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ふらみいの、とうかの、言葉吐しと成長録

クリアしました。
始めたのが買ってから一ヶ月後くらいで、その間はずっとカリギュラやっていました。
だもんで、久しぶりにアクションできる〜と期待はしていたように思います。

ナンバリングしかプレイしておらず、他ハードの作品は未プレイ。
天野シロ先生の漫画で追った話もありますが、ゲームの内容そのものを自分で追ったわけじゃないから、いまいち稀薄なところがある。
それでも、Ⅰが出て、Ⅱが出て、待ちに待ったナンバリングタイトルなので、ちゃんとシリーズ追えてないにしても、わくわくしていたのです。

ネタバレなしの評価でいくと、

えー、



難しいな、一言では表せない。


アクションは期待通りでした。
ちょっと前までブラボやっていたから、高所から落ちても無傷のソラが頼もしい。
派手なフリーフローアクション、多彩な敵のデザインはKH3でしか味わえないなぁと感じました。
アトラクションに乗っている気分で攻撃かませるのも、ディズニーと絡んでいるからこそできたことだよなぁ。
好きなのはスピニングカップと、ウォータースライダーだろうか。三人で遊んでいる感じが良い。

今回のパーティ編成ら、ドナルドとグーフィーが入ったまま、各ワールドのキャラを連れていくことができるようになったので、四人パーティとか五人パーティとか大所帯です。
個人的に気に入っているのは、「モンスターズ・インク」のワールドと、「ベイマックス」のワールドかなぁ。マイクやベイマックスがかわいいじゃないか。
実はアナ雪以外の今作品のディズニーキャラは知らない人なんだけど、それでも楽しめたという。

音楽も素晴らしい。いえ、下村さん大好きなので、贔屓もありますが。それでも素晴らしいものは素晴らしいのだ。
Ⅱのボス戦曲を少しアレンジして使ってくれたのは嬉しいですね〜。
一番嬉しかったのは、アトラクションの時にトラヴァースタウンの戦闘曲が流れたことだな。懐かしくてしょーがねぇ!
とある場面では、期待通りに、ⅠのOPで使われた「光」のオーケストラver.が流れました。これも聴きたかったので感無量。
音楽は文句のつけどころがないですな。サントラ買わないと。



ストーリーに関しては……


あー、これはネタバレしないで言うのも難しいもんだが……

とりあえず、最後の方が雑だなって感じました。
ディズニーが絡んでいる時は丁寧に作られていた気がするけど、XIII機関が絡んできたり、ラスダン辺りに来ると、急に雑さを感じられました。
ディズニーとスクエニが組んでこそのKHなんだけど、XIII機関はここまで必要だったのかなぁ……?
他の作品を追えてないから、そう感じるだけかしら。

ムービーは確かに綺麗だけど、いちいち挟まれて冗長なため、少し怠さを感じました。
戦闘が終わるまでは、せめて挟まないでほしい。ムービーの度に手が止まり、しかも内容があるのかないのか解らないところが辛い。
ディズニーのワールドでは「キャラかわいいなー」とか思っていられるけど、XIII機関が関わってきたり、ソラの目覚めの力を取り戻す云々の話の時は、本当に怠かったんだ……。
中身のない会話の為に探索や戦闘が止められるもんで、「まぁKHだし」と初めは思っていても、それが続けば言い訳もできなくなる。


話に関しては首を傾げるところが多かったけど、ゲームそのものは作り込まれているので、やりがいありますよ。
やりこみ要素も多い。隠れ王様マーク探しはハマりましたね、現時点で自力で見つけるのも限界だなーと思っちゃいるが。

戦闘は苦手という方でも、〇ボタン連打しているだけで勝てるでしょう(難易度にご注意ください)
合間にフリーフローアクションしたり、アトラクション楽しんだり、アビリティで強化すればソラが追撃アンド追撃で屠ってくれます。
スピーディな、とまではいかないけど、派手且つ楽しい戦闘はできるんじゃないかな!


楽しめる部分を見つけ出すことができれば、充分に買う価値があると思います。
言っちゃ悪いが、話以外は良い。楽しめた。

以下にネタバレありで、好き勝手に話します。
といっても、主な部分はラスダン付近の愚痴になりそうだ。















いやーーーーこれだけ楽しめる作品だったのに、中身のない会話と、度々やってきては戦うでもなく去っていく真XIII機関の所為で、後半はずっとストレスを感じたな!!! もう!!!!!
わざわざ真なんて作らんで、違う機関名にしても良かった気がするけど、十三人でいるうちはXIII機関か?

ソラ達三人の掛け合いや、心を持ち出す各会話はまだいい。
そもKHは心を扱った話だし、プレイする年齢層よりも此方は上だし、多少は! 仕方ない!!

だが、まったく中身のない会話と登場はやめてくれ。
ソラが言うように「意味ありげなこと言って消えちゃうだけ」を何度も繰り返されて、XIII機関はこんなに人いらなくね? って思ってしまったじゃないか。
意味深なこと言って揺さぶりかけてくるだけなら若ゼアとかアンセムで良かったじゃん。
わざわざ新しいの機関を作って、いろんな奴を行かせる必要あったんか。


巷でも言われているが、キーブレード墓場の展開はやっぱり納得しづらい方が多いのですね。
かくいう自分もその一人。いきなり絶望に叩き落とす展開になって、その性急さについていけず。
せっかく「光の守護者」で揃い踏みしたところを、ロクな活躍もできないうちにやられるなんて、それはないよ……。

カイリとアクセルに至っては、マーリン様のとこで何をやってきたの? と思うレベル。
相手がとんでもない強さであるということを見せるためとはいえ、今までの修行が無駄になるような展開は見せないでほしかった。

カイリは好きでも嫌いでもなかったが、衣装替えして修行して、やっと出てきたと思ったら、やっぱり守られるだけじゃねーか! と憤りを感じてしまったぞ。
ソラを迎えには来てくれたけど、戦闘で活躍できないなら墓場までついてこなくても良かったような。
「光の守護者」の戦力にならないんだから、大人しくしていようって思ってしまったんだ。

言葉を選ばなければ、
レギュラーのドナルド、グーフィーの衣装は変えてくれなかったのに、役に立たない者の見た目を変えても無駄だろ。
アクセルだって機関のお揃い黒ローブのままだし。


ここまで批判ばかりだ。
良かった点はないのか、と言われそうだが、勿論、あります。

個人的な好きキャラはロクサスなので、アクセルとシオンに再会できたことは良かった。
でも、もっと欲を言えば、ハイネ達との再会シーンを作っておいてほしかったな。

それから、ナミネも復活していましたね。
海組と呼ばれる中で、ナミネが一番好きなので、動いているところを見られて嬉しかったですよ。


まぁ、それもディスティニーアイランドで皆が遊んでいるのを見るまでは。

何で遊んでいるのかも解らんが、カイリが戻っていたので「ソラも居るのかな?」と見たら、手ぇ繋いでやんの。わぁ。
しかし、直後に消えた。FFⅩを思い出したのは、わたしだけではあるまい……。
カイリは連れ戻したけど、ソラはやっぱり消えちゃったってことなのかな。

リクもついていけば良かったじゃないか!
カイリはすっかりソラの友達みたいになっているが、元々はソラ、リク、カイリの三人組ではないか!
カイリ→ソラ←リク
って感じになったのは何故だ、カイリとリクは知らぬ間に友達じゃなくなったのか?
ソラ一人しか行けない場所でも、リクはついていくもんだとばかり……。

しかし、ソラとリクは東京らしき場所で目覚め、何故かヨゾラが居たな。
次はあそこが舞台? 東京に来て、また衣装替え? 力を失うの?
ソラはいったい何者なんだよ……。
みんなキーブレード持っていたけど、結局、肝心なところはソラに任せるんだから、ソラだけがキーブレードに選ばれた人間ってことで良かったじゃん……。


話に関する愚痴ばかりになりました、読んでいて気持ちの良くない感想ですね。
同じように感じた人が多いってことが、またモヤ度を上げます。ますます話を何とかしてほしかった。

プレイ時間もあまり掛からず、そこは物足りない。
隠れ王様を探して二十時間は費やした、その分のレベルもあがった。
肝心の話に魅力を感じられないんじゃ……。

でも、次回作が据え置きで出るなら、きっと買う。心機一転、買う。
戦闘は一番好きですもの。ソラとリクと、また冒険したい。
ドナルド、グーフィーは出てこられないのかな。

はぁ、もやもや(´・ω・`)
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こちら、無事にクリアとなりました。
実は途中で投げ出すんじゃないかとヒヤヒヤしていたけど、そうでもなかった。
まぁ、投げたとしてもPS4で安い時に買ったものだから、あんまり損は感じなかったかもしれないが・・・・・・。

巷で噂になったのは、やはりヒロインとPにまつわる炎上騒動。
近年でも結構な規模で炎上していたように記憶している。友人もテイルズはずっとやっていたけれど、炎上騒動を聞いてからは手を出さなくなったとか。
その中身までは知らなかったので、試しに炎上騒動にまつわるページを片っ端から見ていった。
いやー酷い。テイルズファンの怒りもごもっとも。何がまずいかって、これが記念作品として出ているのがまずいだろう。
アビスの時だって、あのシナリオとキャラクターでさんざん物議を醸した筈なんだが、あんまり響いてなかったのかな。

そこまで悪評を聞いていながら何故プレイする気になったのかといえば、この後の作品であるベルセリアをいたく気に入っているからだ。
ベルセリアもそこまで期待しないで、安くなっていた時に買ったものだったけど、あれは主人公も仲間キャラも好きになれた。嫌いなキャラが居ないという、個人的に稀有なゲームだったのだ。
その未来の世界で起きたことがゼスティリアの話だというので、ベルセリアの世界がどんなふうに変化したのかを知りたくて始めたというのが、最大の理由。

あと、幼女が好きなので、エドナを使ってみたかった。その兄でもあるアイゼンも好きなキャラだしね。
主人公のスレイも、藤島さんの絵で見た時は「派手な格好の人だな」と思ったけど、アニメを見ると「ありだな」と感じた。耳につけているイヤーカフスが可愛い。おしゃれ。


クリアにかかった時間としては70時間ぐらいだろうか。
去年からずっと100時間越えて当たり前のゲームばかりやっていたから、物足りなかったな。
話は長引きそうだったのに、わりとあっさり終わった印象。そもそも物語の序盤が終わる頃にラスボスと顔合わせしているしね。
今回のラスボスは自分の手足となる者が少ない、というか印象薄いから、余計に一人しか居ないと感じて、ラスボスに辿り着くまでが短く感じたのかも。
一応、RPGらしきことをしているのに、中身のぎっしり詰まっている感じがしなかったのは残念。
試練の神殿を回ったり、戦争を止めたりしたのに、ドラマ性のあることやっているのに、何故か実感は薄い。何がいけないのだろう。

話は賛否両論あると思うけど、わたしは全ての要素を含めて、ありといえば、あり。
各設定やキャラの言動を考えるとツッコミどころあるんだけど、大筋はあれでいいんじゃないでしょうか。他に方法の取りようがない。

音楽は桜庭さんと、椎名豪さんのお二人。楽しませてもらいました。
というか、椎名さんはわたし初めて聴いたのだけど、ものごっつ好みだった。サントラ買おう。
ドラゴン戦といい、試練神殿の曲といい、心が躍ったよ。


戦闘に関しては、不満と諦めが半々だなー。
本当にカメラワークが悪い。敵の方に否応なしに向いていて、ちょっとしたタイミングで壁にめりこんだり、ぐるっと回って自分も敵も見えなくなる。
この弊害がシームレスバトルで引き起こされるものなら、無理してシームレスにしなくて良かったのに。どうせリザルト画面で一旦、場面を切り替えるのだから。
「シームレスにこだわった所為で、技が全体的にしょぼい」という意見をどこぞで聞いたけど、確かにしょぼい。ベルセリアやったから思うだけかもしれないけど。
秘奥義が出しづらい。これはわたしが下手なだけか。

とにかくカメラで最初はよく酔ったので、途中からエドナが加入したこともあって天族ばかり使ってたな。
今作は神依化という、天族と憑依合体して力を底上げする能力を使って戦うことが、戦闘の前提としてあるらしく、単一のキャラで敵を倒そうとすると苦労する。
倒せないことはないけど、相手が術者だったりすると、魔法連発されて簡単に倒れる。魔法を防ぐ為にも神依の使用は必須だった。
わたしはそれが嫌だったので、人間キャラをあまり使わず天族キャラ(主にエドナ、ミクリオ)を使うことにより、或る程度の戦闘時のカメラワークを固定し、敵の術者の術を止めることに奮戦した。後はスレイと脳筋なロゼがボコボコにすっから。

神依の何が嫌って、キャラが二人だけになるのが嫌なんだよなぁ・・・・・・。
今作の設定上、人数が限られてしまうのはしょうがないんだけど。それでもRPGでせっかく四人まででパーティ作れるのに、憑依合体して二人しか戦ってないって何だか味気ない。
・・・・・・まぁ敵に勝てない方がストレスだから、何度も使ったけども。


キャラクターに関して、特に炎上の種火となったヒロインについては、もう何も言うまい。
ただわたしは物語の進行が別段おかしいとは思わなかったな。いや、スレイが導師にさらっとなった理由とか、ロゼが従士にさらっとなった理由はよく解らなかったけど。
アリーシャのが断然ヒロインっぽいデザインだし、良い子なんだけど、末席とはいえ王女だからねぇ。国なんて関係ない導師についていくなら、王位を捨てなければならなかったろうさ。
王位を捨てずに従士になって、しかも序盤はスレイも導師として未熟だからその反動で身体に影響が出るとか、それは主神が早くに教えるべきだったろう・・・・・・。
そしたらアリーシャもスレイもさっぱり別の道に行けただろうに。

けど、アリーシャが離れても別の街でアリーシャの装備が売っているのを見ると、やっぱり何らかの理由でアリーシャは仲間から外されてしまったのでしょうね、Pの意向かな??
ロゼが悪いというか、無理にアリーシャを外したことによって、仲間の選択できる幅は狭まり、更にアリーシャをヒロインとして宣伝しておきながらスポット参戦なんて、あまりな扱いよ。そらーロゼにヘイトが集まるよ。

わたしはそんなにロゼは嫌いじゃないです。ヒロインぽくはないと思っていますが。
スレイとは仲良しきょうだいって感じだし、暗殺者であることをちゃんと受け止めているようには見えた、ような気がする。
ロゼの独善で暗殺がなされるのに穢れを生まないとかおかしい、という意見を見かけたけど、彼女は暗殺ギルドで仕事を請け負って、周辺を洗ってから、依頼者の依頼を果たすべく殺しているのだろ。「殺すのが仕事」というくらいだ。
仕事をすること、それを自分から進んでやっていることだったら内容がなんであれ、穢れを生むことはなさそうだ。
んまー攻略本には「善悪を超越した存在」とか書かれてしまったらしいので、善悪超越神ロゼなんて言われていたな。それはないだろ、殺しは罪だってこたー彼女も解っている。

実はゲームをプレイしてみると、サブイベやチャットなどでロゼが或る程度の認識を持っていることは解る。
それ以上に、周りがロゼを持ち上げすぎな節はある。なにかにつけて「さすがロゼ」って言うし。世間知らずか。いや、世間知らずだったな。
言葉で賞賛するしかないキャラって、大抵はファンから良く思われないよなぁ。Pの推しをゴリゴリ勧められているように感じられて、余計に良く思われないよなぁ。

しかし、これでデザインがアリーシャ並みに可愛かったら、どうだったんだろうか。
わたしはロゼの露出が無い服装、好きよ。旅に出るなら、あっちが正解でしょう。動きやすく、且つ肌は守れる。
アリーシャのデザインは可愛いけど、王女様としては少々、破廉恥かと。年頃の娘が腿を出し過ぎじゃて。


物語に関しては、ネタバレ無しで書くと、「こうするしかないよね」と思った。
とにかく主人公のスレイが精神的に達観している節があるんだよな。天族に言われるままに動くラジコン導師なんて言われていたから、どんだけラジコンになるのかと思ったら、わたしはそこまで感じられなかった。
どちらかというと、主神の方の発言が引っかかること多かったんだけど・・・・・・。
スレイは「こうしたい」て意思を勿論持っていて、周りがそれに意見を言うと、「そうだよね、じゃあこうしようか」と少し形を変えているに過ぎないんじゃないかな。
それがゲームの主人公らしからぬ物分かりの良さで、逆に言えば熱さが無いから、ラジコンなんて言われてしまったのかと。
アニメではそのへんが補完されて、熱い子になっているらしいので、アニメを見るのが楽しみだな。

そんで、ミクリオとの関係は本当に切っても切れないな。
BL的な意味でいいと思っていたが、話を進めると何故この二人がこんなにも一緒なのかが解る。
或る意味では、ブロマンティズム?? そこまで大きなもんじゃないか。
ゲーム中の称号にあるように、「同心異体」だ。

あ、でもスレイにちょっとだけモヤモヤしたことはある。
アイゼンをドラゴンから治す方法を見つけようと言ってエドナをレイフォルクから連れ出したのに、大してその方法を探す素振りなく、結局殺すことになったのはどうなんだ。
方法を探して、文献漁ってとか、必死になった描写があればいいけれど、それが無いとエドナを連れ出す為に嘘を吐いたようにしか見えない。
そんな子ではないと解っていても、アイゼンの元に行く前のイベントで見たエドナと同じく「約束はどうなったの?」と思うのは当たり前だ。
途中参加のザビーダはアイゼンと約束しているからね、それを果たす為に、そんで長く生きている天族として「ドラゴンは治らない」と知っているから殺すつもりで来ていたけど・・・・・・
このへんはもう少し丁寧に描いてほしかったな。エドナの希望をそんな形で潰さんでもよかったろ。

それから、とあるキャラが無駄死にだーと言われていたので、恐る恐る話を進めてみたら、あんまり無駄死にに感じなかったぞ。
なんていえばいいのか、彼はあの場面で自分の命を使うことにより、ケジメをつけたのではないか。過去の清算というか。
あのまま仲間に居続けても彼の心のうちは晴れないし、贖罪の機会みたいなものだったのかもしれない。
跡を継ぐザビーダも居たしね。
ていうか、ザビーダどれだけ生きてんだよ。


世界地図を手に入れることがなかったから、あんまり解ってなかったけど、確かにベルセリアの世界観を何となく残している部分はあったな。
天変地異によって大地の様相が変わってしまったようだから、ベルセリアの時に無かったレイフォルクが大陸の中にあるし、遺跡も崩れたりしているけど。
ローグリンに人が住んでいることには驚いた。あの不毛な大地に住んでいるのは、やはり天族への信仰が篤いからか?
ラストンベルもあれ、ストーンベリィなのかな? 鐘とラディッシュベルでしか判断してないけど。
凱旋草海とか、あの辺がアルディナ草原とか、考えるとおもしろい。


さて、今回のゼスティリアとベルセリアは三部作らしい。
なれば、この世界の行く末を語る話が出てくるはずだ。
願わくばそこにスレイとミクリオ、ベルベットとフィーが居てくれたらいいなぁ。
あれから更にどれほど経てばいいのか解らんが、導師の存在は途絶えないだろうからな。
ということは、災禍の顕主の存在も途絶えないのだろうが。

総評として、ベルセリアをできたから全クリできたと感じました。
クリア後ダンジョンはやるけど、二周目は・・・・・・どうだろ、しんどいかな。戦闘が。
ベルセリアの世界が恋しいので、戻るかもしれない。




リメイク聖剣2が終わって一息。ようやっと落ち着いてきたので、感想をだーっと綴ることにする。
と言っても、あらかたついったで吐き出してしまったから、そのまとめをここに書き連ねるだけになるのだが。
本当にとんでもないものを生み出してくれたなぁ。

そも聖剣はシリーズを追う毎に話題性に事欠けて、古参のファンでも追わない人が増えてきたように思う。
その原因の一つとして聖剣4の存在は大きいのではなかろうか。
全てのはじまりの物語でありながら、はしょりまくった展開と、敵をピヨらせないと通らないダメージと、ステージが変わる毎にリセットされるレベルと、ひたすら迷うマップとカメラワークの凶悪さが物語や音楽を台無しにしていた。
わたしの周りでも買ったのはわたしを含め3人ほどだったが、殆ど気力でクリアしたようなもので、実際の内容については憶えていないことの方が多い。
音楽が良かったとか、あのボスのステージないわーとか、そんな程度。

そこからイメージを良くしようにも、ナンバリングタイトルでつまづくって結構な痛手なんだよな。
出すハードも悪かったのかもしれないけど、まぁ聖剣4の影響が大きいよな。
聖剣3の19年前の話としてヒロマナも出たけど、特に話題にならなかった。下村さんが曲を作ってくださったのになぁ。

そして近年でいえばアプリ。ROMがまた盛大にこかされた作品で、サービス終了までしてしまった。
このへんで、今のプロデューサーが信用ならんなぁと思ったんだけど、スクエニもきっと大変なんだろうなーと思うことで終わりにした。
これ以上の悪いことは起きないでほしかった。
なのに起きた。

去年の聖剣コンサートにて明かされた、リメイク聖剣2の話。
初代ともいうべきFF外伝も既にリメイクされていたが、あっちはアプリだったのでわたしは手をつけていない。やりたければGBでやればいいし。
だけど、今回の聖剣2はハードがPS4だっていうので、少しは期待した。
その期待がまたしても「スクエニはほんと死体蹴りが好きだなぁ」と思わせるキッカケとなる。


Amazonのレビューも大炎上したリメイク聖剣2は、わたしにとっては「駄メイク聖剣2」でしかない。
あまりの辛い現実に、このリメイクは同人界隈で作られたものなんだと解釈することにしたぐらい。それぐらい酷い。
外注に任せっきりだったのか何なのか知らないけど、本当にベタ移植という感じ。リメイクされているのはグラフィックくらいのものだが、それもアプリに落とす予定なのかなと思うぐらいのグラで、PS4で出す意味が無いと思う。
まぁ、元から「オーディンスフィアに世界観喰われた」と評されていたぐらいだから、今から聖剣らしいグラ作ろうと思ったら、LOMまで立ち返るようだが。

その稚拙なグラで進む物語はイベントシーン等もあるけど、口が動かない。ただの口パクすらないので、人形のような感じが否めない。
主人公3人の声は違和感あまりないと評されていたが、わたしはちょっと無理だった。特にポポイ。耳がキーンとするタイプの声になってて、べぇさんに寄せてくれたらなぁと思わずにいられない。
プリムは可愛かったな。本当に普通の女の子。あそこまで普通だったら、逆に腹が立てられない。どうぞずっとディラックを追いかけてって感じ。
ランディについては、時々エンタメ決闘者の影がちらつくけど、概ねその歳の男の子らしい声と挙動だったように思う。
でも、メインキャラ以外は演技過剰だな。特にモブ。モブもフルボイスと聞いてどんなもんかと思ったけど、結構、無理して出している声が多いなと感じられて、これならメインだけフルボイスでもっとイベント増やしてほしかった。

イベントを増やした関連では宿屋での小話が挙げられるけど、正直「これじゃないんだよなぁ」と拍子抜けした。
本当に世間話っていうか、与太話なんだよな。この時こんなこと考えていたのかーって視点が欲しかったんだけど、会話が全体的に浅くて、重要そうなイベントの後も暢気なこと言っている場面が多かったから、今のシナリオライターさんはこんなもんかーと上から目線で思ってしまった。

SFCの時から既に違和感のある会話や言葉選び、設定など、直せるテキストはあったのに、何でまるっと移植しちゃうんだよ。
キャラの動きまで移植してあるから、この御時世のゲームで移動カクカクしているとか笑えない。
そのくせ、大砲屋で飛ぶシーンはカット、フラミーに乗った時の感動なんてあったもんじゃない。動きもただほそっこい子がふよふよしているだけで、生き物に乗っている感じがないんだ。
SFCの時のプログラミングがもうロストテクノロジーだとしても、もう少し何とかできただろ。

戦闘システムも、もっさりしていて爽快感はゼロ。
新規さんの目にはふしぎに映る、何もないトコ向かって武器を振るう仲間達も、「同じフィールドに敵を3体しか配置できない(というか、しない)」から起きている動作なのだろう。
ちょっと場面を切り替えればすぐに出てくるんだけど、画面を切り替えずにいると敵を減らさない限り、プログラムとして入っている敵は出てこられない。
しかし、「ここに敵が居ますよ」ってプログラムそのものはプレイアブルキャラが認識しているから、あんな何にもないとこに向かって武器を振るのだろう。
あと、数値を100%まで溜めないといけない関係で、敵を攻撃した後みんな明後日の方向を向くんだけど、これも何とかしておくれよ。シュールだよ。

戦闘のリズムも悪ければ、バランスも悪い。
雑魚敵に攻撃が当たらないので、かつてないほどセイバー系の魔法を使った。ストーンとフレイムが有能過ぎる。
というか、その辺の当たり判定がガバガバすぎるだ。ラスボス戦、終わらんかと不安になったわ。
ボスは魔法がよーーーく効いてくれるので、労せずして倒せる。雑魚の塊の方がよっぽど強い。

が、今回の一番の強敵はフリーズからのエラー落ちである。
お金払ってデバッグさせられているようなもので、これが面白いぐらいに落ちる。
というか、ディスクに疵があるとか物理的な面で問題があってのエラーならともかく、ゲームの出来が不充分でエラー落ちするって、どんだけ未完成な作品なの。
これは1時間でも遊べば解ることなんだけど、よくこれでスクエニはGOサイン出したよね。
クソゲー界の征夷大将軍といわれる「デス・クリムゾン」だって、「本当にこのゲームを世に出すのか」と言われていたというが、わたしはこの駄メイク聖剣2に言いたいね。
レベル上げて、防具も手に入れて、そろそろ落ちるだろうから帰ろうと思った瞬間に落ちた時の口惜しさを、わたしはけして忘れないぞ。

音楽もまた賛否両論だったけど、正直これはまだ救済措置があった。
アレンジか原作が選べたしね。わたしは開き直ってアレンジにしたけど。
全体的にアレンジはありだったな。菊田さん本人のアレンジが酷いのは笑ったけど、あれが今のあの方の全力アレンジだというなら、どこかしらの層に応えてのことだろうし、まぁいいのではないでしょうか。
個人的に好きなのは「熱砂の秘密」と「聖なる侵入」と「鋼鉄と罠」かな。
静かな曲のアレンジは外しようがないと思うけど、それでも綺麗に作れているものが多かった。
あ、けど「伝説」のアレンジは納得いかなかったな。
一番納得いかないのは、大神殿の浮上に合わせて「暗黒星」が使われなかったことだね。何であの一大事にまだ「未知への飛行」がかかっているんだ。


中身以前にゲームとしての出来が悪すぎて、こんな形で聖剣の名を地に落としたプロデューサーは、今頃何をどんなふうに思っているのでしょうね。
制作側にも勿論、いろんな理由や葛藤があったと思うけど、プロデューサーが子どもの頃に遊んだゲームは、こんなもんじゃなかっただろ。
オーラの無い人だなと思ったが、やはりファンに正統派続編を作らせるのは無理かな。オリジナルを越えるって気迫が無いと、結局はこうして劣化版を生み出すだけかな。
自分の好きなゲームが自分の所為で批判されたり、炎上している様を見るのって、どんな気持ちなのさ。
あなたはこの聖剣2で友人らと、或いは自分の子どもと遊びたいと思うだろうか。

悔しいと思ってほしい、この現状を。
パッチをあてても直りきってないんだぞ、なのに音沙汰なしだ。逃げるんじゃないよ。
聖剣を継ぐ者だなんて持て囃されても、あなた自身に力が無ければこんなもんだ。
わたしは制作側じゃない。まだファンの側。それでも悲しいぞ、惨状と言ってもいい。
そんな状況を生み出しておいて、まだナンバリングタイトル作るつもりか。
あなたの踏み台でも玩具でもないんだぞ、聖剣は。

今後もこんなふざけた作品を出すようなら、いつまでも同人作品だと思うことにする。
もっとがんばってほしかったよ。聖剣を継ぐ者に滅ぼされるなんて、それだけで一本書けちゃいそうだぜ。



の一周目が終わり、隠しダンジョンもクリアでき、隠しボスもいつのまにか撃破していたので、残すところはもう強くなったラスボスとの戦闘しかありません。

元は「undertale」のサンズに勝てそうになくて、息抜きも兼ねて始めたベルセリア。
テイルズは正直、シリーズ全然やったことなくて、初めてやったのはファンタジア。その次にアビス。その次にエクシリアとエクシリア2だった。
つまり、藤島テイルズ中心にしかやったことなかったのである! 完全に絵で選んでいる!

だけど、エクシリア辺りで藤島さんの絵に疑問が出てきて、いのまたさんの絵が現代に寄せてかなり綺麗になってきていて、苦手意識は薄れていった。
そして女性の単独主人公は今回が初めてということで、その主人公がまた好みのデザインだったので、あまり期待せずに片手間程度にプレイすることにしたのだ。

まぁ、そんなナメくさった態度だったのも、ゼスティリアの件あってこそなんだがな!!
調べれば調べる程、酷いよホント・・・・・・。
実は買おうかと思っていたんだけど、周りの評価を見てから決めようと思っていたんだ。危なかった。
テイルズの最新作を純粋に楽しみにしていたファンの方々には悪いと思いつつ、テイルズは「新しいの出たら買うぜ!」で意気込むと地雷を踏む危険がある。個人的に、だけど。
エクシリア2はキャラデからして、ジュードとエリーゼの劣化が悲しかったしなぁ・・・・・・。
話は一番面白かったんだけどね、アビスよりは好きだったね。

そんなわけで、期待するにもできなくて、だけどゼスティリアよりは良いって肯定的な意見もあったから、値下げされているうちに買いました。


結果から言うと、すっごく楽しんでいました。
話も一時期「それでいいのか?」と思ったけど最終的には納得できたし、キャラも活き活きしていたし、戦闘も楽しかったし。
従来の戦闘よりもやりやすいと思ったのはわたしだけ? 従来とか言って、そもシリーズ全然通してやってないけどな!!!
ファンタジアの戦闘が結構好きだったんだけど、自由度上がるとベルセリアがわたしの中ではダントツに面白かったのでした。
魔法使いのキャラでも恐れず突撃するわたしのスタイルに、ライフィセットもマギルゥもついてきてくれたよ・・・・・・君たちの秘奥義を見たかったんだよ・・・・・・。

音楽はあんまり耳に残らなかったけれど、ラスダンと隠しダンジョンの曲はかっこよかったな。
あと隠しボスとの戦闘曲もか。桜庭さんの曲はVPの時が一番好きだけど、その片鱗が窺えて嬉しかったですな。
あとは恐怖の島とか、ねこにんの里もいい。村ならアバルとタリエシンが好きかもしれない。レニードも捨て難いな。
・・・・・・意外と耳に残っているものだな。

キャラクターに関しては、テイルズはキャラゲーと聞いているので期待している部分があった。
まぁ、ライフィセットぐらいだったけどね!! ショタ万歳だったね!!!
けれど、物語が進むにつれてみんな好きになっていけるのだから、不思議なものよ。
アイゼンとか、絶対に好きになれそうにないなーと思っていたのになぁ。マギルゥとの公演とか海賊衣装のくだりとかで、一気に好きになってしまった。
エレノアも、「こういう真面目キャラ居ないとパーティ締まらないもんね」とか思っていたけど、居てくれて良かった。悪い娘ではないんです。
マギルゥのムードメーカーっぷりに隠された過去とか、或る意味、あの面子の誰よりも壮絶なのでは・・・・・・?
ロクロウはさっぱりしていたな、終始、さっぱりしていたな。あれだけブレないキャラってのもいいもんだよ。
で、ベルベットに関しては・・・・・・わたしは好きになれました、良かった。外見もさることながら、声優効果もありましてね。さとりなさん大好きなんだよね。
他にもわたしの好きな声優さんが出ていたのですが、それはネタバレに引っかかるので、隠して語ります。

テイルズを知っている方には上手くプレゼンできないけれど、知らない方にはとにかく勧めたい。
あ、でも一般的に見れば暗い話だというので、ハッピーエンドがいいって方には勧めづらいかな。
でも、RPGには闇がつきものだろう。暗い話あってこそ、みんなの成長が輝くもんだ。

ゼスティリアの過去の世界での話とのことですが、前作知らなくても全く大丈夫です。
寧ろこれだけ補完しなければならなかったゼスティリアが果たしてどれだけ酷いのか、逆に知りたくなるぐらいです。
しかもこれ三部作? らしい???
ということは、ずっと未来の話をしてくれるのかね。それは是非ともやりたいね。
だったらゼスティリアもあれだけの酷評を下されているけど、やらなければならないんじゃないのかね。そんな気になるから不思議です(2nd)


さて、それでは好きなことを隠して書きましょうね。




発売から1ヶ月して始めたドラクエ11を3ヶ月近くやっていたのは、わたしです。
まだできることは残っていたんだけど、一旦、幕引きと致します。お疲れさん。

知る人ぞ知るRPGの王道。実はあんまりプレイしたことがなかった。
8と6かな、やったのは。いずれも変なとこで躓いて、それからプレイすることもなく。
今回はドラクエ苦手意識を無くすためにも、久々に始めてみたのであった。

で、どうだったかといえば・・・・・・もう満足。
ちゃんと伏線も回収してくれて、裏ボスまで用意してあって、更に表と裏のボスより強いだろうクエストのボスまで居て、この充実っぷりに感無量ですよ。
ドラクエをシリーズ通してプレイしてきた方々にとっては、とても思い出深い作品になっていたのではなかろうか。
シリーズ通してないわたしですら、思い出深いと感じるからねぇ。

最初はやっぱり3Dって慣れないなぁと思ったし、透過されていない木とか建物にぶつかって画面酔いが酷かった。
これはひょっとしたら途中で諦めるようかなと思ったもんだ。あの辛さは聖剣4以来の辛さだった。
だけど、話に段々入れ込んでいくにつれて画面が気にならなくなり(たまに危なかったけど)、最後までプレイすることができた。良かったー。

何を話してもネタバレになると思うので、以下は隠します。
とにかくプレイしていただきたい。難しい操作や謎解きは無いので、万人が楽しめる筈だ。
わたしは160時間近く、たっぷり遊ばせてもらった。あ、PS4版ですよ。



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