ふらみいの、とうかの、言葉吐しと成長録
いつまでも悩んで、苦しんで、辛い瞬間を繰り返して、この輪廻のよーな仕組みがどこまで続くのかと、最近ずっと悩んでいる。
こっちにも悪かった点があったとして、何でここまで苦しまなければならないのか。
他者の関係を壊す一因になったからか?
その身に過ぎた幸福や安堵を手に入れようとしたからか?
下半身にまつわるあれこれ困った出来事は、何かが終わればすぐ何かが始まる。
ただの腹痛ではなく胃炎、機能性ディスペプシアと診断され、今度は腰が怪しい。裂肛のような激痛に苛まれ、冷えても飽食でも同様の激痛が起きて睡眠も侭ならない。
例えばこれが相手からの呪詛だとしたら、存外、悪い気分ではない。
そりゃ起きていることは辛苦の一言に尽きるが、相手に僕への関心がある限り、相手の精神も侭ならないということだ。
しかも、一番気にしてほしい子の隣に居る人間が呪詛を送っているってことになるから、その人間にとっては不本意だし、嫌な気持ちで毎日を過ごすことになるだろう。
あなたではなく、その一番気にしてほしい子に同じ地獄に堕ちてきてほしいのだが。
一方、これが僕が与えた呪詛が或る程度返ってきてしまっているだけなら、相手方にもそれなりの影響が出ているものと思われる。
不仲、不妊、周囲の環境の劣化などなど・・・・・・自然に起きたことと思えば運命を呪うだろうが、それがもし作為的に行われたなら、結構な脅威となり得る筈だ。
干渉したのは環境、空気のような部分。そこを捻じ曲げ、穴を開け、生きた者を引き摺り込みたい奴らが集うと、立派な餌場となることを知った。
僕がやったのはそういうことだ。
勿論、これがまったくの妄想だとも思う。人を呪った、成功した、だから不幸になったという充足感のようなものを得るため。
でも嬉しくもなければ、悲しくもない。そこまでやったって、壊れたものは元に戻らないし、傷付いた部分だっていつまでも膿んでいる。
それだけのことをしたのだと魂にまで刻んでやらねば、怒りは治まらない。
妄想だろうが現実だろうが、思い知らせてやりたいと震えるほど、自分を守りたかった。いったい何回傷付ければ気が済むんだ?
こんなことを、同じことを、何度も繰り返した。十ヶ月の時が流れた。
そろそろ終いにしたいと願うようになった。疲れてきた。
人に対して気持ちを向けて、それが激流になればなるほど、使う気力も体力も生半可なものではない。
昔からそうだった。その時は思春期だからだ早く終われ~と願ったが、これはもう性格だ。
諦められない。一度でも繋がったものは最後まで繋いでいたいという、奇特な性分なのだろう。
何であの子にばかり? と自分でも解らなくなってきたが、何かがある。ずっと何かが解らなくて、知りたいから一緒に居る。あの子にも、そういう気持ちが僕に対してあればよかった。
疲れてきたから赦してしまおうかと思った。
その時、別の声がした。
「まだ楽にはさせない」
「まだ終わりにはさせない」
そういう声がした。
自分の声ではなかったが、怒れる自分の声がしたのかもとも思う。
なにせ、そこには一人しか居なかった。不可視の友人らは近くに居たが、こういう声がする時は大抵が外ではなく、内からだ。
僕の内側はまだ燃え滾る釜のようで、ぐらぐらと不毛な感情と一瞬を繰り返す。
それこそが僕への罰で、いつまでも続く生き地獄だと言わんばかりに。
誰かを呪った代償をずっと払い続ける。
でも、そもそも僕だって大いに傷付いて、戻れなくなったわけだが。
その傷付いた部分を代償として、呪ったつもりなのだが。
何故また新しく傷付いて、苦しまねばならない。
その間、あの子は自分の人生を運命だと感じながら、勝手に生きているというのか。
これではいつまで経っても怒りが醒めない。辛いだけだ。
僕だけが辛いのは納得いかなかった。相手にも同じような生き地獄を。
それは周りの人間との軋轢ではなく、僕に対して感じてほしい。
僕のことをいつも忘れている、選んでくれない、都合よく使って何かの代替品にする。
それでも、僕は君の味方でありたい。呪ったくらいで君を嫌っただなんて、思ってほしくない。
どうしてこんなに寂しくて悲しくて、手前勝手な決意を持っているのか、きっとあの子には解らない。
解らなくてもいいけど、忘れないでほしい。君みたいな関係を作れる人間はそう多くない。
今でもともだちだって言えるんだろうか。もう何も無くなってしまったのだろうか。
ここから先何年か経って話す機会ができたとして、以前のようにできるだろうか。
できなくてもいいんだ、話せれば。いつも新しいものを作ってきたんだから、そうすればいい。
僕にはできる。君にできなくとも、いつもそうしてきたから。
今はただ生き地獄で手足を喰われるような日々。何度も同じところから苦しみが始まる。
もう終わりにしたいのに、何かがまだ終わらせない。どうしてなのかも教えてくれない。
身体にまつわる不調は深まるばかりだ。殺すならひとおもいにやってくれ。
来世があるなら、同じことの繰り返しなら、ここでの記憶を持って次に臨みたい。
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