかな。
トウの話。
方々で「救いがない」という意見をちらほら見たので、何となく予想できる範囲でした。
トウの話をやるっていったら、やっぱり「どうして壊れてしまったのか」を補完しないといけないだろうしね。
まだゼロの目に花が咲いていない時にしか、元気なトウは見られなかったし。
トウは好きには好きだけど、声優さんが好きだからってのもあるかなー。
順で言えば、ファイブ、ワン、フォウとゼロ、トウとスリイぐらいのもん。つまり4番手ぐらい?
悪い娘ではないんだけど、だからこそ壊れてしまったから、印象が薄くなっているのだろうな。優しい娘が壊れ易いのは世の常。
で、これは・・・・・・トウもセントも辛いなー。
セントがしきりに「私、バカですからああぁぁぁ」って言うのは、そういうことか。この人も壊れちゃっていたんだ。素でアレなわけじゃないのか。
本編やっていてセントがなんか怖かったのだけど、それは素に見えるぐらいぶっ壊れてしまっているから、だったのかなぁ。
人が壊れる理由って、様々。大抵は、やっぱり精神的支柱を失った反動からくるものかな?
トウの壊れた理由は、自分のウタのチカラで兵士もこどもも壊れて魔物化して(いるように見えた)、守りたかったものを自分の所為で駄目にしたから・・・・・・で、いいのかな?
ちょっと自信がありませんな。セントの壊れた理由は、自分のやったことでトウが壊れたからって容易に想像できるんだけど。
正直に言えば、トウは上記のことが理由なら、壊れきらずに持ち直すこともできたのかな、と感じました。
彼女は何よりも先ず、ウタウタイ。ウタのチカラで人々を導く義務がある。チカラの使い方を間違って悲劇が起きたとしても、その悲劇から学んで世界を導く義務があった筈。
兵士が狂ったことも、子ども達が魔物と化したことも、元はセントがウタのチカラを使った所為なのだから、そこをウタヒメとして律して、過ちを正していけばよかったのではないかな。
大きな目標を持った人なら、目の前の小事にいちいち心を動かされていてはいけないと思うのよ。指導者であるなら、尚更。
だけど、トウは指導者の器ではないんだね。優しすぎるね。確かに、ゼロの言うように、ウタのチカラに耐えられる程の精神は持っていない。
正すべきはセントとチカラの使い方だったのに、子ども達を愛しているばかりに、兵士達を慕っているばかりに、セントを責めることも思いつかずに自分へ矛先を剥けてしまうなんてな。
視野が狭いといえばそれまで。要は、大事にしているものが違うのかな。
「私の所為だ、私の所為だ」と、しきりに口にしていたから、もしかしたらトウ自身がウタのチカラを普段から疎んでいたのかもしれない。
もし疎んでいたなら、「(やっぱり)こんなチカラ無い方がいい」と壊れてしまうかもしれない。自身はチカラから逃れられないわけだから。その運命に屈してしまったのかもしれない。
・・・・・・と、すごい補完をしてみる。そしたら、ふらみい自身が納得できるというだけなのだが。
個人的な話になってしまうけれど、ふらみいは壊れたことがない。
壊れそうだーって思ったことや、あぁコレ壊れちゃったのかなーって悲鳴を自分の中で聴いたことはあるけど、結局ちゃんと生活してしまっている。
そもそも人が日常生活を生きているのって、義務から来ているものが大きいだろ。死んで誰かを悲しませてはいけないとか、明日も仕事があるから居なくなって迷惑を掛けてはいけないとか。
そういう義務や義理が、理性と本能をギリギリでも保たせている。それが疎ましくもあり、「あぁ自分は強いな」と驕りたくなる要因でもあり。
壊れられない。壊れたくても壊れられない。
そうすると、自分がいったい何で壊れてしまうのか解らないから、試してみたくなる。
壊れたらどうなるの。どうなるんだろう。元に戻れるだろうか。戻れなくてもいいか。
そんなことも考えたりして、興味深い話でしたわ。
スリイの話。
ウタヒメの中でだんとつ好きでも何でもない娘だったんだけど、この話で初めて好きになれたかも。
道徳的には許されざることをしたわけだけど、この飽くなき探究心の為に何でも犠牲にして、しかもそれを悪びれもしていない善悪の無さが気に入りました。
反対に、オクタに良心があったことに驚いた。この方、エンジョイしか頭に無いと思っていたから。
エンジョイ以外のことに心を動かされたりすることもあるんだね。見直したよ!(何様なのか)
何もできない自分を責めたとあったけど、本当に何かしようとしていたのかなぁ。責める前にそれを自問してもいいんじゃないのかなぁ。
語るべきはやっぱり、最後のスリイの興奮っぷりでしょう。ギガースと人間を合成して作った最高傑作を倒す時の。
あの面が迷路みたいになっていたのは、それが理由かね。
確かに、あいつら異様に速いし、スリイ見つけるとドカドカ攻撃してくるから、迷路になっていて逆に助かったけどさ。
「呪われたウタヒメ」と言っていたから、自我はまだ残されていて、あんな姿になってしまったことも見えているわけだよな。当人にとっては地獄だな。
人のやることって、得てして理由が解らないもんだよ。え、じゃなくて、解ることもあれば、解らないこともあるよ。
全ての理由を理解するってのは勿論、不可能に近いけど、絶対できないわけではない。同じ立場に立った時、物の考え方が近ければ、理解できるかもしれない。
スリイのやったことは、上記にもあるように道徳的には許されざること。でも、その探究心は理解に近い感覚を持てました。
知りたいとか、作ってみたいとか、そういう欲望って抑えようとしても抑えられないもんね。
言うだけなら、そりゃふらみいだって無感情を装っている人の前で××××を×して反応を見てみたり、恋人しか見えなくなった人の前で×××××、×してみたらどうなるだろうとか、思う時はある。
でも、やらない。表立ってやることはない。捕まってしまうから。まだ理性が押し留めてくるから。
スリイの言う通り、子どもを×した方がより強く憎悪する。恋人を目の前で×しながら×した方がより強く憎悪する。その状態で人を材料にして何か作った時、それは強い力を持ったまま別の道具になるだろう。
そうそ、その辺でちょっと不思議だったのが、オクタ。
領主を倒す時の戦争に参加している筈だから、今まで何人も殺してきている筈だ。なのに、人間を材料に使ったことが、何でそんなにショックなの。
殺したか使ったかだけの違いじゃない。何がそんなにショックなの。解らないな。
だから、ここで「オクタにも道徳観念はちゃんとあって良識的なんだな」と気付いたのであります。これにもびっくりー。
人を殺すことはいけない、だから人を材料に何かを作るなんて許されていい筈がない。
そういう考え方がオクタにもあったんだなぁ。人を殺しているのに。言えた義理かい?
それとも、戦争という特殊な環境下だから、殺すのはしょうがなかったのか。だから、スリイの行いを責めることができるのか。
解らないな。ウタヒメと"使徒"なのだから、独自の価値観を持っていそうなものだけど。
オクタに良識があったことに、こんなに驚かされるとは。
本編でだって、ゼロ側についたことをスリイが「私が相手しないから飽きちゃったんでしょ」と言っていたではないか。全てはそこにあると思っていた。
殺すも使うも同じじゃない。同じ非人道的行為ってことでしょ。殺しておいてそれは責められないよ。責めるならもっとちゃんと責めてよ。中途半端だなー。
なんか言っていることが破綻している気がするけど、そう思ったのです。
殺した人はもう殺した側の世界からしか、ものを語れないわ。
ほんで、今はフォウの話を進めています。
ちょろっとやった限りでは、この娘が一番面倒くせぇ!! 言い訳がましいわ!!!!
劣等感が強く、尚且つそれを隠そうとしている人って、そう。言い訳がましいけど、そのくせ自己主張はひん曲がって激しいの。
解る、解りますよ、ふらみいだってそうだもん。フォウよりはもう少し素直だけど。
隠すことに意味を感じないのですよ。だって解る人には解っちゃうもんだよ。隠している方が、かえって小賢しくて嫌いだな。
開け放してしまえばいいのに。大したことないくせに。みんな持っている感情だから、大丈夫よ。
・・・・・・って、フォウに言ったら少しはぶっ壊れてくれるのかしら。どうかしら。
作業用BGM
空音 / DOD3
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