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ふらみいの、とうかの、言葉吐しと成長録

随分とたくさんの変化に見舞われてきた中で、未だ続けていることは多い。
それらはもう自分にとっての一部で、なくてはならないもので、損なわれてしまえば自分ではなくなる程のものばかり。
この歳になるまでに、そういったものを見つけられたことは幸運だった。

僕の人生が『ピンクのワニ』の話の様になればいいと切に願う。
僕自身は、べつに僕が居なくてもいい。誰かが演じるだけでいい。紅弥だって、燥良だっていいんだ。
だけど、もし器が無くなって、僕が認識される存在じゃなくなった時、ほんの少しだけ思い出してもらえたら嬉しい。
否、そんなふうに誰かに想ってもらえるような生き方を、僕はしてきたのだろうか。

忘れえぬものは遠い場所にある。
記憶とか、場所とか、そんなもんばかり。
僕はいつも置いていかれる存在だけど、たまにはみんなの先を往くのもいいだろう。

結婚できたとて、仕事に就いていたとて、やはり僕は僕のままだ。
それが嬉しくもあり、辛くもある。
書いてばかりだった時間もあれば、今はひたすらゲームやら何やら取り込む時間が続く。
でも焦らない。僕の世界は潤沢になっていく。そうすれば、今までの書き方とこれからの書き方と、上手く融和してくれる気がするんだな。

一方で、適応障害が長引く。
思考の変化はめまぐるしく、衝動的に薬を大量に飲んだり、誰かを傷付けたくなったりする。
そういう時は近しい人間に対しても、八つ当たりしてしまう。

「元気ないね」と言われたら、「大丈夫かい?」て訊かれたら、「大丈夫だよ」って言うに決まってんだろ。
「元気ないし、もうやばい」て素直に述べたら助けてくれるんかよ。
いいや、助けたくて言っているんじゃないよな、確認してんだ。こいつはまだ生きていられるのかな、って。
駄目そうなら離れるし、まだいけると思えば使うし。そういうもんじゃろ。

疲れた、ただそれだけ思う。
立ち止まっても仕方ない、今はまだ身体が使えるからギリギリまで金貯めたい。
もうどうなってもいいや、手放す覚悟を待っていたら死ぬことなんて怖くなるだけだ。
書き留めておいたら、誰かの言葉を代弁したり、心を揺さぶったりするのだろうか。

終わらない物語と、忘れえぬものと、僕にくれるのは破片だけでいいんです。
世界の破片て言っていた、あれ。
僕は世界をまだ知り始めたばかりだ。
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