ふらみいの、とうかの、言葉吐しと成長録
それは解らないけれど、昨日よりはマシな状態になった。
仕事を今日は休ませてもらって、考えないようにして病院へ。
久しぶりに行った心療内科で、話をして少し泣く。
この泣く時も、僕は溜めていたものをあの子の前で吐き出すようにしていたから、それができなくなるのなら、泣くことも自分ひとりでできるようにならなきゃって思う。
薬はたくさん飲むのが怖くて、買わなかった。
たった7錠でも、あの頭痛と身体の怠さはなかなかくるものがある。
衝動的に切ったり、ODしたりでは、今の仕事場に迷惑が掛かる。だからできないと思うと、余計に死への近道に入り込みやすくなる。
死にたいと思った。強く強く思った。
リストカットでも、溺死でもいいから、とにかく死にたいと。
だけど、本当に意識を手放すその瞬間に「あ、やっぱり死にたくないや」と思ってしまいそうで、それが怖くて死ねなかった。選ぶことも、実行することもできなかった。
この先を生きていくと、辛いことばかり起きる。
楽しいことや幸せなこともあったけど、苦しいことや悲しいことの方が思い出せてしまう。
その悲痛さも辛苦も、あの子の存在を頼りにして越えようとしていた。
依存しないようにって思っていたけど、慧香のことも坂本さんのこともあった後では、あの子を信じようとすることで精一杯だった。
今もまだ解らない。
今までの特別視した関係から、普通の友達とやらになることを、理解できない。
そうなるくらいなら、友達じゃなくてもいいんでないかって、自然に思ってしまう。
そうじゃなく、これからの関係構築で、あの子は何を手に入れようとしているのだろう。
手に入れるのではなく、僕と縁を切るつもりが無いだけか。
僕は物語から飛び出してきたような存在だから。
このリアルで生きていくには、およそ邪魔になるような感動や感激や激情を有しているから。
事実は小説より奇なりというじゃないか。僕はあの子に思い入れが強すぎるのだ。
けど、止まれない。もう止まれない。
それはあの子の所為じゃない。僕の所為だから、関係を変えてほしくなかった。
関係が変わったら、もう近付けない。どこに居ていいのか解らない。
僕は強くならなくちゃいけないと、何度も言い聞かせてきた。
それよりも何よりも、あの子を大事にできるような魂の器が欲しい。信じてほしい。
戦いも、運命も無いと思われる日常のなか、明日も元気に生きていてくれるとは限らないから。
本当はそう思われるのも好ましくないのかもしれない。僕の勝手だから何も言わないだけで、本当は気持ち悪く思っているかもしれない。
死にたくて、死にたくて、そんな時に思い出す顔はもうあの子じゃないけど、忘れたわけではない。
死を想えば想うほど、あの子に会いたくなることもある。逆に会わずに死にたいと思うことも。
もう、人を信じる最後の砦ではないのかもしれない。あの子が嫌がるなら、やめなきゃ。
僕は言葉で何度でも語るから。
ぼくに戻れるまでは、僕とわたしの境目を行ったり来たり。
特別視したっていいじゃないか。できれば君にもそう思ってほしいと、まだ考えてしまう。
そしたら、何も怖くなくなるのか。
生きていく為に利用するのか。
他の人間より数倍は手が掛かるけど、僕はまだ生きている。
死にたいと言いながらも生きている。
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