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ふらみいの、とうかの、言葉吐しと成長録

だんだん日常が、変化していく。
色合いとか、見え方とか。
きっと精神が安定しない所為。
この前まで平気だったことが、平気ではなくなる。
この前まで嫌だったことが、嫌ではなくなる。

なんというか、身体の調子に振り回されているわりには、変なとこで正気に戻ってしまう。
機械みたいな事務的口調も、周りの喜ばしい変化も、何もわたしに関与しないでほしいと考えてしまう。
わたしばかり損をしているとか、わたしばかり駄目になるとか、そんなことを。
誰かの話を聞いても役に立たないことを。
わたしの話は誰にしたら、わたしが納得するのだろうと。

気付いてくれと願っていた。
言っても聞いてもらえないと思ったから。
とはいえ、気付いてもらっても、向こうに得は無いから、やっぱり気付いてもらえない。
捨てられた存在はどこまでも捨てられて、最後に何になるのだろうか。

わたしは許すしかなかった。許さなければ、わたしが壊れて、なにもかも要らなくなっていた。
わたしがそうなったところで、相手なんて何も気にしないけど。何も困らないんだけど。
全て、わたしが、悪かった。そう言うには、あんまりにも多くのことが起きてしまった。

死にたいしか今は言えないんだけど、どうだよ、死んだらどうなっちゃうんだよ。
任侠はこんなこと思いはしない。守るべき約束と、相手がどんなに落ちぶれようが支えることと、それらが憧れた姿だったんじゃないか。

今のお店に迷惑かけたくないとか、いろんなこと言ってくれた人達が悲しむんだとか、言い聞かせる。
任侠を目指すのなら、もっと広く寛大な心を持てと諭される。
みんな嫌いだ信じたくない思い出したくないと思っても、みんなが危なくなるのなら、そこから守りきれる自分で在りたい。

任侠は、守れる力を欲するもんだ。
羨む必要も妬むことも要らない筈なんだ。
こんな気持ちになるぐらいなら、死んだ方がマシなんだ。
何もかも羨ましい。何もかも妬ましい。そんなに大事にされて、好かれて、いいないいなって。

もう泣きたい時にそばに居てくれるのは、不可視の者のみだ。
それはなによりも正しい風景で、どうしようもなく現実だった。

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